質問・悩み | アドバイス | |
飛ばした時に落ち着きがない。 | 2001.08.31 夏目様より |
昔のラジ技の記事で、 「スタビレスヘリはローターが重いほうが良い」と書いてあったのを思い出して、 試しにローターの両端にセロハンテープを適当に(5回位)巻いてウェイト代わりにしました。 更に左右の重量バランスを取って飛ばしてみたら、かなり安定するようになりました。 |
H610の実力ってどんな感じなのでしょうか? 上手く飛ばせれば、 子供に自慢できるのですが・・・。 |
2001.08.31 夏目様より |
ケーブルの届く範囲なら機体の動きを何とか押さえ込んで、移動することができます。 ただし、内蔵ジャイロの関係か、機体の急な動き弱いみたいで、 バンクをかけて旋回させると制御不可能になるので、 フラットに、ラダーで回す必要があります。 あと、ジャイロが過熱するのか、連続して飛ばしていると、 段々不安定になってくる事があるので、そういう時は無理せず 降ろしてリセットします。 いずれにせよ、GPヘリのような安定感と操縦性は望めないので、 割り切って室内でホバリングさせて遊ぶ機体だと思っています。 |
2011.02.10 長塚様よりアドバイスをいただきました。 |
1.室内機とはいえ、直射日光のさす部屋での操縦はダメ。
光センサーが誤動作する場合あり。ヘタすれば墜落。 2.機体のゆれによる不安定さは、センサー板のAラインと Bラインの中間にするとなおることあり。 3.メインローターが一、二箇所折損した際、 エポキシ接着剤でていねいに薄く、はみださないように接着すれば性能はほとんど変わらず修復できる。 その際のコツは、セロテープでゆるく一巻きして原型を保ちながら乾かすこと。 4.リポ電池は、価格、大きさ、容量、性能といいハイペリオンの「CX G3シリーズ」の2S、850mAhがよい。 5.オプションパーツが高価なことには閉口するが、一個一個購入せず、 ネット、安売り店、太田市ページェント等を利用して、1機一万円相当で買ってしまうほうがよい。 6.有線飛行時のパワーサプライ(安定化電源セット)は出力7.2V(公称値)。 無線飛行時のNicdやリポは満充電では8Vを超えるためパワーの差に戸惑うことあり。 そこで、リサイクルショップでソニーのプレステ2用のACアダプタが出力8.5Vで最適。 3〜5百円で売っていることあり。もちろん3A程度の出力があればどんなものでもOK。 7.メイン、テールともモーターの互換品は秋葉原等で売っているが、かえって高価になってしまうため損。 8.もし、メインローターを自作するならば、素材はバルサ材でもOK。 注意点として、薄く柔らかいものは避け、厚く硬いものを選び、カッターナイフで削って加工するとよい。 ただし、私の経験から、最良で90%程度しか性能は引き出せない。 先ほどの電源(8.5V)を使用し練習用とすればよい。 9.ボデイは発砲スチロールなので、強化用、アンテナの引き回し、電池の固定、その他、 「つまようじ」が結構役に立つ。 1回差し込み、若干穴を大きくしておき、エポキシ接着剤をつけて再度穴に差し込めば案外丈夫で頼りになる。 重量も増えない。ボデイが二つに分かれてしまったときなども”つなぎ・支え”として使うと もう二度とそこからは割れない。 10.メイン、テールモーターの+、−をつないでいる小さな部品は、 ブラシから発生する火花の電気的いたずらを吸収するコンデンサだが、あってもなくてもよい程度のもの。 小さいゆえリード線が取れやすいので注意。もし、取れてしまったら修復ができない。 0.1μFの互換品で対応する。 11.フリー、レートの両ジャイロの円盤にマジックインキでやさしく模様等を書いておくと それが回ったり、止まったりするのがよく見える。 12.アンテナ線は長く垂らしておくとテールに巻き込まれる恐れあり。 かといってスキッドなどに巻くとかえって受信感度の低下を生むことあり。 いっそのこと前部からテールまでの長さでカットしてしまうことを提唱する。 一、二箇所止めるだけでスッキリする。また、室内機なのでこれで十分な受信感度が得られる。 TORII) 長塚様 アドバイスありがとうございました。 ローターの出費が大きくお蔵入りしたままですが、整備する・飛ばす人によって全然違うのですね。 眠っているH610も週末あたり起こしてみようかと思います。 |
2004.02.18 T.S様よりアドバイスをいただきました。 |
レボリューターですが、バッテリーを抱かせる場合と有線での電源供給とでは
メインマスト下のスリットの入った円盤の位相は変えられているでしょうか。 それと、この機体固有のフリージャイロ(下向きのフライホイル)は傾斜角の制限がありまして 一定以上の角度を与えるとジャイロ真下の基板の突起とフライホイルが接触し弾みでフライホイルが暴れ始めます。 こうなると機体はみそすりを起こし制御できなくなります。 有線飛行の場合、ケーブルを引っ張ってしまった振動でこうなる事もあります。 (という事で私は高校の頃にスカイラークを見よう見まねで作った自作電動ヘリから一切有線での電源供給はしていません) それと、送信機のスイッチを入れるとフリージャイロが起動しますが、 この時に機体は必ずスキッドの傾斜板を出し機体が傾いた状態で水平な地面にいなければなりません。 機体は離陸後次の着陸まで、ジャイロ起動時の水平を基準に飛んで行きますので、 トリムが狂うな?と感じたら必ず一度送信機の電源を切り、ジャイロが完全に静止したのを確認して再起動させます。 また、簡単な構造のおもちゃの様な電動ヘリですが、勢いで一気に上げるような事はしてはいけません。 確かに低高度では自分のダウンウォッシュでゆらゆらしますが、あくまでも丁寧に操縦したほうが良いです。 降ろすときもスロットルを一気に下げるというのは厳禁ですよ。 確かに在る程度(高度30センチくらいまで)ぐーんと上げた方が姿勢の乱れは少ないのですが、 可愛いボディにスチレンペーパーのブレードですので、 墜落しても大きなダメージが無いという事から大雑把に扱われる事が多いのは仕方ないかもしれません。 機体が正規の調整であれば、異様なくらい舵が入らずぽわんと浮いているはずです。 もしジャイロ感度の調整が狂っているなら キーエンスに送り調整してもらえば(自分ではかなり難しいです。)本来の性能を取り戻します。 ちょっとまえのF3C静演技ならこなせるポテンシャルを持ってます。 ローターの片側の先端を赤マジックでも良いですから塗って、 トラッキングは完全に合わせる(ホバリング時の回転で)ともっと良くなりますよ。 がんばって根気よく調整してみて下さいね。マイクロ電動ヘリは大雑把な扱いをされるこ とが多いのですが、シビアに丁寧に優しくして下さいね。 他の方のHPでレボリューターの(実際に飛ばしている人の)情報を集めて公開したらどうかというのが以前あったのですが、 実行には至らなかった様です。 発売当初とあるパソコン通信ネットのRC掲示板でジャイロ感度調整で運動性が多少改善するらしい・と書いたら、 某ライターの方が「ジャイロ感度調整は無意味だ!」と雑誌に書いておられました。 当時からユーザーの希望の操縦力を伝えるとそれに合わせた感度設定がキーエンスでしてもらえたのですが (標準感度では何をしようがゆったりとしか動かない超安定設定です) 専門誌が本当をかいてるかどうか怪しいと思ったのもあのころでした。 TORII) T.Sさんありがとうございました。 アドバイスの件ですが、私のように全くヘリがわからないものにとっては、どんな小さなアドバイスでも貴重です。 PS:たぶん同じような方がいると思いますので、今回T.Sさんにお願いしてPさせていただくことにしました。m(_ _)m |
2004.02.12 町様よりアドバイスをいただきました。 |
いま話題のリチウムポリマー電池の 7.4 360mAh ぐらいを使うといいですよ。
そうすると、電池が21gぐらいなのでヒロボーのXRBラマのBブレードが使えるようになります。 多少の加工が必要ですが、片方約100円なのでリーズナブルだと思うのですが、いかがですか? あと、リポを使うと、逆流防止ダイオードを付けて、電圧を下げないといけません TORII) 町さんありがとうございました。 実は、モデルショーでキーエンスの方にお話をお聞きして、 「上手く飛ばないのは、今までの墜落で機体のバランスが取れていないからだろう?」と、 調整のためにキーエンスに送りましたが、何の問題も無く点検だけで帰ってきました。 そして早速飛ばしてみましたが、前回とあまり変わらず、慎重に飛ばしたはずなのに、やっぱりローター破損=>終了でした。 XRBラマのブレードが使えると本当に助かりますね。 また、リポならコードを引きずることも絡まることも無いのでいいかもしれません。 |
2001.09.13 グリップ様より丁寧なアドバイスメールを頂きましたので、こちらに掲載したいと思います。 アドバイスメールありがとうございました。 |
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さて、課題のレボリューターの件ですがもし参考になればと思いメールをお送りしたいと思います。
自分のレボリューターの購入は実はとりさんより遅い、今年の五月からですがそれからモーター5回交換するくらい飛ばしこみました。以下がその感想です。 「飛ばしたときに落ち着きがない」点について 色々な原因が考えられますが、うまく調整が整い、操縦にも慣れれば、鼻先20cmで安定したホバリングも可能です。
1) 温度の影響 購入以降、春先から夏場を経てきたのですが今年の夏のように著しく気温が高い状況だと飛ばしにくくなります。 経験則としては、室温28度以上だと感じが変わるような気がします。 その際、顕著に表れる現象として機体がコマが回るときにゆっくり振れるような「ミソスリ運動」が見られるようになります。 機体同梱の説明にもあるように、ローターを取り付ける際に、スチロールワッシャーをいれることで調整が出来ます。 2個必要な場合もありますが、3個以上だとローター取り付けねじの締め方によってローターバランスが悪くなることがあるようです。 この現象が見られる原因としては、ローターとシャフトを結ぶ連結棒がプラスチックス製で温度によって剛性が変わって、必 要以上にローターピッチがついてしまうようです。 また、モーター・アンプ等の加熱により、レボリューターのコントロールをつかさどるローターシャフトへのトルク変化が 適切にコントロールできなくなることもあるように思われます。 シャフトについている、センサー板の場所を指定位置より微調することも効果が見られる場合があります。 2) ローターの影響 市販完成品のローターでも、製造時・運搬時・販売時の状況により、その程度はまちまちです。 あまりトラッキングに繊細にならなくてもいいような記述が過去のラジコン技術の記事にありましたが、 やはり完璧にトラッキングが取れているローターとそうでないローターでは操縦感覚は大きく異なります。 調整方法は、説明書にありますがどちらかというとトラッキングが上にずれているブレードのピッチを下げることにより調節したほうがいいようです。 過大なローター・ピッチは操縦性に影響を与えます。また重量ですが、ローターの剛性がないのであまり過大にあげすぎると、 ローターピッチのコントロールができなくなって急にピッチが飛行中にあがって突然横倒しに墜落というような事故になることがあります。 落ち着いて飛ばしたい場合には、むしろローター長を短くして、ローターの回転をあげたほうがいいと思われる時があります。 練習中に先が痛んだようなローターがあれば、先を切って(2cmくらいまでは平気です)、トラッキングを再調整して試してみてください。 3)機体の影響 上記に問題が認められない場合には、機体をよく見たほうがいい場合があります。 まず最初にテールシャフトに曲がりがないか確認します。飛行時にテールがブルブル震えているような状態では安定した飛行は望めません。 購入時でもこのような現象が出ている場合がありますので、 テールシャフトが真っ直ぐになるように(但し引っ張りすぎては抵抗が大きくなりすぎて飛行に影響するので要注意)調整し、 またテールギアがしっかり固定されているか確認してください。 もし足りない場合にはセロテープ等で補強を試みてください。 もし墜落等でテール部分が痛んでいるようなら、発泡スチロール用接着剤かエポキシ接着剤で補修をしておくことを忘れずに。 またテールローターはあらかじめローター一面にセロテープを貼って補強しておいたほうがいいようです。 あと機体にバッテリー等を搭載して重量を重くして落ち着きを取る方法が紹介されています。 これは重量を増やすことによってホバリング時のローター回転数をあげてそのジャイロ効果で安定感を増す効果があるようです。 また自身がダウンウォッシュあおられないようにする効果もあると思われます。 4)その他 メインローター用モーターとメインギアのバッククラッシュはきつくなりすぎないようにしましょう。薄い紙一枚はさんで調整すると良いようです。 機体の各部品で取り付けがよくないような部品があると振動がその周波数によって増幅されて機体を不安定にする要因になる可能性があります。
メインギア、キャノピーなどしっかり取り付けられているか特に墜落したあとなどには確認しましょう。 メインギアのスラントはあらかじめセロテープ等で固定しておくといいかもしれません。 また、新型レボリューターではフリージャイロが変更されています。 個人的には旧型をつかったことはないので比較は出来ないのですが、新型のほうがいいという話は聞きます。 見分け方は、旧型は平板に小さな突起があるもので、新型は平板の外周だけ厚くなっています。突起はありません。 キャノピーの付け方によってレートジャイロが接触する場合がありますので注意が必要です。時々キャノピー内部をみて傷がついていないか確認してください。 「H610の実力」について 基本的には室内ホバリングがメインになるとおもいますが、それなりに慣れると上空飛行ぽいことも出来ます。
その際にはローターの回転により右旋廻の方がやりやすいようです。ただフリージャイロをつかっていることもあってバンクを取ってとばすようなことは出来ません。 バンクを取って旋回させるとジャイロ傾いて内部で当たって操縦不能になります。 また移動速度も速いと同じようにジャイロ傾いて内部で当たって操縦不能になります。 楽しみ方としては、レボリューターのビデオでも紹介されているような、ピルエットや定点着陸、慣れてくれば場周飛行や、M字飛行などがあると思われます。 ピルエットも高度と場所を維持しながらやるのはとても難しいです。 メンテナンスとしては、墜落対応以外ではモーター交換等が考えれます。 モーターは、メイン・テール用とも10時間とされていますが、連続して5分間以上飛ばしたりすると著しく寿命が短くなるようです。 メインモーターの寿命はパワーがでなくなるので比較的つかみやすいのですが、テールローターの交換時期は難しいです。 ただ、上記にも述べましたが、テールシャフトを引っ張りすぎたりすると抵抗が大きくなって著しくモーターの寿命を短くするだけでなく、 コントロールも難しくなりますので注意が必要です。 メインモーターは、同じFK-180SHサイズのABC模型製のM&Yモーターがありますが、性能が全然違います。オプションパーツを買ってください。 またこれはノウハウですが、モーター交換のためにメインギアユニットを外したときに誤って、光センサーのプリントケーブルを切断してしまう場合があります。 この光センサーは面ギアユニットには同梱されてなく、またオプション品としても販売されていなので、 もし切断した場合には焦りますが、キーエンスから補修部品扱いで直販してくれます。 価格は部品代1000円プラス運送料、代引き代金です。 あと楽しみ方としては、自作機体とか自作ローターでしょう。 ローターはオリジナルが本当によく考えられているので、それを上回る性能をもつものを自作するのはかなり難しいのですが、 バルサでねじり下げなし直線ブレード等を作って飛行できることを確認しています。 また自作機体では、モーターの冷却性能と軽量化を目指して製作すると面白いです。 特にテールブームあたりをオリジナルより強化して製作すると操縦性がシャープになります。 オリジナルを好きな色にぬるだけでもスケールぽくなって楽しいですよ。
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