No122 プロライン (ガーデンエアクラフトJP) 
2007.02.21
■ まずは胴体の製作から!■

某T氏が泣いて喜ぶ・・・
 胴体が曲がらない秘訣大公開です!
しかし、・・・バレバレですね!

<プロローグ>
1/25の独り言にも書きましたが、
SX−4も満足に製作、完成していないのに、

1/10のインドア飛行会ガーデンエアクラフトの小西さん強引に強制された優しく薦められたことで、
その翌々日?にはもうプロラインキットが手元に来ていました。した!
しかも、No003!(たぶん)
貴重な初期ロットですから、このままお蔵入り・・・にはしません(キッパリ!)


それから何事もなく日々が過ぎていきました。
しかし・・・

どこかのTさんが半年かけていやいや完成させたスーパーコ○ブラを前にして
新しもの好きの xxさんが買った新製品プロラインの方が
自分好みの ヒコーキであるという事実が実に哀しいです。』と
毎回しつこくのたまう言うので、仕方がなく期待に応えるべく製作を開始しました!
また、発売元であるガーデンエアクラフトの小西さんの言っている
「2〜3時間で生地完成になる!」という噂?は本当でしょうか!
真相はいかに・・・

「しょうがないな〜、そんなにプロラインがいいなら作ってみせびらかしてやるー!」

( 製作・飛行編 ) ここからは一番上が最新になります。
2007.02.21 ■ まずは胴体の製作から!■
またまた、突発的に製作を開始しましたが、
プロラインは数々のEPPキットを手がけている手抜き大好き?の小西さんの最新だけに、
主翼はエルロン一体のムク翼+尾翼はスチレンと、面倒な工作は胴体部分だけということになります。
ということは胴体さえ組めてしまえば、あとはメカ積み+リンケージですんでいまうといっても過言ではないですね。
まあ、私なんぞはメカ積みが嫌いなんで、そこからが長いですが・・・

ということで胴体の製作です。
まず、EPP部材をすべて切り出しました。
この作業が一番退屈で面倒ですが、
”ダメもと”で娘に切り出しの手伝いを頼んだところ、珍しく一緒に切り出してくれましたので、
作業時間はひとりでダラダラ行う場合の1/3程度という驚異的な時間ですみました。

部材の切り出しが終わると次は胴体材の補強材を貼りつけます。
部材をあわせてみると、今までより?なかなか良い精度だったので感心しました。
接着剤の塗布ですが、
何時も”爪楊枝”使っていましたので、今回もバカの一つ覚えで塗っていました。
・・・が、面積が大きくなかなか進みません。
そこで、その辺にあったプラ板の破片をハケ代わりにしたところ、上手く塗布する事出来ました。

(まあ、融通の利かない、バカの一つ覚えからちょっとだけ脱皮したということです。)


貼り合わせた側板は何時も手ごろな重さのRCAWとRC技術を乗せて置くとして、
その間にモーターマウントを組みます。
この部分は頭からの墜落を考慮して、いつもどおりEPPブロックを追加して補強しました。
こうすることで、胴体カチカチといっているプロラインが、さらに一本通った男の亀頭機首になります!

★注意!
ここからの内容は独善的な考えが多く、必ずしも皆さんに合うとはいえません。
参考にされる方はご自身の判断で行ってください。
また、もっと良い方法があるかもしれないというは勿論の事です。

さて、ここまでは問題なく進みますね。
まず、片側の胴体側板にリブ材と機種部材を接着します。
ここからが問題です。
某Tさんはこの段階で胴体下部EPP部材を接着し、
それから残った片側の胴体側板接着していたようです。
こうすると、EPP材が柔らかいことと、
いくらレーザーカットといえどバルサに較べてははるかに精度が悪いので、リブ材の誤差を吸収し切れません。
・・・で、胴体が歪んでしまったのだと思います。
某T氏も書かれていますが、
「定板の上できっちり製作したので問題ないでしょう。」
この定板できっちり製作がクセものです。
正確な定板(+)×精度?のEPP材(-) => 不良な胴体(-)ってことですね。
ではこの結果の”-”マイナスを、プラスに変えるにはどうすればいいのでしょうか・・・・?

そうです、”+”ではなく、”-”(マイナス)をかければいいんです!
ではそのマイナスとは・・・
いい加減(-)な手作業です!(キッパリ)

具体的にどうするかといいますと、
1)粗面マスキングテープの短冊をいっぱい用意します。
2)胴体両側板とリブ材と接着します。
3)両胴体側板の下部EPP材が付く部分に接着剤を塗布します。
4)まず主翼前方部あたりに下部部材を取付けます。
5)このとき両側板を”つまんで中央に引き寄せるように下部部材を接着します。
6)こうすると大体”自分の感覚で”いい位置にで接着できるはずですから、この部分を短冊マスキングテープで固定します。
7)次は前に向かって同じように”つまんで”、”マスキングテープで固定”を繰り返して、 前方を閉じていきます。
8)このとき曲がっているように感じたら、マスキングテープを剥がして修正してください。
9)下部後方、胴体上面、キャノピーも要領は同じです。

これで、
いい加減な手作業(-)×精度?のEPP材(-) => いい感じの胴体(+)! 
ということで、
マイナスがプラスに変わりましたね!
(さすが某T氏とは違う、科学的な考え方です!)

で、実際どんな感じになるのかというと、
 マスキングテープの短冊で固定です。
キャノピー部も同様です。

曲がりはどうかというと、
 まあ、ガマンできるレベルではないかと思っています。

あとは主翼、尾翼の取付け時にバランスを調整します。

さて、問題の製作時間ですが、
22時から始めてここまでで24時ですので、ちょうど2時間。
この後主翼の接合と主・尾翼の取り付けで2時間(TORIIだらだらレベル)ぐらいだと思いますので、
小西さんが言われている『2〜3時間で生地完成』というのそこそこその通りのようです。
また、このキットはインドアを切り捨て?て、アウトドア+3セルリポと割り切っているようなので、
面倒なPPテープ補強をやめたところが、より作りやすくなっている要因でしょう。
私自身、PPテープ補強で部材を歪ませてしまった経験があるので、この仕様は大歓迎です。

インドアでお会いしたとき小西さん自身も『面倒なことはきらいなんだよ〜』って言いいてましたが、
いい意味での”手抜き”はうれしい限りです。

では、次回は生地完成編・・・ということで!