岩崎さんの自作ブラシレスモーター・テクニック!
岩崎さんから”自作ブラシレスモーターを使ったダクテッドファンレポート”をいただきましたので、皆さんにご紹介致します。

2004.09.27  自作ブラシレスモーター・ダクテッドファン 追加レポート
「追加情報です。
  しろくまさんのEDF40の例や、エアクラフトさんのHPを参考に
0.4mmで14ターン、デルタでとりあえず作ってみました。

一発で起動でき、気をよくしてダクトに取り付けましたが、
 モータを組み込むと芯がずれてしまいインペラがダクトに接触してしまいます。
 そこでダクト側の取り付け部分のねじ穴を広げ芯を出そうといろいろいじっていたところ、
巻き線が根元からぽっきり取れてしまいました。
しばし愕然としていたのですが、気を取り直し巻きなおしをしたのですが、
kv値を上げてみようと12ターンで巻いてみました。

ダクトに取り付けまわしたところ、かなりの引きです。
スロットルを60%程度しか上げられませんでした。
(手で持っているのが恐いくらいです)
ただその時点で9Aも流れています。もう少しターン数を増やした方がよいのでしょうか?
しばらくまわしているとプラスチックが焦げるようなにおいがしてきて、
慌ててスロットルをOFFにすると、
偏芯していたのかインペラがダクトにこすれてしまいインペラが削れてしまいました。
インペラ全体が均等に削れたのではなく一部のペラだけが削れています。
長さがもともと揃っていなかったのかもしれません。
もう少し取り付け部分の剛性を上げる必要がありそうですが、
アタリが取れたのか結構快調に回っています。
ターン数を14か16ターンでデータを取り、効率のよいところを探ってみようと思います。


機体の紹介
 HPIのラプターです。とりさんのHPのインプレを見て欲しくなり速攻でSラジで購入、
しばらく屋根裏にあったのですが、
HPIのミラージュをダクト化している方のレポートを拝見しまして構想を温めていました。
胴体の後ろにダクト取り付け用の穴をあけ、
フロント側も吸気の為の穴をあけています。
メカ室もダクトの径に合わせて削っています。
これだけ削ると剛性がたりなくなるので、
内側にマイクログラスを低粘度エポキシで張り込んでいます。
通常の組み方ですとサーボが載る場所がダクトの排気口になっていますので、
サーボをコクピットに移動しています。
リンケージはワイヤーとし、あらかじめワイヤーを誘導するパイプを胴体に埋め込んでいます。

表面も発泡のぶつぶつがいただけないので、
黒澤さんのHPのBD-5の制作記事を参考にさせていただき、
速乾 スーパーパテ(内外部用)で成形し、その上に雁皮紙を水性ニスで貼っています。
サフェーサを吹き、サンディング後タミヤの模型用スプレーで色付けしています。

残るは、モータのセッティングとダクトの機体への取り付け、メカ
済みと、もう一個のブラシレスの作成です。
(ちなみに今載せているダクトはVASAFANです。今回作成中のGWSに載せ替えます。)

全備重量 480g
モータ  CD-ROMブラシレス 1.5倍、0.4mm、12ターンデルタ×2
バッテリ サンダーパワー7.4V 730mAh 12Cハイディスチャージ×2
スピコン フェニックス10 ×2
サーボ  GWS NARO+ ×2
受信機  JETI REX Plus


皆さんの制作意欲の足しにでもなれば幸いです。


2004.09.24  自作ブラシレスモーター・ダクテッドファン
「先日お送りいただきましたパーツを
GWSのEDF55に組み込むことが出来ました。

1.5倍ステイタに0.4mm14ターンデルタ巻きにしてみました。
データをとりながらセッティングを取っていきたいと思います。」
「搭載予定の機体です。

ツインモータにしますので、
セッティングが取れた時点でもう一組製作するつもりです。」

TORII)
GWSダクトユニットにピッタリではないかと思っていましたが、岩崎さんがトライしてくださいました
しかも機体はラプターでツインユニットとは、素晴らしいです!
完成・初飛行レポートを心からお待ちしています!