No53 HPI F22 ラプター  

2004.05.14
 石川さん(君?)のラプター!
もうすぐ飛行会も近づいてきまして、
そろそろ自己製作の機体をはじめようとあれこれ思案していましたが、
以前よりHILLさんからもご指名されていた”F22 ラプター”の製作をはじめることにしました。
発泡スチロール機ということで、ちょっと躊躇していたのですが、
飛行画像をが非常にカッコ良かったので、ちょっとワクワクしてきました。

ということで、今回もまずはキット紹介から!
キットの外見です。

  全長    約870mm
  翼幅    約640mm
  主翼面積    10du
  全備重量    550g
  モーター  370ギヤダウン
  RC装置     3Ch


キットの中身です。
胴体部分です。

中身はまだ良く見ていませんが、やはり発泡スチロール機のブツブツはいただけませんね。
飛行姿は良いようなのですが、この機体も一発芸飛行機になってしまうのでしょうか?
6/27 追記)
キット付属の取扱説明書の不親切さが目に付きます。
確かに写真・画像が入っていて一見わかりやすいのですが、
尾翼、主翼を取付ける基準が全く指示されていないのです。
下記でも書きましたが、
機体図面もないため主翼の基準がわからない状態で戸惑ってしまいました。
この取説は完全に製作・設計者がのための仕様で、ユーザーの立場にたった書き方・構成では無いですね。
ぜひ改善してもらいたいです。


( 製作・飛行編 ) ここからは一番上が最新になります。
2004.05.14 石川さん(君?)のラプターご紹介 
香川の石川さん(君?)とのメールのやりとりをしました。
また、画像も送っていただきましたのでご紹介します。


5/17現在 完成しました!
やっぱり、ラプターはかっこいいです。 これからどんどん進めていきます。
石川)
「 こんばんは、中学1年の石川と申します。
お尋ねします。 F−22ラプターを買いました。
そこで質問ですが、サーボは、何サーボ必要ですか?
プロポは、電動飛行機用のフタバのスカイスポーツで飛行可能ですか?
あと、アドバイスがあれば教えてください。 
何回もF−22レポートを見ていますが・・・・。」

TORII)
「ラプターですね。
この機体は外見から想像するより安定して飛びますので、安心して製作して飛ばしてください。

以下は、判っていることもあってしつこいかもしれませんが、ご勘弁を

・サーボは胴体後部のカウル?内に収めるので、
フタバ3103のマイクロ9gクラスが2個必要です。
ミニサーボ、スタンダードサーボは無理ですね。

・プロポですが、
この機体はVテールミキシング(エレボンだったかな?)の設定が出来ないとだめです。
通常機のエレベータをエレベータ+エルロンに使って旋回します。
ミキシングが送信機で出来ないと厳しいですね。
実はレポートには書いてありませんが、
私の機体は送信機のミキシングを使っていませんで、裏技でGWSのVテールミキサーを使っていました。
これを使えば通常プロポでもOKです。

その他一番の注意点は重心位置です。
訂正が入っていなければ、取説は間違っていますので注意してください。

また、手投げ直後は機体が沈んでしまいますが、
じっと我慢して機体が地表近くになって機速がついたところで、じわっ〜とUPを引くときれいに上昇していきます。

上空に上がってしまえば、ロール・ループ自在ですし、スローのローパスも安定して出来ます。

ただ、機体がグレイなので曇りの日は見づらいですから、注意が必要です。

あと、モーターの焼きつきが多数報告されているようなので、気をつけてください。
プッシャー式なので負担がかかるのかもしれません。

また、8セル500mAHのニッカドでは5分がいいところなので、
8セル1100mAh程度のニッケル水素を使用したほうがいいでしょう。
実測していませんが、結構電流を喰いそうなので、現時点ではリポはやめておいたほうがいいかも知れません。

あと、胴体下には梱包テープ等を貼っておくと、
着陸時に発砲が擦らないです。


(9/11)今度は越智さんから・・・400モーターギヤダウン!!
今回は越智さんのラプターユニット改造レポートです。
迷彩塗装ドレスアップしてます。
う〜ん、カッコイイですね!!

モーターマウント上部から モーターマウント下部から


週末、ラプターのテストフライトに行って来ました。

ギアダウンユニットの取付は、たまやんと似たようなものですが、
プロペラの位置が後ろにずれてしまうので、
胴体を切り欠いてはめ込むようにしました。
モーター部付近の上面、下面と全体。それっぽく迷彩塗装してます。
機首部は墜落で折れたり、縮んだりしたので、
発泡スチロールのブロックで修理したまま塗装してないので白です。

仕様は、
受信機:フタバR114F
サーボ:HPIマイクロサーボ
アンプ:スピード20
バッテリー:HPI純正 9.6V500mA
ギアダウンユニット:QRP(40T)
モーター:QRP400
重量:約580g(足なし)
ペラはAPCの9×6SFで、ギアは40T×16ピニオンです。

部屋でペラをまテストすると、
実際の推力差は測定していないのでわかりませんが、
ノーマルのときより推力が弱いような気がします

バッテリを前一杯にしても重心が説明書指定より1cm位後ろになりました。
手投げ後は、いつもよりふらふらしましたが、その後は順調に飛びました。
2フライト目はペラを純正にして足をはずして飛ばしてみました。
そうしたら軽くなった分こころもちよく飛んだような気がします。

まだまだよくわからないのですが、ギア比とか、バッテリなんぞを替えて試してみよ
うと思います。

TORII)
越智さん インプレありがとうございます。
400ギヤダウンユニットの改造も大変参考になりました。
パワーユニットの選択はなかなか一筋縄ではいきませんね。
またのレポート楽しみにしています。

(9/05)たまやんから・・・480モーターダイレクト!!
前回も書きましたが、ラプターのモータートラブル?が多く聞かれますね。
その解決への一つのアドバイスとして”たまやん”の480ダイレクト仕様をご紹介させていただきます。
ラプターに不満を持っている方に大変参考になるはずです。
(前回とダブりますが、再度コメントも載せさせていただきます)


ラプターの改造ですが、
モーターはグラウプナーのスピード480、プロペラはCOXの3枚逆ピッチ6*3です。
これにすーらじで特価な京商の7セル1100mAをつないでます。
この仕様で約16000rpm、飛行重量が640gちょいですが、
そこそこなスピードで行けます。
もっとも私のラプターは飛行性能重視なので
エアインテークの部分をノーズの形に会わせスムーズに削ってますが・・・

では、どのような感じかご覧下さい!

モーターとペラです。

胴体部の改造部分(エアインテーク部)

モーターマウント部分

あまり写りは良くないですが雰囲気は通じるますでしょうか?
マウントは3ミリベニヤを切り出して瞬着しただけですが、
かなり荒く着陸(墜落ではない!)してももげません。
ただ、回転数が高く機体に響く音が大きくなったようです。
(元々音は大きいですが)
1100mAバッテリーは重いですが、5分程度この機体を振り回します。

手投げ直後の沈下は同じですが、
一旦速度が乗ればノーマルのモーターとは全く別物の飛びです。
19クラスのトレーナー機とは追いかけっこ出来ます。


TORII)
たまやん 本当にありがとうございます。
パワーユニットの改造もダイレクトへの変更と言うことで、
さらに使いやすくなっていますね。
このあたりはさすがと言うところでしょうね!


(9/03)ラプターメカ室!
最近ラプターファンが増えてきたようで、たくさんのメール・質問?を頂いております。
その中でも多いのが
1)重心位置について
2)メカとバッテリーの搭載位置について
3)モーターについて
です。
この1,2)について参考になればと思いまして、私のメカ室をUPします。

1)重心位置について
 画像左側が機首方向です。
いろいろな設定があると思いますが、
私の場合は上記画像の位置が飛ばしやすかったです。
指定位置と思われる位置(取説の)は全く問題外・・・前縁から270mm・・・アホか!
初飛行はこれより1cmくらい前でしたが完全に前重で、
飛行は頭から突っ込んでいくもので、常にパワーオンとエレベータUPを強いられました。
ところが、この位置に調整すると「あら不思議!」、スロー飛行もバッチリです。
どちらかというとデルタ翼に近いので、
後ろ重心ぎみのほうが飛ばしやすいと思います。

2)メカとバッテリーの搭載位置について
バッテリー室後方を削りこんでいます。 メカ室はスカスカです。
この配置はサーボ、受信機、アンプのコード長で決めました
そう言えばMyラプターのメカのことが書いてなかったかも知れません?
サーボ フタバ3101
受信機 JETI4Ch
アンプ  シュルツ35Be(手持ちがこれしかなかった)
バッテリー HPI 9.6V500mAh
重量 515g
です。
この組合せと画像のメカ位置ですと、通常のバッテリー室では重心があわず、
バッテリー室後方を削りこんで重心位置に合わせるようにしています。
例え重りを使っても、重心位置は守ってください。

3)モーターについて
モーターにつきましては、何人の方から「数フライトでダメになった」とのお話を聞いています。
私の場合はまだ数フライトなので、これからかも知れません。
私自身のレポートはまたUP致します。
また、480モータについてのご質問もありましたので、
以前アドバイスを頂いた”たまやん”にお話をお聞きしました。

最近は、やはりHPIのホークが面白くてラプターさわってないのでした・・・。
(これわかります・・・・TORII)

モーターはグラウプナーのスピード480、
プロペラはCOXの3枚逆ピッチ6*3です。
これにすーらじで特価な京商の7セル1100mAをつないでます。
この仕様で約16000rpm、飛行重量が640gちょいですが、
そこそこなスピードで行けます。
もっとも私のラプターは飛行性能重視なので
エアインテークの部分をノーズの形に会わせスムーズに削ってますが・・・

たまやんありがとうございました。
また、モーターの搭載画像なども送っていただけることになりました。
皆さんご期待下さい!


(7/4)ラプターカッコイイです!

6/29の「第8回気ままな飛行会」がお披露目です。

”たまやん!から重心位置のアドバイスを頂いていましたので、
取説と見比べてみましたところ、
取説では「主翼前縁から270mm」が指定してあります。
目が点になりました。
あきらかに取説画像でに指示位置を違っています。
ナント数値で指示された位置垂直尾翼の直前です。
いくら私でもそんなところに重心位置がこない事ぐらいわかります。
いいかげんな取説です。

さて重心位置問題は置いといて、
初飛行準備です。
このユニット自体は8セル仕様と言う事もあって、パワー的には十分な物を感じましたが、
主翼部分だけを見るとなんだか
、「浮きは悪いかな」と思っていました。
ちなみに完成重量は515gでした。
勿論脚はつけていません。

充電OK!
舵の方向をチェックして発進準備完了です。
手投げを申し出てくださった方もいたのですが、
どうなるかわからない機体ですので自己責任でやります。

パワー全開!
いつもより走って、そして力を入れて手投げです。
機体はしっかり沈下して行きます。
しかも少しロールが入った・・・・地表が迫ってきます!

しかし、そこはいつも変な飛行機を飛ばしているおかげで慌てません。
機体を水平に戻しつつ機速を稼いで上空にもって行きます。
なんとか高度を稼ぎますが、心臓バクバクです。
「ゲゲッ!、姿勢が安定しない、トリムを取る暇がない」
やはり機体製作精度に問題ありのようです。
さらに高度を取ってからごまかしてトリムセットです。

ところが1度トリムが取れてしまうと、あら不思議!
けっこう安定するではないですか!

飛行姿がカッコイイ!!
観客も唸っています。
スピードも乗せれば乗るし、ユックリも飛べます。
今までの苦労(文句?)も吹っ飛びました。
ところが、アスファルトへの着陸を嫌い滑走路脇の草むらへ着陸!とおもったら、
良そう以上に突っ込んでしまいました。
しかも草丈が2m以上もあるんです。
皆さんの協力のもと無事発見できました。(ありがとうございました)
その後気に入ってしまい3回も飛ばしてしまいました。
3回目はアスファルト上に着陸・・・胴体下面が削れてしまいました。
ともかく無事初飛行成功、そして帰宅できました。

PS:
機体は分解できないのと華奢なので、保管は水平置きしかできません。
はっきり言ってお邪魔機になります。
ちょっと困りました。
(6/28)あとはメカ積・・・?
”たまやん”さんからの追加アドバイスがありました。

それと前に言い忘れましたが説明書通りの重心位置だとすごく前重です。
あのまま飛ばすとすごくかっこわるいです。
いかにも飛ばなさそうな感じをいかんなく醸し出します。
羽根の裏を見ると丸いぼっちに棒が付いているマークが成型されています。
あのマークより1フィンガーぐらい心持ち後ろが舵の効き、飛行姿勢が
ばっちり決まります、お試し下さい、あと車輪は絶対付けないでください。
飛んでるときのカッコ良さが段違いです。

ありがとうございます。

週末の飛行会でのお披露目に向けて、製作を進めました。

と、その前に、
6/27の画像を見て、「アホ(私のこと)がやったな?!」と思った方はいませんでしたか?
そうです!しっかりコケてました。
エッ?わからなかった?
それでは答えは最後にお教えしましょう!


機体としては垂直尾翼を取付ければ終わりです。
しかし、またまた取付け部の精度が悪くイライラしてしまいまして、
隙間があこうがエポキシで埋めて、「ハイおしまい!」です。
大体完成しました。 エポキシで埋めてます。
ここでまたまた大失敗!!
エポキシを流し込もうとドライヤーで暖めたら・・・・爬虫類肌になってしまいました。
ウルウル、
また、愛着が・・・・・・・・・
ドンドン一発芸機になっています。
あとは飛行姿に賭けるしか無いですね。
メカ積ガンバろうっと。



さて、答えですが、
主翼接着の補助にテープを貼ったのですが、
案の定
”塗装がハゲてました”

あ〜あ、やんなチャッタ、あ〜あおどろいたっと・・・・。
ん〜ん、なんかね〜〜〜〜チャンチャン。

  
(6/27)主翼取付けました。
”たまやん”さんから応援のあって、最近ではめずらしく連日の製作です。
今回は主翼を取付けました。
しかし、この辺が発泡スチロール機のイヤな所で、
胴体側小口角度が左右で異なっています。
取説にも上半角の指示はありません。
どちらを基準にしようか悩みましたが、右側がピッタリしましたのでこちらを基準にしました。
右に合わせると左翼下部に若干の隙間が空きましたが、
「必殺! エポキシ充填」でお終いです・・・・ハ・ハ・ハ・・・・ア〜ア。
と言うことで
接着補助のテープを貼っています。 尾翼部分です。
こうなりました。
ここまでで機体のあちこちに傷がついています。
ウ〜ン・・・?
さあって、今日もガンバろうっと!
  
(6/26)貴重なアドバイスを頂きました。
”たまやん”さんから貴重なアドバイスを頂きましたのでご紹介したいと思います。

今ラプターを作っているのを見ました。私も作ったのですがおおむね同じ感想です。
もうご存じかもしれませんが経験者からの一言をお伝えします。

まず、あの機体はダクト並に発航がムズイです。バンジーがほしいと真剣に思いました。
手投げしたとたんに反動トルクで傾きながら沈下していきます。しかも持ちにくいです。
後、モーターが全然持ちません、5フライト目にブラシが燃えつきました。
やけに電池が早く減るなと思ったら次にはもう回りませんでした。

しかし、いいところもあります。あの主翼は不気味な3次曲面で絶妙な捻り下げがついてます。
相当引き起こしてもコケません。着陸の時に頭上げで吊ってくると格好いいです。
最後は思い切りフレア掛けると垂直にふわりと降ります。

私のラプターはモーターを480ダイレクトに変更しました、これで相当いい気持ちになれます。
あのでっかいフライングテールもフラッターを起こさず19クラスのトレーナー機とタメにいけます。
愛着なくしたなんていわすに作ってください。


”たまやん”さん ありがとうございました。
実体験に基づいたアドバイスを頂き、大変感謝しています。
いろいろとあるのですね。
飛行姿がカッコイイのはわかっていますから、絶対に途中であきらめたりはしません(キッパリ!)
今週末初飛行予定ですので、ヘッポコインプレをお楽しみに!

(6/24)進んだけれど・・・?
この週末で完成を目論んだのですが、なかなか進みません。
前回悩んでいたサーボは結局フタバのS3103(9g)サーボにしました。
別の機体から引っぺがしてきました。
サーボの取付は両面テープですが、とくに問題はありません。
しいていえば取説のとおりの位置を守ることぐらいでしょう。

次が問題のフライイングテールの支持部分です。
発泡に穴を開けるのですが、その位置決めがナントも・・・・。
大嫌いな作業です。

当然の事ながら、コケました。
まあ、予想されたことですが・・・。
その後、尾翼部分に溝を掘ってアルミパイプを埋めこみます。
「フウ〜〜」としたのもつかの間、いやな予感がしました。
またまた、大当たり!!
なんと、尾翼部分のエポキシが軸受けの中まで流れ込み、
尾翼を固定してしまっていたのです!
まったく、ゲロゲロ・・・です。
仕方がないのでグリグリとやりましたが、
アルミパイプの軸受けが機体からもげてしまいました。
仕方がありませんが・・・。
それでもメゲずに修正です。
本来ならアルミパイプにはグリスを塗っておくべきでした。
手抜きはいけませんね。

とは言うもののここまできました。
あとは主翼と垂直尾翼の接着です。
また、コケルのが目に見えるようです。
さらに愛着が遠のいていきました。
チャンチャン!
  
(6/20)ウッ・・・これだけ!
勇んで宣言したのですが、なかなか手がつきませんでした。
どうも発泡・一発芸機は気が乗らないのです。
説明書には目を通していましたので、製作自体は簡単?に出来そうです。
そろそろ次回飛行会に向けて始動しました。
ところが、作ったのは・・・

たったこれだけ・・・。
そうです、モーターマウント?をつけただけ。
と言いますのも次は尾翼部分のサーボ取付なのですが、
何のサーボを使おうか悩んでしまったのです。
9gサーボあたりが良いのですが、ストックがありません。
ユニオンの6gを眺めて・・・・終わりました。
まあ、いつもの感じですね。
次回は進みます!



・・・・たぶん