No118 パイナッピーEP (UC−1テスト用 Uコン機) 木村模型
”初飛行模様” 動画です!
1) UC−1始動手順  => こちら
2) 野村さんテスト飛行
 => こちら
3) 市川さんテスト飛行
 => こちら
(動画協力 石川さん)
2007.02.20
 ■ 新モーターマウント完成!■


<プロローグ>
思えば、埼玉から引っ越してはや5年・・・Uコンからも遠ざかっていましたが、
2006年の忘年会に参加したさせていただき、いろいろなお話を聞くにつれ電動Uコンの可能性に”ハタッ”と目覚め、
ちょっと試して見たくなりました。
そこでの問題は、モーターコントロールとタイマーということになり、
皆さん試行錯誤でRC装置を搭載したりしているようですが、
TORIIとしては、早速Wadaさんに相談しコントロール装置を試作していただきました。

電動Uコン専用モーターコントロール装置
【仮称) UC-1 】 
いろいろな方が試作しておられると思いますが、
当方では上記のコントローラ【仮称 UC−1】に以下の機能を盛り込みました!

1)市販アンプとの組み合わせによる、回転制御を実現!
2)タイマー機能搭載!(1〜7分まで分単位で設定可能)
3)モーターの始動、停止スイッチ装備!

これらの機能により、
苦労して搭載していたRCメカ等は全く必要がなくなります。
また、アンプとは独立しているため、モーター・バッテリーの制限を受けません。
ということは、
どんなクラスの機体にもお好みのパワーユニットが使えるということです。
シンプル設計にしたこともあって、
サイズ、も60mmx20mmx5mm(突起部除く)と
省スペースなので搭載場所を気にしません。

これから実際に機体に搭載してのテストを行い、
皆さんからのご意見も反映したいです。

少しでも、Uコン復活・復権の助けになれれば・・・と考えています。


そうなると、テスト用の機体が必要になります。
Tさんにも相談したのですが、やはり電動仕様ということで新しく製作ようにしました。


( 製作・飛行編 ) ここからは一番上が最新になります。
2007.02.20 ■ 新モーターマウント完成!■
UC-1の配布を発表したところ、
パイナッピーEPの飛行を体験したWさんからパイナッピーEP完成機を依頼されました。
機体自体の製作はベテランのT.Iさんが引き受けて下さりましたので、
私はパワーユニット周りを担当することになりました。

で・す・が・・・
なんと2日で機体が仕上がってしまったようで
あわててマウントの製作を行いました。
今回はサイズを若干変更するとともに、
 1.5mmベニア=>2mmベニア+カーボン補強!

 強度UPをちょっと贅沢?な仕様になっています。
パイナッピー自体の機首部分も、
私のパイナッピーEP1号機での経験を生かして、ちょっと変更してもらっています。
マウント、もモーターは昨日発送いましたので、
今週末までには完成、初飛行できるかも?
あっ、でも・・・???


2007.01.31 ■ 再復活飛行・・・無事生還しました!■
前回は風が強かったことと、Uコンから数年遠ざかっていたこともあって、
パイナッピーEPの飛行はベテランの方々にお願いして、自分自身は飛ばしませんでした。
とはいえ、思ったとおり、以上の飛行でしたので、次回は飛ばしてみようと心に誓っていました。

先日(1/20)きままな飛行会でも期待されていましたが持参しませんでしたので、
1/28の遠征?飛行会に持ち込みました。
幸いワイヤー、ハンドルは風化?していませんでしたので、飛行させることは可能だったわけです。
また、エンジンとは違いバッテリーのみ?でOKなので、以外に準備は楽なものです。
若干の整備として
・主翼のねじれ修正
・翼端重りの追加
・バッテリー固定バンドの変更
・アンプの変更40A=>25
・サイドスラストの変更
を行いました。

さて、ドキドキの再復活飛行ですが、むかし飛ばしていたことがある平井さんに助手をお願いしました。
もちろん、他のメンバーはUコンは見たことはもちろん、聞いたこともないそうです。
メンバーの好奇な視線が痛いくらいですが、覚悟を決めて再復活飛行挑戦です!

 【UC−1】の操作も簡単です!

タイマーは2分にセット!

手を上げて発進準備完了!

手を下ろして発進、離陸!!

アッサリ離陸してしまいました。
飛行も全然問題ありません。
2分が長く感じられましたが、無事復活飛行が終わりました。
飛ばしてみると、しっかり体が覚えていまして目が回ることもありませんでした。

さすが19クラス(16mワイヤー)は安定していて楽です。

次から飛行時間を3分に変更し、水平飛行の練習をしながら宙返りも行ってみました。
ヘタクソなのがバレバレのへなちょこ宙返りでしたが、何とか落とさずにすみました。

その後何回か慣らし練習飛行を行った後、体験飛行を募ったところTさんが立候補しました。
数年ぶりに復活した私では不安もありましたが、
『まあ、何とかなるだろう!』と挑戦です。

やってみると、「案ずるより生むが易し」そのままで、
無事体験飛行を行うことが出来ました。
 おっさん二人のダンス?は耐えられないとか・・・?
う〜ん、ごもっとも!



TさんはUコンは初めてでしたが、

「何と言ってもUコン初体験に未だに感覚が新鮮です。
なぜか右手が筋肉痛の私でした」


とご機嫌(?)でした。

自分で飛ばしてみての感想ですが、
エンジン音がない分、音から来る力強さはありませんが、
逆に飛行に対するプレッシャーが少なく感じました。
排気で汚れないので助手も頼みやすいし、車も汚れず掃除も簡単!
バッテリーの充電管理は必要ですが、騒音の関係で飛行場所がなくなってきている環境では
やはりUコンにも電動化という流れも必要かもしれません。
もちろん電動のあっけなさに比べて、エンジンの趣味性の高さも捨てがたいですね。

いや〜久しぶりでしたが、本当にUコン楽しかったです!
今も飛ばしたくてウズウズです!

では、またのレポートをお楽しみに!

PS:私も帰宅後、体が痛かったです・・・不慣れな回転運動をしたせいでしょうね。


2007.01.19
■ パイナッピーEP機体仕様です。■
さて、パイナッピーEPの機体仕様ですが、

電動仕様 エンジン仕様
全長 => 705mm
翼長 => 1030mm
主翼面積 => 22du
動力 200Wクラス 15〜19クラス
重量 700g 720g〜
です。

電動仕様のほうが若干軽いようです。
もう少し、付け加えると、
バッテリー無しの機体重量が540gなので、搭載バッテリーによって増減があります。
自分の飛行スタイルで、軽い(容量の少ない)バッテリーを使えば、さらに軽量化になるでしょう。


今回は、外側が重いほうが良いと思い、バッテリーは胴体外側に取付けましたが、
遠心力のことを考えると、内側のほうが良かったようにも思います。
新たにテストに考えているリポはもう少し正方形に近い形なので、
搭載についてはバッテリー形状と合わせて考えて行きたいと思います。


UC−1は操縦者側で調整できるように内側に追提案す。
今回はマジックテープで固定してあるだけですが、皆さんからねじ止めの希望がありました。
そこで、
(1/19現在の)UC−1はVer2.0となり、ねじ止めが出来るように基板形状を変更しました。
また、部品配置も進化しています!

UC−1 Ver2.0をご期待ください!



2007.01.15 ■ 無事、初飛行成功しました。■
先日のフィルム貼りが失敗に終わり、ガッカリして金曜は不貞寝してしまいました。
しかし、「今週日曜にはなんとしても初飛行したい!」と心に誓っていたこともありまして、
土曜(1/14)は萎えそうになる気持ちに鞭をうって作業を進めました。

主翼のフィルム貼り、主翼、尾翼の取り付け・・・リンケージもろもろ。
細かいところにかなり時間を食ってしまい、
完成したのが27時45分・・・そうです1/15(日)午前3時45分!
 かなり、バタバタして完成させました。

それから6時半まで睡眠をとり、7時に起床。
Uコン仲間だった石川さんにTELで飛行場の状況を確認しました。
「風が強いという予報が出ているけど・・・」といわれましたが、
「水平飛行だけでもいいので、テストしたいから向かいます!」と答えました。

で、出発7時30分、現地に9時過ぎに到着です。
何人かの方はすでに機体を広げていました。

さて、強行製作で完成したパイナッピーEPです。
 大径プロペラに対応させるため、
タイヤはでかいです!
 カラーリングセンスは・・・ありません。

現地はかなりの風が吹いています。
時折6m強くらいの風もあり、皆さん飛ばさないで待機しています。
とはいえ、飛ばしに行ったというよりも『UC−1』のテストがメインだったので、
強風の中でも初飛行決行です。

初飛行準備をしていると、さすがに電動はマイナーなためか、興味深々のようです。
いろいろ質問を受けましたが、実演が一番です。
 「出来は・・・・???、まあいいでしょ!?」

初飛行のパイロットですが、
もちろん数年も飛ばしていない私ではなく、ベテランの石川さんにお願いしました。
(あとで思えば、あの強風のゲテモノ機の初飛行はいやなものがあったと反省しています。)

強風であることと初飛行のため、『UC-1]』のタイマー設定は2分としました。
 パイロットは石川さん、助手は野村さんです。
さすが、石川さん!
アッサリ初飛行成功です。
飛行画像は難しい・・・
かなりパワフルな感じです!

強雨のため、宙返り等はしませんでしたが、実にアッサリ初飛行成功でした。
感触を聞きましたが、
『パワー感も十分以上で、この風の中でも全く問題ない!』
との感想をいただきました。
もちろん、タイマーもきっちり働きました!

続いて、野村さんにも飛ばしていただきました。
 野村さんもアッサリ飛ばしてしまいます。
空は青くてきもちいのですが、
いかんせん風が強い。

野村さんも高評価です。
次にUコンスケール機が素晴らしい市川さんにも試してもらいました。
すみません、
 市川さんの操縦姿がボケてまして、UP出来ませんでした。

(上から3枚目画像の右端の黒い帽子をかぶっている方です)
市川さんも同評価をいただきました。

風が収まりそうもありませんので、ここで本日のテスト飛行は終了しました。
今回1本のリポで、2分x3フライト=6分の実飛行時間でした。
3人目の市川さんのフライトでもパワーの”へたれ”は感じませんでしたので、
今回のパワー設定が読みどおり?だったように思われます。

まだまだ、課題はあるとおもいますが、
無事テスト飛行が成功したことで今後の弾みになりました・・・なりそうです!

次回はパイナッピーEPのパワーユニット、機体のついてスペックについて、
ご紹介をしたいと思います。



2007.01.12 ■ フィルム貼り・・・失敗しました。 ■
(がっかりしたので、画像はありません。)

珍しくコツコツとフィルム貼りをしていたのですが、
昨日失敗したことに気がつきました。
軽量化のためオラライトの使用を考えていたのですが、
機体製作の”アラ”が見えないようにと、透けない?との噂のある某K社のLコートを使ってみました。

垂直尾翼から張り始め、「アイロンだとちょっと収縮が少ないな?」と思いつつも、
あとでヒートガンを使えばと水平尾翼を仕上げました。
主翼ですが、中央プランクの段差でなかなかピンと晴れ中たったのですが、
これまたヒートガンでごまかそうと貼り終えました。

さて、胴体に移る前にちょっときれいにしておこうと、
ヒートガンを使ったのですが・・・

ピンと張るどころか、たるんでしわが出来てしまいました。
強く当てても一向に収縮する気配がありません。

そういえば、以前仲間から、
「たしか前にσ(^_^)も使いにくいって書き込んでたはず、、、
・・・飛行会の後の立ち話だったかな・・・(^^;A
アイロン温度も低めでないとダメで、温度が高いと伸びる一方の感じになります、
片方から引っ張って貼るようにしなければなりません。
普通に貼るのは難しい(って言うより使えない)のですが、
しかし、貼りやすいと言う人もいるので不思議です。(^^ゞ」

「ソレ、ダメです(笑)。白は特にダメです。
最初から引っ張って貼らないと、シワシワです。
ピンク色のとかは、ワリと縮みます、色によってだいぶ
違う感じです。」

「とにかくピンピン引っ張らないとダメです。
端を仮固定して、引っ張って延ばすように貼っていきます。

角部分だけ、温度の高いアイロンの角を当てて馴染ませます。
この温度だけはかなり高温です。
裏糊が分離するギリギリで攻めます。


はっきり言って疲れるフイルムです。バキッ!!☆/(x_x)」

って話を聞いていたよな〜・・・
でも、尾翼がそこそこ貼れたからいいと思ったんだけどな〜
アドバイスは素直に聞いておけばよかったです。

あ〜貴重な3日間を無駄にしました。
気持ちも萎えたし、週末初飛行はかなり難しくなってきたもしれません。

Lコートのバカヤロ〜!

PS:某K社に貼り方をお聞きしたところ・・・「むずかしいです(しわ取不可能?)」といわれました。
  たぶん私では使いこなせませんし、イライラしたくないので使わないでしょう。
  かなり、悲しいです。



2007.01.09 ■ 暫定、仮UPです。■
気がつくと最近全くバルサキットを製作していなかったので、
組み方をすっかり忘れてしまっていましたが、何とか生地完成まで行きました。
とりあえずテスト機ということでほとんど素組みですが、
機首はいろいろなモーターに交換できるようにしてあります。

主翼の製作です。
左右主翼の結合です。


いきなり生地完成です!
 生地完成です!
 モーターはいろいろ交換できるように、
作ってみました。