NO33  「ハミングパルーEP 改造記」  K様ありがとうございました。

更新 2002.02.13  さらなる進化へ・・・軽量化に挑戦!

2/13
 さらなる進化・性能向上を目指し
軽量化を行いました・・・が

(プロローグ)
どこかで見たような気がしませんか?
そうです!この機体は2001/2/10 「第2回とりさん飛行会」でKさんが飛ばしていたものなんです。
Kさんはもっとスローフライトが出来ると思っていたそうですが、
予想以上にやんちゃだったため、私に声をかけてくださいました。
勿論大感激しました。

もとキットは以下のようになっていました。(ムサシノ機の部屋に出ているものと同じです。)

箱の写真です。
なんと
”サブマフラー”がついています。

  設計日時 1983.11
  全長    660mm
  翼幅    640(複葉)mm
  主翼面積 12.6dm
  全備重量 310g
  エンジン  03
  RC装置  3〜4Ch
  翼型    フラットボトム
      
翼面荷重 24g/dm  
  備考)上翼にエルロンがついてます。
箱絵のデータです。
機体・キット説明文です。

引越しやらなんやらでバタバタしていて、リビングに飾っている状態になっていましたが、
先週末の飛行エリアでは小型機が向いているようなので、
私なりにちょっと変更してみようかなと思っています。

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<復活・覚醒編>

2008.02.13 さらなる進化へ・・・軽量化への挑戦!

いつもはダラダラな私が、
珍しく当日夜にに懸念だった点を改良すべく改造に着手しました。
改造点は
1)・事前に懸念された”後ぎみ重心”と
2)Kさんから指摘されていた”下翼のゆがみからくる左グセ”でした。
の解消です。

1)重心の適正化
重め(7g)の6セル650mAhバッテリーを搭載しても、
まだ、調整しきれなかったので、
「それでは!」と垂直尾翼と胴体側版の肉抜きをしました。

赤丸はくりぬき隠しです。
渋いリンケージバレバレ・・・。

垂直尾翼部分は円形にくりぬき、赤いオラカバで仕上げました。
また、胴体側板もくりぬき、透明オラライトでカバーリングしました。

2)下翼の歪み
初日の最終飛行の着陸で、下翼後部材が折れてしまいました。
このこともあって本格的に改造する事にし、フィルムを剥がしました。
構造はやはり華奢です。
まず、折れた部分の補修と主翼中央部のプランクをしました。
そして、主翼の歪みを修正しつつ、オラライトでフィルム貼りし直しました。

3)ちょっとカラーリング
シールを貼ってみました。

上翼と下翼の色が・・・・まあいいか? 「浮かし屋」シールが!

ということで、こんな風に変わりました!

またまた、雰囲気が変わりました!

さて、お楽しみの軽量化の結果です!
改良前重量313gに対し、
   改良後重量は
      ・
      ・
      ・
      ・
      ・
      ・
      ・
      ・
ゲゲッ、
ナント!!
310g!

3時間かけてたったの-3gかい?

デザイン的なことはさておいて、これではやってられませんね。
しかも!
それでも機体後部が軽くなったから「重心位置が適正になったかも?」と期待しましたが、
結果・・・・やはり後ろが重い感じです。
(う〜ん、やはり胴体後部が長すぎるような・・・)

しかし、テスト飛行のでは
下翼の歪み取付角を修正しねじり下げをつけたせいか、低速安定性が良くなったように感じます。
サッカーグラウンド2/3で、余裕を持って8の字旋回が出来ます。
また、6セル650mAhニッケル水素バッテリーで8分以上の飛行が出来ました。
風のない日は最高にいい雰囲気出す。
・・・・風があるときは・・・・進まないです。
ぼちぼち進化させていきます・・・・ボソッ。

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2008.02.11 大空への飛翔!

2/10
さて前日は早朝テスト飛行がこけてしまいましたが、
この日のFJZは風が穏やかです。

まず、6セル650mAhのニッケル水素バッテリーを接続して準備完了です。
メカチェックが終わり、フルスロットル・・・・
う〜ん、なんかパワーが足りないです。
何かで書いたかも知れませんが、こう思うときは要注意です。
そうは知っていても、押さえきれずに初飛行やってしまうところがわるいクセ。
手投げ発進です!

飛行前に・・・ 手投げ直前です。
おおっ!”飛んだ! へへっへ!

上記の画像では上手く飛んでいるようですが、
実際の飛行はヘロヘロ・・・
土手上から手投げしたのですが、水平飛行がやっとで一周させただけで着陸させました。
とりあえず飛びましたが、これでは成功とは言えませんね。

回収してから考えました。
「準備でのパワーの無さはバッテリーせい!?」ということで、
6セル250mAhのニッカドバッテリーに交換しました。
するとパワー感が20パーセント以上違う感じがします。
「これなら!!」と手投げすると、上昇して行くではないですか!!

ハミングパル号”大空に飛翔”しました!

さて、上空での飛行ですが,
ゆったりと飛んで、とても雰囲気iいいです。

次にちょっと予想外だったニッケル水素バッテリーを追加充電して見ました。
今度はバッチリです。
2日前に充電したことと、当日の気温のせいで本来のパワーが出なかったようです。
こちらのほうが安定していました。

ちょっと気になる点と言えば、
やはり、
・事前に懸念された”後ぎみ重心”と
・Kさんから指摘されていた”下翼のゆがみからくる左グセ”でした。
次回の課題です。

そして、この課題をクリアするべく、
さらなる進化の予感が頭をよぎるのでした・・・・。

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2008.02.08 ハミングパル 突然の覚醒!

突然ですが、ハミングパル号が復活・覚醒しました。
スナッピーの完成・初飛行、スカイホッパーの初飛行が済み、
E・プレイリー号の修理・ドレスUPが終わりました。
作りかけがいっぱいあるのに、またまた「新作機作りたい病」が出始めました。
ところがいざ、あれこれ手持ちキットを眺めて見るのですが、
工作台上がごちゃごちゃしていて、とても気持ちが乗りきれません。
そんな時フト見てみるとハミングパル号が目にとまったのです。

この機体はKさんから譲っていただいた物で、すでに10ヶ月くらい経ってしまいました。
今では幻とも言えるムサシノ絶版機ということもあって、
「軽い気持ちで復活させるわけにはいかない!」と思っていました。

しかし、突然の心替わり!
「飛ばないRC機は、ただの飾りもの」とばかりに、復活・覚醒作業が開始されました。

覚醒にあたり、ちょっと仕様を変更してみたいと思います。
5/15の記事にも書いたのですが、
モーターユニットの変更が大きなポイントです。

まったく個人的な意見ですが、
このクラスの大きさのには400・380モーターが使われることが多いように感じます。
400クラスとなるとやはりバッテリー自体で7セル500mAhが欲しくなり、
重量は約150gとなってしまいますよね。
ここでコブラZ-EPの時もそうでしたが、モーターを一回り小さくして消費電流を押えたものにすると、
約100gの軽量化が出来ます。
そうなるとニッケル水素バッテリーの軽い物が使え、400クラスのダイレクト仕様より飛行時間も延びそうです。
パワー的にちょっと不安もありますが、トライしてみることにします。

実は当初お気に入りのユニオン130ギヤダウンでいこうと思ったのですが、
機首部の納まりが悪く、さらに重心位置調整が難しいので、
結局 ゼロ戦EPの最後に使ったGWSの300モーターダイレクトで行く事にしました。
これはEDP-300Bというタイプで、6V、10.2A、スラスト192gという性能になっています。
スラスト192gということは400gぐらいまでなら問題なく飛ばせそうな感じがしました。

さて、実際の改造ですが、
1)機首部の再製作
2)再リンケージ
3)調整
です。

1)機首部の再製作
前後胴枠?は2mmベニア、回りは2mmバルサです。
Kさんが機首部を取り外し式にしておいてあったので、
新たにモーターにあわせて作りなおしました。
400ギヤダウンからの変更なので、機首が短くなっています。

2)再リンケージ
胴体内に7セル500mAhようのベットがあったのですが、
今回のバッテリーは、6セル650mAh(ニッケル水素)を、機首直後に搭載する予定なので取り外しました。
また、エレベータサーボは胴体左側面に露出で取り付けるようになっていましたが、
胴体内側板に両面テープ止めしました。
エルロンは上翼だけ。
リンケ−ジはKさんのものをそのまま使いました。
エレベータロッドはQRPの0.8mmのもの
受信機は胴体内側板にマジックテープ止めです。

3)調整
特に変わったところはありません。
機首部ですが、下面からモーターを取りつけます。
機首部UPです。

といったところで復活しました。
お待たせ?全体像です。

ちょっとイメージが変わりましたね?!
いつもながら味気ないカラーリングです。
初飛行が成功したら、お化粧します。

この時点での諸元ですが、      
主翼 55g(上翼32g、下翼23g)
胴体 98g
モーター 45g?
受信機 10g(GWS、6Ch) 
スピコン 10g 
サーボ 20g
バッテリー 75g(6セル650mAh、ニッケル水素)
合計 313g

公表すらストストからいけば十分飛びそうです。
バッテリーを繋いでモーターを回してみましたが、う〜ん・・・・ちょっと足りないかも?

そこで完成後(AM1:30すぎ)、リビングで滑走させて見ました。
すると元気に滑走するではないですか!!

「これならイケル」と早朝テストを計画して、目覚ましをセットしました!
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ところが、ある事件が勃発しました。
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そうです!
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しっかり寝すごしてしまったんです。
やはり起きらるはずがありませんでした。
そんなわけで、飛行レポートは休日中にUPします。

続く・・・・

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2001.05.15 現状は・・・・・
 Kさんは400ギヤダウンを使っていましたが、
 オーバーパワーと言っていました。
現状はメカ無し・動力無しです。

改造希望点?)
・モーターユニットの変更
 KさんはQRPの400ギヤダウンユニットを使っていましたが、
 この機体にはオーバーパワーと言っていましたので、
 もう少しゆっくり飛べるユニットにしたいと思います。
・メカ、バッテリーの変更
 もう一回り小型メカもいいかも?
・フィルムの軽量化
 オラライトに貼りなおして見るのもいいかも?

とにかく復活させます!・・・・・?