■ ポンコツ号 ジロー 初期キット ■  2007.12.11

「30年数年前に登場した練習機の決定版『ポンコツ号 ジロー』・・・
そのキット価格の安さもさることながら、
そのシンプルな機体に目を覚まされた人も多かったのではないでしょうか!?
私が小学校6年の時に一番初めに買ったキットが、OK模型(パイロット)の”ファイタートライ”で、
胴体絹張り、主翼フィルム張りで仕上げたのですが、
ちょうどジローのキットが発売になり、こちらを仕上げて初飛行に備えました。
ところが、当時は教えてくれる予定だった模型店の飛行場が閉鎖になり、
ファイタートライ、ジローもお蔵入りになってしまいました。
その後就職して、知り合った先の方がスタント機を飛ばしているとのことで、
教えていただく時に持っていったのが、以前作ったポンコツ号ジローでした。
製作から10数年経っていたこともありそのクラブでは話題(笑い?)になりました。
そんなポンコツ号も数回の飛行のあと、操縦ミスであえなく墜落=>全損となりました。

近年、ヒロボーより近代化され再販されましたが、
やはり、昔を知っている私にはちょっと違和感がありましたが、
現代風という意味では”あり”かも知れません。

まあ、何はともあれご紹介いたします。


まずは箱の外見です。
なんとなく古めかしくて、懐かしいですね。

箱がボロイのは30数年を経てきたので仕方がありませんね。
良くぞ!残っていたものだと思っています。
この後のキットはカラー印刷の箱になったと思います。


■図面です! ■
何故か図面の文字は

『ヂロー』

となっています。
キット内容です。
今ならビックリ大ブーイング?の

胴体側板と底板材

その辺のプリントベニア?
ポンコツ号たる所以ですね

ポンコツ号シリーズはその後、
アイちゃん、ター坊、タロー、フクちゃん、カモメ、アメンボー、ジャンボ等と
ポンコツ号のコンセプトをおさえたシリーズが発売になりました。

さて、このジローのキットですが、いつ買ったのか自分でも覚えていません。
この手の機体は”パッパと作って、飛ばしては壊し”ですので、キットはほとんど残っていないのでないでしょうか?
当時はとてもコレクションになるとは思ってもいませんでしたが、
今見直してみると、懐かしい思いがいっぱい溢れてきますね!