No106 マイティベア ガーデンエアクラフト 

05/30

 ■ マイティ・リベンジ!■

<プロローグ>
Y様から製作依頼を受けました。
完全完成でのお引渡しを予定しています。
ゴールデンウィーク中完成・・・間に合うか?


( 製作・飛行編 )  ここからは一番上が最新になります。
2005.05.30
 マイティ・リベンジ!
■ 初飛行感想・・・■
今回のインプレUPって時間がかかってしまいました。
本当はあまり書きたくないのですが、やっぱり正直に書きます。
まず、完成して気になったのは”完成重量と重心位置”です。
メーカーHPでは重量が340〜370g、同梱明細では〜400gとなっていて、
「モーター GWS350C/DS(6.6:1)
12*6スローフライプロペラ バッテリー7.4v800mhから1500mh
現在発売されている同サイズのバルサキットの約1/3の重量です。」
とありましたので400XT 、2セル1250リポを選択しました。
ところが、この完成段階で重量はすでに400g!
取説の指定位置にパーツを設置しても後ろ重心で全く合いません。
仕方がないので、バッテリーをモーター直後に搭載しましたが、お話になりません。
自分の機体ならともかく、依頼された機体なので重心位置優先でオモリを積むことにしました。
機体最前部に積んだオモリ重心位置とつりあったのは・・・なんと56g!!
一瞬わが目、マイティを疑いました。
それでも「もうちょっと前がいいけどな〜」って言うレベルです。
で、総重量456g!・・・と恐ろしい重さになりました。
これじゃあ、400g以下を信じて選択したモーター推力比はぎりぎり<1>・・・
指定どおりのGWS350Dユニットでは、全くXXXXXなんて出来ないです。

初飛行をしましたが、風があったことを差し引いても・・・全く想像をはるかに超えた飛行でした。
気を取り直してとりあえずトルクロールをしようと機体を立てると・・・
そのままラダータッチ=>ぼてっ=>うらがえったカメ状態!
これ以上はとても書けないです・・・ご勘弁ください。
初心者の方にはかなり無理があるようです。

で、帰宅後あまりにも完成重量と飛行イメージが違い納得が行かないので、
ネットで検索して同じマイティを飛ばされているWakaxxxxさんにメールをしました。
すると
「私自身、初めてのEPPということもあり、
たぶんに接着剤を多めに使用したこともあるんでしょうが455gから470前後になってしまっています。
2機作ってそれでも同じなのでそういう仕様なんだ?と気が付いたくらいです。
どうやったら、説明書のとおりになるか・・・・・

取説どおりのメカ、配置で重心位置は・・・えーと、あいません。
機首に1500のリポを積む、錘を100g弱ほど積むなどしないとだめでした。
私はお腹を切り開いてできるだけ前方にリポを入れてます。
主翼を外すのが面倒でこれだと楽ですし、バッテリーも前にもって行きやすいです。

私もGWS350でやってみてだめ、
3セルかけてやっと元気に。2208/34相当のモーターだとやっと飛ぶくらい。
2212/34を最初から使っていればまた変わったでしょうね、見方が。」

”私が作ったマイティだけが変だった”のではなく、重量的にも重心位置の問題も同じだと聞いて、
ホッとしました・・・・・が、が、が、がが
言わなくてもわかりますよね!ご理解ください。

■ マイティ・リベンジ!■
で、結局機体は私の手元に残りましたので、
「もう少しなんとかならんかな〜」とあまり部材をゴソゴソさがしてみました。
ありました、ありました!
マイティにピッタリのカ○ブラシレス!
そのままではあまりにも電流を喰いすぎて組み合わせがどうにもならなかったヤカンブラシレスです!
2セルで15Aも喰って推力は・・・でいままでお蔵入りでした。
ですが、先日何を狂ったか3セル2000mA(10C)のリポを買ったこともあって、
ヤカンブラシレス+3セル2000mAhリポとの組み合わせでいくことにしました。

ユニットを搭載して、プロペラはGWS9050DD?と見当をつけて電流値を測ると、
なんと初期20A!!! 200W入力で感覚推力600gくらい?
しかもこげくさい匂いが漂ってきます。
もう少し電流値を下げようとGWS8040DDを取り付けたら、回転数が高すぎてペラ止めゴムが吹っ飛びました。
仕方がないので、
「飛ぶとは思うけど、なんか電力を無駄に使ってそうな組み合わせだな???」
と思いつつもこれで行ってみることにしました。
不幸中の幸い?、3セル2000mAのリポの重量のおかげでオモリ無しで重心が合いました!
でも、でも、でもでも・・・総重量はジャスト500g!!
おめでとう!EPカブニッカド7セル500mAバージョンとほとんど同じ!!
これじゃあ軽量EPP練習機の意味は全くありませんね。
(EPカブは本当に素直に良く飛ぶし・・・・)

まあ、それはおいといて、実際の飛行です。
このモーターどうやったら使えるんでしょう?
私との相性はあまり良くないみたいです。

モーター直後に3セルリポがあるのですが、
厚みで蓋が閉まりません。
とりあえず飛行前に
tsuneさんに撮影していただきました。

初飛行時の飛行で少し飛行がわかっていましたので、あまり不安はありません。
パワーがある分楽です。

で飛行ですが、結果から言うと癒しの森の狭い空間でも、何とか飛行出来ましたし、
コブラ飛行会やホバリング、トルクロールもどきを行うことは出来ました。
とはいっても絶対パワーも足りないのでトルクロールで姿勢をくずしたあとのリカバリは難しく、
重量増からくる翼面荷重の増大にともなってスロー飛行時のスピードは上がってしまったようです。
それでもしつこくマイティを楽しもうと飛ばしこんだのですが・・・・やっぱり残念賞決定!!!

ファンフライ飛行をするなら、MS−1やイノセント、フェザーのほうが簡単で楽しそうだし、
初心者向けスローフライトならナイトメアのほうがはるかに安心!
となると・・・このマイティは色を塗ってインテリアとして飾っておきましょうか?
でもEPPだし、やたらとデカイし・・・何か使い道は?。



2005.05.09
 初飛行しました。
■ 完成!■
カラーリングはこれからです。

で、
■ 初飛行 ■
Yさんとツーショット
ちょっと高いところで操縦中!!

インプレは後日UPします。



2005.05.07
 メカ積み終了!
■ モーターの取り付け ■
モーター取付けました。
メカ積み終了しました。


■ コネクターの取付 ■
充電器、バッテリーにコネクターを取付けました。
ショートを防止するため、
+−でコード長さを変えています。


この後、主脚も取付けました。
残作業は
・タイヤの取り付け
・尾そりの取り付け
・メカの固定
・全体の調整です。



2005.05.06  ほぼ生地完成!
■ 生地完成 ■
とりあえずほぼ生地完成になりました。
今までのEPP機と較べて接着面が多く、レーザーカット面の”荒れ”でちょっと大変でしたが、
組み上げ自体はプラモデル感覚といえましょう。
トレーナー機となっているため、EPP自体もファンフライ機に較べて発泡倍率が低い物を使うことで、
グラステープ等の補強が必要ないこともいい感じです。
あの補強って慣れている人ならスイスイですが、はじめての人は戸惑ってしまうかもしれません。
さて、ではどんな感じでしょうか。
正面から
後方から
 水平尾翼の補強はピアノ線指定でしたが、
 軽量化のためカーボン補強に変更してあります。
(尾翼はまだ接着していません。)

まだ、モーターマウントは付いていません。
メカ積みと平行して進めましょうか。



2005.05.04 胴体70パーセントくらい?
■ 胴体の製作 ■
胴体は取説に沿って製作しました。
 胴体側板に補強ベニヤを接着..
 ここまで出来ました。
まず感じたのは「胴体がでかい!!」ってことです。
これだけメカ積みは楽でいいですね・・・・。
製作ですが、
レーザーカットということもあり難しくはありませんが、
カット面がレーザー熱で荒れているのでそれをサンディングするのに手間がかかりました。
これはたぶん発泡率が低いEPP(=丈夫)を使っている関係もあると思います。
接着は瞬間で押さえながら促進剤で進めました。(結構めんどいかも?)

で、お約束の仮組みしてみました。
本当に存在感があります。
(=かなりデブとも言う・・・)

さて次回はブラシレスモーターのマウントを考えたいと思います。



2005.05.03  主翼ほぼ完成!
■ 主翼の製作 ■
今回はYさんが初心者ということもあって、ちょっと変更を加えました。
・エルロン仕様だが、上反角をつけた。(翼端で30mm)
・エルロンサーボは外付・横置き=>埋め込み・縦置き(サーボが外れにくい?)
といった2点です。


1)翼端とエルロンの成形
 カット前..
 カット後..
厚紙で型紙を作ってからカットラインを上下面に引いてからカットしました。


2)主翼の接合と補強材の取付
主翼中央の黒いラインが補強材(PPパイプ)です。
先に書きましたが、安定性優先で若干の上半角をつけました。
個人的には高翼機の上半角”0”は主翼が垂れ下がって見えるので、
若干上半角があったほうが見栄えがするように感じます。

また、PPパイプの埋め込み補強はですが、
作業前はかなり???でしたが、実際に上下面に行ってみると、バッチリ強度が出ていました。
カーボン補強よりは重いかもしれませんが、お手軽安価で、使いやすい補強だと感じます。

また、ここでエルロンをヒンジテープで取付けました。


3)エルロンサーボの取付
埋め込み、縦置きにしました。
取説ではエルロンサーボは外付横置きでしたが、
「どうせならすっきりいこう!」と埋め込みとしました。


4)主翼ほぼ完成!?
後はリンケージです。
ここまでほぼ完成となりました。
主翼剛性もいい感じです。
ただし、重量は”98g”・・・ちと重いかも?

といってもファンフライ機ではないし、
壊れにくい練習機と考えれば十分以上でしょう!


さて次回は胴体製作編です。



2005.05.02  キット画像だけですが・・・
■ キット画像 ■
結構キッチリ出来てます。

その他は撮影していないので順次UPします。



2005.04.28  今夜から製作開始
今夜からの製作にあわせて、ブラシレスモーター、受信機を揃えました。

■ パーツ その1 ■
上左:ブラシレスモーター400XT
上右:軽量4Ch受信機、クリスタル
下 :GWS PICO5.4gサーボ 

その他のパーツは順次UPします。