No122 プロライン (ガーデンエアクラフトJP) |
2007.02.21 ■ まずは胴体の製作から!■ 某T氏が泣いて喜ぶ・・・ 胴体が曲がらない秘訣大公開です! しかし、・・・バレバレですね! |
2007.02.21 | ■ まずは胴体の製作から!■ |
またまた、突発的に製作を開始しましたが、 プロラインは数々のEPPキットを手がけている 主翼はエルロン一体のムク翼+尾翼はスチレンと、面倒な工作は胴体部分だけということになります。 ということは胴体さえ組めてしまえば、あとはメカ積み+リンケージですんでいまうといっても過言ではないですね。 まあ、私なんぞはメカ積みが嫌いなんで、そこからが長いですが・・・ ということで胴体の製作です。 まず、EPP部材をすべて切り出しました。 この作業が一番退屈で面倒ですが、 ”ダメもと”で娘に切り出しの手伝いを頼んだところ、珍しく一緒に切り出してくれましたので、 作業時間はひとりで 部材の切り出しが終わると次は胴体材の補強材を貼りつけます。 部材をあわせてみると、今までより?なかなか良い精度だったので感心しました。 接着剤の塗布ですが、 何時も”爪楊枝”使っていましたので、今回もバカの一つ覚えで塗っていました。 ・・・が、面積が大きくなかなか進みません。 そこで、その辺にあったプラ板の破片をハケ代わりにしたところ、上手く塗布する事出来ました。 (まあ、融通の利かない、バカの一つ覚えからちょっとだけ脱皮したということです。) 貼り合わせた側板は何時も手ごろな重さのRCAWとRC技術を乗せて置くとして、 その間にモーターマウントを組みます。 この部分は頭からの墜落を考慮して、いつもどおりEPPブロックを追加して補強しました。 こうすることで、胴体カチカチといっているプロラインが、さらに一本通った男の
さて、ここまでは問題なく進みますね。 まず、片側の胴体側板にリブ材と機種部材を接着します。 ここからが問題です。 某Tさんはこの段階で胴体下部EPP部材を接着し、 それから残った片側の胴体側板接着していたようです。 こうすると、EPP材が柔らかいことと、 いくらレーザーカットといえどバルサに較べてははるかに精度が悪いので、リブ材の誤差を吸収し切れません。 ・・・で、胴体が歪んでしまったのだと思います。 某T氏も書かれていますが、 「定板の上できっちり製作したので問題ないでしょう。」 この定板できっちり製作がクセものです。 正確な定板(+)×精度?のEPP材(-) => 不良な胴体(-)ってことですね。 ではこの結果の”-”マイナスを、プラスに変えるにはどうすればいいのでしょうか・・・・? そうです、”+”ではなく、”-”(マイナス)をかければいいんです! ではそのマイナスとは・・・いい加減(-)な手作業です!(キッパリ) 具体的にどうするかといいますと、 1)粗面マスキングテープの短冊をいっぱい用意します。 2)胴体両側板とリブ材と接着します。 3)両胴体側板の下部EPP材が付く部分に接着剤を塗布します。 4)まず主翼前方部あたりに下部部材を取付けます。 5)このとき両側板を”つまんで中央に引き寄せるように下部部材を接着します。 6)こうすると大体”自分の感覚で”いい位置にで接着できるはずですから、この部分を短冊マスキングテープで固定します。 7)次は前に向かって同じように”つまんで”、”マスキングテープで固定”を繰り返して、 前方を閉じていきます。 8)このとき曲がっているように感じたら、マスキングテープを剥がして修正してください。 9)下部後方、胴体上面、キャノピーも要領は同じです。 これで、 いい加減な手作業(-)×精度?のEPP材(-) => いい感じの胴体(+)! ということで、 マイナスがプラスに変わりましたね!(さすが某T氏とは違う、科学的な考え方です!) で、実際どんな感じになるのかというと、
曲がりはどうかというと、
あとは主翼、尾翼の取付け時にバランスを調整します。 さて、問題の製作時間ですが、 22時から始めてここまでで24時ですので、ちょうど2時間。 この後主翼の接合と主・尾翼の取り付けで2時間(TORIIだらだらレベル)ぐらいだと思いますので、 小西さんが言われている『2〜3時間で生地完成』というのそこそこその通りのようです。 また、このキットはインドアを切り捨て?て、アウトドア+3セルリポと割り切っているようなので、 面倒なPPテープ補強をやめたところが、より作りやすくなっている要因でしょう。 私自身、PPテープ補強で部材を歪ませてしまった経験があるので、この仕様は大歓迎です。 インドアでお会いしたとき小西さん自身も『面倒なことはきらいなんだよ〜』って言いいてましたが、 いい意味での”手抜き”はうれしい限りです。 では、次回は生地完成編・・・ということで! |