■ ホンダ モトコンポ ちょっとレストア! ■  2011.08.24

ホンダ 初代シティが発売されたときに、シティに搭載できるバイクとして発売されたバイクです。
特徴はハンドルが収納できて、横積みも可能なこと!
もちろん、スピードは30kmがいいとこです。

さて、TORIのモトコンポですが、
このモトコンポは10年ほど前に入手したものですが、
何回か乗った後数年間寝かせて不動となり、バイク屋のお世話になって動くようになった後、
また物置で眠っていた・・
というかわいそうなバイクです。

そんなモトコンポですが、
ふと思い立って「ちょっとレストア」してみることにしました!



第1回 8/14 モトコンポ 甦る! 

さて、TORI・モトコンポですが、
当然エンジンはかからないものと思いましたが、翌日の整備に備えてとりあえずバッテリーを充電しておきました。



バッテリーもほとんど死んでいると思われましたがとりあえず取り付けました。
ガソリンを入れ替え数十回キックを行うとなんとなくかかりそうな気配が・・・なんと爆発するではないですか!



 しかし、案の定エンジン回転が続きません。となるとまずはキャブレターの清掃ですね。


サイドカバー、エアクリーナーを外してキャブレターを確認。キャブクリーナーを吹きかけ、エンジン始動を繰り返すこと1時間!

少し、エンジンが回るようになってきましたが、アクセルを開くと回転がついてこないばかりか止まります。

 アクセルワイヤー、チョークワイヤーを外してキャブクリーナーを・・・変わらず。
燃料パイプ、オイルパイプを外して確認・・・とりあえず良さそう。
エア調整、アイドリング調整をいじっても・・・変わらず。

 やっぱりどうやっても、吹けあがりません。 

 こりゃキャブの分解清掃しかない!
さすがにそこまでは出来ませんので以前見てみてもらったバイク屋電話しました。

 症状をいうとやはりキャブレターが原因らしいとのこと。
修理代は1.3諭吉ぐらい・・・しかし明日から1週間お休みだと言うではありませんか!

 それなら、駄目でもともとと腹を括ってキャブレターを外して、穴という穴からクリーナーを吹き付けました。

 ここでキャブレターの下になにやらバルブがついていることに気がつきました。
なにげなく緩めてみるとなにやらドロドロした液体が出てくるじゃありませんか!

 「もしかするとこれが溜まっていたのが原因か・・・?」

 もう一回キャブ全体にクリーナーを吹きかけて組みなおしキックをすると、
なんとなく回りそうな気配です。いや吹けあがるようになりました!

 ここで、エア調整をアイドリング調整をすると今度はバッチリです。

 「ただ、ちよっと?」といえばチョークを少し引いておかないといけないこと。
これは数年前にバイク屋に出したときも言われていたので、これが正常なんでしょう。
というか、モトコンポのキャブってメインジェットが固定なので、ジェット交換で調整が出来ないので仕方がないとか・・・

 何はともあれ、通常の使用に耐えられそうなレベルまで何とかなりましたので良しとします。
こんな感じでハンドルがたためます。 本来はこの上にカバーがつきます。


・やればなんとか出来るものですね。これでまた一つ勉強にになりました。

 ところが、さて動くとなると車に積んでいけるしナンバーがほしくなってきますね。 

第2回に続く・・・