モータは前回レポートした320カン+新ステータ2倍モータを胴体内に収容し、 機体に付属のカウルを使用した関係で、 モータシャフトとしては長いものが必要になりました。 320カンは胴体内に余裕で入ります。 <<仕様>> 0.35×20ターン、ネオジ7×5×0.9 ペラ:グラウプナ8×4.5で初期最大電流:3.5A |
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シャフトはジャンクのCD−ROMの駆動部から取り外した3mmシャフトを使用。 このシャフトは多少径が太く、ベアリングにキッチリと入ります。ガタが無く好都合です。 必要に応じてカットして使用できます |
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製作記事はTORIIさんのHPにも詳しくアップされているので省略。 総重量は290g(電池E−Tec700×3セル)。 受信器は、アンプの後方に配置しました。プレストは胴体が比較的太いので、 最近の小型メカを使えばメカの取付けに苦労することはありません。 <<仕様>> アンプ:JETI08アドバンス 受信器:JR500 サーボ:JR306×2(ラダー、エレベータ)、ウエイポイント8g×2(エルロン) |
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ファンフライと違ってグライダーの場合は遠くで飛ばす場合が多いのでノイズ対策が必要です。 注意したことは、 1)受信器のアンテナ線をサーボ線/アンプ線とクロスさせない、 2)胴体の後部から20〜30cm程度は垂らすという2点。 2)を実現するために今回はアンテナ線の途中をカットして、テトラのリンケージ用ワイヤを使用しました。 線が細い上に、だらしなく垂れることがないので見た目が良いです。 |
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<<飛行>> 重心は設計図の指定通り前縁から60mmに設定しました。飛ばした感じでは少し後ろ重心でした。 今後調整が必要。初期推力は機体重量を多少下回っている程度。 垂直上昇はできませんがかなりの角度で上昇します。 点になる程上昇させてみましたが、ノイズの影響は皆無でした。 中スローで30分程度飛ばしましたが、電池は半分程度残っていました。 上空に上げてしまえば大きなサーマルが無くても1時間程度は飛ばし続けることが可能なようです。 また、上空から急降下させて目の前でロール、ループをさせると気分爽快です。 機体の剛性が高く、バンザイする気配は全く有りませんでした。 飛行性能は、グライダーというよりは電動スポーツ機といった性格が強いと感じました。 かなりの強風の中でも元気良く飛ばすことができそうです。 自作ブラシレスの使い道として、この手の300g程度のグライダー/スポーツ機はお勧めです。 ビックリするくらい良く飛びます。一昔前のスピード400ダイレクト+ニッカドとは隔世の感があります。 |