No13 「 ムサシノ モスキートモス号(1/1?)
更新日2000.11.03
(おことわり:MMLのインタビュー内容やムサシノ掲示板の内容と重複する部分がありますが、
同じ人間が書いた内容なのでお許し下さい。)
プレーリーをで単独飛行が成功してからというもの、ムサシノ機に惚れこんでしまいました。
次の機体はハミングカブ号が候補に上がっていたのですが、
Nabeさん、tsuneさんからモスキートモス号に薦められ、
速攻でモスキートモス号のキットも買ってはみたものの、
いつもの調子でしばらく在庫状態が続きました。
それでも4月のムサシノ飛行会に間に合わせようと生地完成まではすんなりいきました。
しかしまたまた、そこで停滞してしまい結局飛行会には間に合わず、
初飛行は2000/06/17にTsuneさんに見守られながら行いました。
初飛行時は非常にゆっくり飛び、感激していました。
そこに落とし穴があったのです。
初飛行(土曜)の後、モスが”大嫌い”になる事件?が発生したのです!
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初飛行はワンフライトしかさせませんでしたが、
翌日の日曜ににひとりでまた感動を味わおうといつもの場所に行って飛ばしたのですが・・・・
でも・・・
ちぃ〜とも面白くありません。
というか頭に来るくらいのひどい飛行でした。
天候は穏やかのように見えて、風はリボンが時折水平になるようで、
上空・地上付近とも風向が変化するあまりよくないような天気でした。
面白くない感じというのは、
1)お尻下げで飛んでいる気がする。というか主翼が大仰角で飛んでいる。
向かい風側で特に感じる。
2)上空で勝手に偏向飛行する。(風のせい)
3)エンジンスローで頭下げが起こる。
4)エンストした(50CCでは10分ぐらいしか飛ばない。)
5)思ったより”以上”に沈下してくる。
6)しかし、地上1M以下では思った以上に伸びてくる。
7)3〜5)のおかげで長靴が使えた。
(滑走路に届かず、田んぼに着水したともいう)
8)プレーリー号の方が飛ばしやすい?
9)ゆっくり飛べない(飛ばせない)!(プレーリーの方がゆっくり飛ばせた)
どうも機体の重心・バランスが取れていないような気がしています。
(3フライトでやめてしまいました。)
本日は昨日と同じセッティングで軽スタントを試してみました。
宙返りOK。
背面は苦しい!(舵角が足りない)
やっぱり5)6)を感じる。
着陸がやりづらい!
(5,6)の感じで、「グッ〜と下がって、す〜っと伸びてしまう」ため・・・
ヘタクソ!?)
やっぱり「機体の重心・バランスが取れていないような気がしています。」
頭が重いのかもしれません。
メカは図面の指定位置では頭が重くなってしまいます。
調整したつもりですが、明日はお尻に重りを積んでみようかと思っています。
今日はあんまりお尻下げ出なかった気がします。
旋回時に落ち込みが大きい気がします。
姿勢を崩した時の回復がプレーリーより遅い(悪い)です。
なんだか土曜の気分が吹っ飛んだ気がしています。
ただ単にセッティングが悪いのでしょうか?
その翌日)
今朝も5時半から1時間ほどモスキート号を飛ばしてきました。
昨晩、いろいろな方にご指導頂いた点を改良点してみました。
1)
重心位置の調整
これはとってもノーズヘビーでした。買っておいたCGマシーン?で図ったところ
適正位置で、前傾する事30°! テールに10グラムの重りを積んでOKになり
ました。
2)主翼バランスの調整
翼端に木ねじ一本追加
3)ラダーリンケージやり直し
4)スローネジの調整
”重心位置”はひどく前だったようです。
これではスローで沈下していくはずですね。
結果は・・・・・!!
とっても、とってもGOOD!!
今日はいつもの田んぼ上ではなく、サッカー場で飛ばしたのですが、
そのほとんどの飛行を”サッカー場内!!しかも高度3メートル以下”で
行いました。
つねさん、なべさん、とくさん皆さんが絶賛するはずです。
高空でのスピードも十分くらいでますし、ラダーロールから背面もOK!
それよりも、低空・低速性能がずば抜けてスゴイ!
ムサシノビデオで館林氏、島崎氏が行っていた低空飛行・旋回・8の字
飛行が安心して出来ます。
アンテナ先50Cmも楽勝!地上30Cm飛行も出来ます。
ちょっと失速してもエンコンを”チョン”と吹かせばノープロブレム。
完全なパークプレーン(サッカー場)飛行です。
「空飛ぶ愛犬」のように素直に飛びました。
追いかけっこも出来ますし、後ろから捕まえられそうです。
やっぱりプレーリー号より低空性能は高かったです。
今日は
満タン50ccで20〜25分飛びました。
(まだスローが高いですが、昨日はニードル開けすぎで燃費が思いっきり
悪かったようです)
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といった次第です。
とにかく二日目は頭にきました。面白くないのって、飛ばしづらくて。
なんと言っても10分しか飛ばないし、
滑空性能は悪くプレーリーなら楽勝の位置から届かず、
田んぼに着水するんですから。
その後の飛行でも着陸進入スピードは速いは、フレアーで失速するは、
かわいさあまってにくさ百倍!
で翌日重心位置を再調整したら・・・・。
ご機嫌な機体になりました。
しかし
重心位置の調整であんなに違うとは思っていませんでした。
プレーリーやスカイウォークではたまたま合っていたのを、
ムサシノ機の許容量と勘違いしていたんですね。
ちょっと横着しすぎました。
でも
きちっとすればこれほど面白い機体はありません。
機体製作もトラス部が面倒に感じますが、やってみれば大した事ありません。
唯一の欠点は機体が大きく収納に不便な事ぐらいでしょうか?
ただし、10クラス機に較べてということですが・・・。
面白いといえば軽スタントは、
・ループ
・背面飛行
・ラダーロール・
・インメルマンターン
・追いかけハンドキャッチ(エンジンはかかったまま)
等が出来ます。
他にも出来るかもしれませんのでおいおいチャレンジして行きたいと思います。
しかし、
モスキートモス号の真骨頂は低速低空飛行でしょう。
これほど安定した低速・低空飛行できる機体は類を見ないでしょうね。
飛行技術でカバーしているのではなく、逆に機体が飛行技術をカバーしてくれます。
だまされたと思って製作・飛行にトライして下さい。
ゆとりの癒し飛行が出来ますよ。
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モスキートモスが4機です。 |
4機も集まるのは珍しいのでは? |
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エンジン始動風景です。
個人的にはこの構図がスキです。 |
発進直前です。 |
(仕様)
エンジン |
OS10FP |
プロペラ |
APC 8×4 |
サーボ |
F社3101、S143 |
受信機 |
GWS6ch |
バッテリー |
250mAh |
総重量 |
835g |