ひとりでも出来る?自作ブラシレスモーターの製作! |
2004.06.08 ベアリングの取り付けについて |
ステイターホルダーにベアリングを取り付ける場合ですが、 圧入で歪むのを嫌って製作してあるため、若干ゆるい場合があます。 ベアリング内部に瞬間接着剤入らないように接着していましたが、 榎本さん、伊藤さんよりアドバイスを頂きましたのでご紹介します。 榎本さん) 「ステイターホルダーのベアリングが入る所(前と後ろ)に瞬着を薄く膜を張る様な感じに塗布します。 完全に乾いたらベアリングを入れます。 完全にガタが消えます。 これにはビックリしました。自分で言うのも変ですが。 でも、絶対誰かやってますよね。(o^_^o)」 榎本さんのHPは => こちら 伊藤さん)を 「現状のままですとやはりベアリングはホルダーに固定するのが 良いですね、最初は瞬間を流しましたがすぐに取れました。 そこでバスコーク(シリコン系隙間充填材)で付けました。 瞬間みたいに流れないのでやや安心できます。結果はすこぶるOKです。 ビーーンッという音からキィーーンと言う音に変わりました。 耐久性も有ります。」 伊藤さんのHPは => こちら TORII) 榎本さん、伊藤さんアドバイスありがとうございます。 どちらの方法もかなり有効ですので、皆さんぜひお試しください。 私も気分で使い分けています。 |
2004.04.21 テフロンワッシャの使い方 |
自作セット EX−nに同梱されている、テフロンワッシャの件です。 プッシャー式や巻線がはみ出した場合、 カンが押されて巻線に接触する場合があります。 それを防ぐ意味で、前方?ベアリングと缶の間に入れてください。
2枚、3枚〜と重ねて使っています。 ・・・必要な方はご連絡ください(@¥20) |
2004.03.05 巻線の端末処理 |
巻線の端末処理もいろいろ試行錯誤しましたが、現段階でお勧めする方法をご紹介します。 これまで、巻線にオスコネクターを直接ハンダ付して、その上から収縮チューブを被せて保護していましたが、 どうもステイター部やコネクター部で断線が起きることが多かったようです。 特にコネクター部については抜き差しを頻繁に行うと、ハンダ付けした根元から折れてしまいます。 私自身、フライト直前で断線が起こり、かなり残念な思いをしたこともありました下。 これを解消すべくいろいろなパーツ、コネクター、端子であれこれやって見ましたが、 「現段階でこれなら・・・!?」と言う方法を見つけましたので、ご紹介します。
「この方法でも冬場は問題ないかもしれませんが夏場も大丈夫ですか?(まだ判りませんよね。) 噂ですで・・・xxx300SFは樹脂で固めて仕上げてありましたが「夏場に過負荷をかけると融けた」との話もありました。」 匿名レポートをいただきました。 <パーツの紹介>
<巻線の製作>
<巻線の巻き方>
<巻線の仕上げ>
今回の方法だと巻線部分は固定され、シリコンコード部が自由になるため断線の危険が減りました。 また、シリコンコードになったおかげで、機首でのとり回しが楽になりました。 さらに良い方法もありありましたら、ぜひお教えください。 |
2004.02.05 あなたの巻方はどっち!? |
変な題ですが、かなり重要です。 (三宅さん、じんちゃんにお話を伺ったことも含まれています。ありがとうございました) たとえば左にステイターを持ち、右手に線を持ったとします。 皆さんは巻線を行うときどちらの手を動かし(回し)ますか? 私は最近までステイターは固定して、線を持った右手を回すようにしていました。 それは、こちらのほうが”早く、短時間で”巻き上がっていたからです。 ところが最近製作したモーターにバラつきを感じ原因を考えてみると、 どうも巻線のショートが考えられるように思えてきました。 本来流れてはいけないはずのステイターや鉄缶に導通が見られるのです。 今まではこの状態でも起動していましたので、あまり気にしていませんでした。 では、どこでショートが起きてしまうのかと考えたり話を聞いたりしたところ、 「巻線作業時にステイターの角で線材の被覆を傷つけている」 ことが一番い多いように思えてきました。 そこで、最初の巻き方を思い出してください。 右手を回すので早いですが、それだけに引っ掛けてしまうことが多いはずです。 引っ掛ける=>被覆に傷がつく=>ショート=>繰り返す=>ショート箇所が増える=>起動不良 といった状況になります。 また、早く巻ける=巻き方が甘いということになるようです。 もっとも0.35mm25ターン程度では、巻けるのであまり問題にはなりませんでしたが、 もっと多くのターンを巻こうとした場合に、このきっちり巻けていないことがネックになります。 私もそうでしたが、 「どうしてAさんは巻けるのに、自分は巻き切れないんだろう??」 と思ったことはありませんか。 そうです、これらはすべて巻き方にあったんです。 文字で表現するのは難しいですが、要は右手は線のテンションをかけることをメインにして、 左手を回転させるようにするわけです。 もちろんステイターに気をつけて被覆を傷つけないように心がけるのは言うまでもありません。 また、”半巻”ごとに”指の爪先”等を使って巻線間をきっちりつめていくようにしましょう! こうすることによって、あなたも巻き方の名人と同じようなターン数が巻けるはずです。 また、この方法のほうが手首にかかる負担が少ないようで、健康にもGooDです。 (一線巻き終わるごとに導通チェックすると、さらに確実です) ですが・・・・最大の欠点はひと巻き、ひと巻をキチンとやる(あたりまえか・・?)のために、 時間が多くかかってしまうことでしょう。 私自身の巻き方だと倍ぐらいの差があります。 (今回の巻き方だと30分/個ぐらいでした で・す・が、 確実に起動ミスは防げるとともに、長期間の使用に耐えるモーターが出来るはずです。 自作ブラシレス性能を決める大切な部分ですから、ちょっと時間をかけてあげませんか!? PS:じんちゃんのHPが大変参考になりますので、必ず見てくださいね。 ・くろすけ研究所=>CDモーター4 ・EPパワー=>巻き巻きと仕上げ |
もしかすると、もっとも簡単?・・・かもしれない? 「仮)ひとりでも出来る? 自作ブラシレスの磁石張替え!」 |
これまたいろいろなHPで紹介されているとは思いますが、 岸田さんの英知にTORIIのいいかげんさを加えて、皆さんにもやり易いように考えてみました。 もちろん、これがすべてではなく、また完全に正しいとは言えませんので、その点はご考慮ください。 また、何かお気づきの点や、「この部分がわかりづらい」等がありましたらご連絡下さい。 このレポートのご感想もよろしくお願い致します。 メールは=>こちらまで (1.必要部材の説明)
(2.磁石の準備)
(3.リングの解体・準備) 2004.03.03欠き剥がし法 追加
(4.磁石の張り替え)
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これでいいかも?巻線の巻き方 |
いろいろなHPで紹介されているとは思いますが、 皆さんからご要望が多いので私がやっている方法を御紹介致します。 これがすべてではなく、また完全に正しいとは言えませんので、その点はご考慮ください。 ただ、私が巻いた限りでは問題なく回っています 例題で使っている線は0.35mmウレタン線です。 また、デルタ結線はパワーが出るそうですが、電流値も高いのでテスト中です。 (1.ステイターの取り外し)
(2.巻線の取り外し)
(3.巻線)
(3.スター結線の始端・終端処理)
最後に、いろいろな線の太さ、ターン数によってパワーと電流値が変わってきます。 電流が流れすぎてスピコンを焼損する危険がありますので、 特に新しい設定については必ず電流計をにらみながら行ってください。 あとはブラシモーターと取扱は変わらないと思います。 結構パワーがあるので、ビックリすると思いますよ! 無事起動することを願っています・・・。 |
分解編 その2 <皆さんの分解方法!> |
素材セットが到着した皆さんが早速製作に入ったようです。 また、いろいろな分解法方法のご連絡をいただきました。 大変参考になりますのでご紹介致します。はっきり言って素晴らしいです!
HRDさん、たまやん、ケイルさん、レポートありがとうございました。 ケイルさんの部品画像はみなさんの参考になりますし、たまやんのレポートは自作方法のすべてですね。 また、。HRDさんは私の方法でもちゃんとしたヤスリを使えば、作業がはかどることを証明してくれました。 そうなると後は、巻線の太さとターン数ですね。 パワーと電流の折り合いをどうつけるか、推力と機体総重量の関係は・・・・ 実はこれが一番の課題だと思っています。 先達のたまやんにも他いろいろデータもいただいていますので、順次UP指定していきたいと思っています。 (たまやんは夏の電動機の集いでツイン自作モーターをお披露目していました。) 期待してください! 続く・・・・ |
分解編 その1 |
昨日から素材セットの発送をはじめたこともありまして、自作ブラシレス製作編をスタートしたいと思います。 国内外のHPでも詳しく紹介されていますし、素晴らしい内容を参考にしてください。 素材を確認してください。
まず、回転部分を取り外す準備からはじめましょう! 裏側の金色の部分が軸受けですが、この中心に鉄製のフタがついていまがこれを外します。 外し方ですが、 ・中心をポンチで叩き、歪んで隙間が空いたら・・・とやってみましたがまったく歯が立たず、 力をこめたら素材自体が歪みました。 完全に失敗デス! ・次に、金属用ヤスリで削ってみました。 しかし、削れども削れどもフタは取れません・・・あきらめました。 ・そこで、一回目で壊した素材をサンプルに、ドレメル3956−02で思いきって削る事にしました。 さすがリューターです、作業が早い! で、出っ張りの”半分”くらい削ったらフタがポロリと取れました。 ”自分で考えている切削量より、かなり削り込まないと取れない!” 事がわかりました。 リューターを使えば2分と掛からず、きれいに取れて簡単なのですが、 今回はリューターを持っていない人も考えて、敢えて手作業で挑戦してみました。 (前回失敗した(あきらめた)のは、削る量がわからなかったからです) 使う道具は、誰にでも、どこでも手に入る事を前提に、100ショップの3本セットの金ヤスリ! 作業自体は簡単!!ひたすら削るだけ!! 以下が作業画像ですが、戦国時代の鍛冶屋にはるかに劣る?この作業内容!!
ひたすら削る事 ”30分・・・!” やっとフタが取れました! もういいかなと思ったところで、フタの部分にプラスドライバーを当ててひっぱたいてください。 ポロッととれます。 (力を入れすぎると素材が歪みますので、取れない時はまた削ってください) 結構気合を入れて削って30分掛かりましたので、取れないからといってあきらめないで下さい。 100ショップの金ヤスリでも、必ず取れます(ました)! キチンとした工具(金ヤスリ)で作業すれば、もっと短時間で取れると思います。 しつこいですが、リューターならあっという間です。 取れた状態が、
作業前と後を較べてrましょう!
<今回のまとめ> 削り込んで行くことにかなり心理的にはプレッシャーに感じますが、 今回削った部分は製作にはほとんど影響がありません。 極論を言うと一段目はすべて削っても問題ないと思います。 それぐらいの気持ちでやってください。躊躇してフタは取れません(キッパリ!) 続く・・・・ |
オマケ・・・
もしかしたら?、ひとりよがりかもしれませんが・・・ ”シーケンシャルツインユニット” 試作報告! ・・・そして起動成功! |
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