No21 「 フレンドカブ号 復活計画 」

更新 2001.01.30
01/30 
胴体をサンディングしました。
これまた作りかけの機体は完成していないのですが、
また新作機に手を出してしまいました。
次のスクラッチはスカイビーバー号のはずでしたが、
いろいろありまして、このフレンドカブ号のスクラッチ開始になりました。
フラッシュで光ってしまいましたが、
元キットの写真です
  全長    840mm
  翼幅    1210mm
  主翼面積 24.1dm
  全備重量 790g
  エンジン  09〜15
  RC装置  3〜4Ch
  翼型    14%準対称
  翼面荷重 39.5g/dm
こちらも光って写りが悪いです。
軽アクロバットとは楽しみですが、
腕がついていかないのはわかりきっています
12/7追加
同封の取り扱い説明書です。

理由は
1)スカイビーバー号はクラークY翼だが、フレンドカブ号は準対称翼。
2)フレンドカブ号は説明のなかに、「スローアクロバット可能」と書いてある。
からです。
飛行についてはOさんが第2回ムサシノ飛行会で飛ばされたのをみているので、
問題・不安はありませんでした。
でも、スタイル的にはビーバーに惹かれていたのですが・・・・。

前にも書いたのですが、あまりの、あまりの浮気心に自分でも呆れるくらいです。


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2000.11.05
なんだカンダで、フレンドカブ号のリブを切り出しました。
リブの作り方はいろいろあるでしょうが、
今回はリブ型を作りそれを使って一枚一枚バルサから切りだし、
それをまとめて整形しスパー溝を切りました。
一枚一枚切り出すのは面倒くさいと思っていたのですが、
たかちゃんの言う通り、やってみると案外出来て時間もかかりませんでした。

2mmベニヤで作ったリブ型と
整形し終わったリブです。

図面では中央リブのみ3mmでその他2mmバルサで合計20枚でしたが、
手持ちの材料の関係もあって、
中央3mmバルサ×2、内側分2mmバルサ×6枚、外側1.5mmバルサ×12としました。
たぶん?大丈夫でしょう。
次は胴体側板を切りだそうと思っていますが、
元設計ではモスのように胴体前部は通常構造なのですが、
後半はトラス組みになっています。
手抜き重視の私としては、軽量化よりも製作の容易さをとりたいので、
とりチャンチップ号のように、たぶん幅広バルサの一枚切り出しになると思います。

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2000.11.08
あらためてフレンドカブ号についてOさんメールしたところ、
とても丁寧な返事を頂きました。
(Oさんありがとうございます。)

それによると
とり)Kさんは胴体どうしました?  図面どおりにトラスを組みましたか?
Oさん)図面どおりのトラスです。
トラスの製作は最初、面倒でしたが、いまはそれほど億劫にならなくなりました。
・・・
もし、軽量目的でトラスにしたいなら、トラスはあまり効果がないみたいです。
・・・
使うフィルムによって考えてはいかがでしょうか? 不透明系のフィルムを
使うのなら当然単板、透けるフィルムならトラス組みですね。

とり)エンジンは15を積まれたようですが、パワー感はいかがでしたでしょうか?
Oさん)最初はOS10FSR、次がOS10FP、そして今がOS15FPです。
10クラスだと、失速気味で操縦が難しかった記憶があります。翼断面が準対象ですし、
なにせ鳥シリーズ以前の設計なので、ふわふわ飛びは期待しないほうがいいと思います。
曲技性能が良い高翼機というとらえ方のほうが、この機体に合っていると思います。
そういう意味で15クラスをお勧めします。

Oさんのお言葉にしたがって、胴体側板はトラスではなくてバルサ単板にすることにしました。
また、エンジンもとりチャンチップに積んだOS15FPで行きたいと思います。
エンジンマウントはちょっと邪道かもしれませんが、
OSから出ているアルミ製ラジアルマウントを考えています。
このほうが簡単そうで、取付け平面がきちんとでるし、耐燃料性にも優れていると思います。
重量も軽く出来るかもしれません。

材料のバルサは昨日帰りに東○ハ○ズで買いこんできました。
幅広の150×900サイズも買ったので、胴体側板、尾翼は単板になりそうです。

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2000.11.14
日曜(11/12)に胴体側板の切り出しをしました。
買ってあった3mmバルサの一枚ものから切り出したのですが、
いかんせん重いです。
片側だけでしたが、34gもあります。
これは最近作った機体では考えられない重さに感じました。
切り出した側板は型にして、2mmバルサでやり直そうかと思うぐらいです。
いくら15エンジンを積むと思っていても、この調子ではたまらないですね。
どうしましょうか?

オリジナルの胴体後部はトラス構造です。

また、昨夜はフレンドカブ号の水平尾翼部分を作りました。
私がスクラッチで苦労することは、部材の直線や直角を出すことです。
なかなか上手く行きません。
修行あるのみでしょうか?
何かコツがあるのでしょうか?

水平尾翼の製作は早くなりました。
特に角度のつく部分はマイターサンダーで
バッチリです。


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2000.11.21
水平尾翼を作ってから時間がたってしまいました。

11/19(日)は朝から風が強くて飛ばしに行けなかったので、
家族サービスが終わった夕方から製作を再開しました。
最近はフラットボトム主翼ばかりでしたのでちょっと躊躇していましたが、
RCAW誌の「なべさんの工作室」記事などを参考に基本に立ち返ってやってみました。
キチンと簡易ジグや当て木を使って見ると、思ったよりすんなり正確?に出来ました。
主翼を2枚作ったところで大事件発生!
やってしまいました。左主翼を2枚作ってしまったのです。

しかも、いつになく気合を入れて作りましたからショックは大きいです。
あまりの事に一時呆然としてしまいましたが、
いつもと違い!気を取り直して再度リブを2組切りだし、
なんとか右翼も1枚分つくりました。
だんだんスクラッチ作業の手際が良くなってきたように思います。
リブ2組の切り出しと片翼製作で一時間くらいで出来ました。
もっともきちんとした図面があったことが大きいのですが・・・。
あまった左翼と右翼リブ+図面(図面コピーは有料にしたいな。じゃないと・・・)で12月のプレゼントにしようかとも
思っています。

欲しい人なんかいるでしょうかね?
そうそう胴体側板もとりあえずもう一枚切り出しました。

上の2枚が完成した主翼で、
リブとその下の左翼が間違えて作ったものです。
(間違えたとは言え、作っている時は真剣だったので、
いいかげんなものでは無い?と思います)

11/20(月)は国会状況をにらみながら製作開始です。
前回の主翼製作では、横で娘が昼寝しているのに、サンディング作業をしてしまい、
かわいそうなことしたので今回は気をつけることにしました。
寝るまでのちょっとの時間なので、垂直尾翼とエレベータ部の製作にとどまっています。
オリジナルではエレベーター部もバルサ組みですが、単板に変更です。
すでに就寝時間だったのですが、娘が手伝ってくれました。
マイターサンダーでバルサ材の角度つけをしてくれました。

このあたりの製作作業はコツをつかんだようで、
サクサク進みます。
バルサ棒材を作る方が面倒です。

作業効率は悪いですが、うれしいものです。
一緒に完成させて行きたいと思います。

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2000.11.22
今日も娘と一緒の製作です。
チョットだけ進みました。
ラダー部の動翼部と胴体胴枠の製作です。
動翼部もオリジナルではバルサ組みですが、単板に変更しました。
肉抜きを考えようと思います。

しかし、組み尾翼を作ってみると、バルサ材がずいぶん節約できるような気がします。
単板で作るともったいない気がしてなりません。
同じ材料で3機分くらい作れそうです。

胴体胴枠はもうバルサ組みで決まりです。
このあと余分な部分をサンディングしました。

各部が出来ましたので、
テープ・虫ピンを使い無理やりくっつけてみました。
はっきりいって反則技に近いですが、雰囲気を見てみたかったのです。

虫ピン・テープで仮止めです。 それでも足りず応援を頼みました。

ムサシノの09〜15クラスなのでもっと小さいと思っていましたが、
けっこう胴体高さがあって大きく感じます。
その割りに主翼が小さいようです。
ユックリズム飛行よりはスポーツ・スロー軽スタント機といううたい文句どおりのようです。

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2000.11.24
栃木のMさんからのメールに気を良くして、23日は一気に胴体を仕上げにかかりました。
懸案だった側板も当初のまま3mmバルサで決行です。
前日はずいぶん完成に近づいているように見えますが、
仮止めばかりでしたので本来の形になったわけです。
エンジンマウントはOSのアルミラジアルマウントに変更しました。
このほうが精度が良さそうなのと、製作が簡単です。
いろいろ個人の好みで変えられる点もスクラッチの強みですね。

製作した部分は胴体前部(胴枠共)、下面プランクです。
後部上面プランクはリンケージを納めてからやることにしました。

胴体前部の「三角」部分は現物合わせなので、手間がかかりました。
また、サンディング作業でむせてしまいました。
やっぱりマスク+屋外で作業をしなければ健康に悪いですね。

夜になって主翼も進めようと思い立ち、
プランク・翼感補強をはじめましたが、時間切れで左翼下面のみになりました。

今回は気合を入れてます。

いつもと違い、翼間補強材もきっちり寸法を取って作っています。
上面プランクにはプランク台(ジグ)を作ってから行いたいです・・・・?

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2000.11.28

週末は家族旅行に行きましたので、製作は進みませんでした。
主翼上面プランクは「ジグを作ってから」と考えていたのですが、
ガマンできずに行ってしまいました。
ジグの代わりに助手に手伝ってもらいました。

材料切れで後縁上部は行えませんでした。

だんだん翼らしくなってきました。
あとはリブキャップと接合、エルロン取付けですね。
エルロン材は市販品を買ってこようかと思っています。

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2000.11.30

リブキャップ及び中央部プランクを行いました。
また、一昨日に”アサミ”に寄ってエルロン材を買ってきました。
しかし、これからの整形・サンディング作業はは屋外でやらないと、
「隣で寝ている助手」に健康被害を及ぼしてしまいます。
週末までお預けになるかもしれません。
接合もある程度前縁の丸めをしてからと思っています。

主翼を並べてみました。
細かい整形・加工はこれからです。

これからの作業は細かくて、作業量の割りに進んだ気がしませんね。

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2000.12.04

早いもので、もう1週間たっていました。
先週は急にミニ・スカパンの製作を思い立ち、それにかかっていたこともあり、
フレンド・カブ号の製作は疎か気味でしたが、週末やっと?取りかかりました。
作業は
・主翼の仕上げ、エルロン取り付け
・尾翼仕上げ、ヒンジ付け
・エンジンマウント取り付け
・胴体上面プランク
です。

胴体上部プランクしました。
尾翼も整形仕上げ、ヒンジ仮取付してあります。
エルロン仮取付しました。
エルロンホーンもついてます。
中央部のみまだ未製作です。
エンジンマウントはオリジナルと変更し、
OS15FP用ラジアルマウントを、
防火壁に取り付けました。

主翼を作ってから、ハタと思いました。
「中央リブに上半角の傾きをつけてない!?」
図面では1mmの差をつけることになっていましたが、もうあとの祭りです。
そこでいつもならいいかげんに何とかしてしまうのですが、
今回は各部を自分なりにきっちり?作っているので、安易な妥協は出来ません。
やっぱりジグを作ってサンディングすることのしました。

上半角用ジグです。

これで指定上半角になるようにサンディングしました。
これを左右翼で行い、片翼2°をつけました。

翼型がわかりますでしょうか?
準対称翼です。

次は主翼中央部の製作と全体の仕上げに入っていきます。
この生地完成の段階が一番いい時期かもしれませんね。

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2000.12.07

仕上げ段階なのとミニ・スカパンの製作優先でで進んでいません。
(ページトップに同封の取り扱い説明書画像を追加しました。)

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2001.01.30

ゲゲッ!2ヶ月以上ほったらかし!!!
このままでは腐ってしまうかも・・・?
と言うわけで、可愛がる意味もあって胴体上部プランクのサンディングと
全体をサンディングしました。
機嫌が良くなってくれると良いのですが・・・・。
でも、これ以上は新居での製作になるだろうな。