No24 「70% ミニ・スカイビーバー号400EP
                       
(ミニ・スカビーEP?) 新造計画」
更新 2001.09.19

9/19
 アンヨをつけてみました。

No20でスカイビーバー号の予告をしていたのですが、
ミニ・スカイパンダ号が400モーターダイレクトで予想以上の飛行を見せてくれたことに感動して、
次期400クラスダイレクト機を考えました。
ツインチェリーのEP化やその他考えましたが、
今度は少しスポーツ機でいってみたくなりスカイビーバー号に決定しました。

図面の挿絵です。   設計日時 1970.12

  緒元は
  全長   780mm
  翼幅  1180mm
  主翼面積 21.6dm
  全備重量 1000g
  エンジン  09〜15
  RC装置  3〜4Ch
  翼型    クラークY類似
  翼面荷重 46g/dm
  になっています。

サイズについてですが、なるべくバルサ材を有効に使えないものかと思い、
900、600サイズに収まる70%のサイズスケール機?に決めました。


縮小した緒元は
全長    546mm
翼幅    826mm
主翼面積 14dm

使用予定機材は、みに・スカパンとほぼ同じです。

受信機・アンプ Futaba MCR-4AH 55g
サーボ JR371×3 30g
モーターユニット 400クラスモーターダイレクト 50g
プロペラ 6×3ぐらい?(未定) 20
バッテリー  8.4V500mAh 140g
機体本体 (予定)  155g
予定重量 450g

リンケージは軽量フレキシブルロッド、
モーターコントロール、エルロン、ラダー、エレベターの4ch仕様です。

となると予定翼面荷重は32.1/dm2となります。
オリジナルの翼面荷重より小さいですが、飛行は期待でき・・・・わかりませんです?。

<製作編 (構成を変更しました。上が最新です)

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2001.09.19 アンヨをつけてみました。
初飛行時の課題を調整して再テストしました。
スピコンと受信機は後回しとして、舵角を中心にやってみました。
すると・・・・・・飛ばしやすくなりました!
あとは受信機・スピコンを変更してやると、さらに飛ばしやすくなりそうです。

あと、こだわりの部分なのですが、アンヨ(脚)をつける事にしました。
もちろん脚がないほうが軽く・抵抗も無いでしょうが、
セミ・スケール機には雰囲気が大切です。
ちょうどアサミに寄った時に軽量主脚セットを見つけたので、
それを取り付ける事にしました。

”アンヨ”をつけると
こんな感じです。

どうですか?
まだ、仮止めですが雰囲気が変わりましたね。
飛行機らしくなりました。
これで離陸もOKです。
さあ、あとはメカの変更だ!

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2001.09.12 初飛行大成功! 飛行動画あります。
9/8の飛行会に向けて整備していたのですが、
前日にメカテストしてみると、サーボは動くのにモーター(スピコン)が動かない。
ニッカドも換えてみたけれどウンともスンとも動かない・・・・。
仕方が無いので、MCR−4AHを交換することになってしまいました。
コネクター類のハンダし直し。
おかげで0時過ぎまでかかってしまいました。
翌朝は4時半起きだというのに、直前にトラブルとは・・・。


動画は下をクリック

動画1  動画2

 飛行前の真剣なまなざしです・・・ 

 そりゃ〜、初飛行ですから!
(高崎さん、HILLさん画像ありがとうございます。)

現地でニッカドの追充電を行い、各舵の方向をチェックしました。
パワー的には問題無いと思っていましたが、400クラスの機体としては小さいサイズだとおもいますので、
浮きに少し疑問がありました。
材料から来た制約が飛行に影響しなければ・・・・。

さ〜って手投げです。
機体が傾かないように気をつけて、力を込めて投げました。
するとどうでしょう、そこそこ力強く上昇するではないですか!
これなら問題なさそうです。
と思ったのもつかの間、舵がシャープ過ぎてスティック操作が難しいです。
効かないとイヤだと思って、舵角を大きくとりすぎたようです。
こういう時コンピュータ送信機は便利ですね。

上空でロール、ループを試してみました。
両方ともまったく問題無し!
背面飛行もやってみましたが、下面フラットタイプの機体の中では一番楽に出来ました。

ただ、舵が敏感過ぎるので、ループをやると指ミキシングが入ってしまいました。
スピードも予想したより出ていませんし、着陸も安定しているといえるでしょう。

今後の課題)
1)舵角の調整
  大きくとりすぎていたので、小さくする。
2)メカの積み替え
  MCR−4Aアンプ付受信機は使いやすいのですが、いかんせん送信機にリバース機能しかない為、
  細かい調整に難があります。
  また、アンプも低周波ということで細かなコントロールが出来ないようです。
  ここは軽量受信機+高周波アンプを奢りたいですね。
3)メインギヤの装着
  このクラスならメインギヤ+タイヤは必要無いのですが、
  スケール機ということもあって雰囲気を大切にしたいです。

 ミニ・スカイビーバーEPは素晴らしい機体です。
 元設計の高さを感じさせる飛行でした。

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2001.09.07 10ヶ月の眠りから目覚めました・・・かもしれない?

10ヶ月の眠りから目覚めました?
ちょっと殺風景だな〜・・・シールでも貼りましょうか?

ぎゃー・・・・な・な・なんと前回の更新日は2000年12月28日・・・・・
と言うことは、10ヶ月近くもフィルム貼り完成で止まっていたことになる。
いつも気にはかけていたのだけれど、なかなか進まなかったんです。
申し訳ない!ミニ・スカビー!
ということで、週末の飛行会テデビューにむけての突貫仕上げが始まりました。
メカ搭載・リンケージって面倒くさくって苦手なんです。
そうも言っていられないので、狭い屋根裏部屋に扇風機を持ちこんでパーツと格闘しました。
特に変わったことはしていませんので、はしょります。

エルロン部です。 ラダー・エレベーターサーボ部です。 電池はベルクロ+タイラップ止めです。
モーターはQRPの400ダイレクト
 ペラ・スピンナーはヒロボーを使います。

ところが、実は肝心な部分が残っています。
もうお分かりですよね!
それはアンプ・受信機が載っていないんです。
お得意?のフタバMCR−4AHを載せようと考えているのですが、
MPXコネクターがなかったんです。
違うコネクターは¥あるのですが、ニッカドとの互換性がなくなってしまうので使えません。
今日買ってきます。

明日の飛行会が初飛行だと言うのに、やっぱりバタバタでした。
まあ、こんなもんでしょう・・・・。

この時点ででの重量が360g(ニッカド、受信機とも)なので、
コネクター他を追加しても400g以下になりそうです。
重量が400gで翼面積が14duなら、翼面荷重は28.5g/du・・・・・ホントかいな?
そんなに翼面積ないな・・・12duなら33g/du10duなら40g/du・・・・
オイオイいいかげん過ぎるぞ!
でもこれくらいなら元気に飛びそうですよね。

さてどうなる事でしょう?
とにかく、ゼロ戦EP共々 楽しみ! 楽しみ!

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2000.12.28
どうも風邪を引いたらしく、昼間から調子が悪かったです。
製作はやめようと思ったのですが、23時頃になってノロノロと始めました。
(これが体調不良の原因ですね。)
胴体部のフィルム貼りです。
今回も貼り分けをしました。
水平尾翼の延長ラインで上側がダークレッド、下側がモノコーテのホワイトです。
主翼にモノコーテを使ったときは貼りづらく感じたのですが、
胴体部の被覆作業では、逆に作業しやかったです。
これはどうもアイロンの温度によるものらしく、オラライトの感覚でいたのがまずかったようです。
温度を上げたらバッチリで、仕上げも気に入りました。

どうも画像が悪いです。
実際はもう少しだけ良いです?
スカイビーバー号の特徴である、
尾翼の形がはっきりしてますね。

足はどうしようかな?

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2000.12.26

前回の更新から早10日経っていました。
先週は他機の初飛行報告更新やらが多くて、ミニ・スカビーに手が回らなかったのです。
休前日もそれらの調整に掛かりっきりでした。
とはいっても製作自体はゆっくりと進んでいました。

主・尾翼にフィルムを貼りました。

12/15の画像と較べてみると、
・モーターマウント取り付け
・エルロンの製作、加工
・胴体角の丸め
・尾翼前縁、ヒンジ部の加工
・主・尾翼のフィルム貼り
・尾翼のヒンジテープ取り付け
もろもろやってます。
この段階は進みが目に見えないので、寂しいですね。
フィルムについては、いつもの全面オラライトをやめました。
違う色を使ってみたかったからです。
今回のカラーリングは上面を”ダークレッド(モノコート)”、下面をホワイト(オラライト、モノコート)で
進んでいます。
確かにモノコートは丈夫そうですが、いかんせん重いです。
もっとも400クラスなので問題ないと思いますが・・・・。

今回の挑戦としてRC技のインプレ記事に出ていた、
「フィルム自体をヒンジとするやり方」を垂直尾翼で試してみました。
結果からいうと自分では失敗したと思います。
作動が固いのと、思ったより作業効率が上がらなかったです。
これなら分割して貼って、ヒンジテープを使ったほうがやり易かったようです。
(あくまで私自身の感想ですので、誤解なき様に・・・)

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2000.12.15

今回は胴体のプランクと尾翼の製作でした。
尾翼は3mmバルサの単板を予定していましたが、垂直尾翼を切り出したところ思ったより重くなりそうなので、
水平尾翼はバルサ組みにしました。動翼部分は単板です。
あとで軽量化のために肉抜きするかも知れません。

垂直尾翼の曲線が
スカイビーバー号の特徴ですね。

胴体上部プランクは1mmバルサ、下部プランクは1.5mmバルサです。
胴体側板補強も入れたので、時間が掛かりました。
早速、各部を仮止めしてみました。

胴体側面画像です。
ボリュームがあるのですが、
愛らしいラインです。
さらに、
スカイビーバー号の雰囲気が出てきました。
丸い尾翼が可愛いです。

やはり1週間で完成は無理のようです。
週末には生地完成ー>フィルム貼りまでは進みたいです。
来週末初飛行?かもしれません。

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2000.12.14
昨夜は胴体側板を切りだしました。
予定通り使用バルサ600×80に収まりました。
今回もミニ・スカパンと同様に側板は型用として2mmバルサで作っておきました。
実際の側板は1.5mmバルサ材です。

胴体側板です。
1.5mmバルサ
長さ約500mm、最大高さ72mmです。
(違うデジカメで写したため、
画質が悪いです。)

切り出した側板に胴枠位置線を書き、
サーボ、バッテリーを置いてみて、その位置決めをしました。
その上であらかじめサーボベット、バッテリーベット下地3mm角棒を接着しておきました。
あとは胴枠を製作して、組むだけです。
最前部の胴枠のみ2mmベニアで、あとは3・2mmバルサで組みました。

胴枠を組みこんで見ました。
主翼を乗せて見ました。
全体のイメージが出てきて、
スカイビーバー号の雰囲気ですね。

前回のミニ・スカパンに較べて胴体は太く、高さもあるのでメカ積みしやすそうですが、
エルロンロッド類がが胴体内に出てくるため、その分食われてしまいます。
重心位置はバッテリーで調整できるように、前後方向に余裕を取っています。

どうも全体的に重いような気がします。
400クラスということで、軽量化をサボっています。

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2000.12.13

今日は疲れていたので休みにしようと思いましたが、
やっぱり開始してしまいました。
しかし、上面プランクが終わった段階で娘を寝かすため中断したら、
そのまま寝てしまい、前回と同じくAM5時に起き出して作業再開です。
中央プランク、リブキャップを終わった時、娘が起き出しましたので、
サンディングまで行なってしまいました。

主翼です。
完成しているように見えますが、
中央部はテープで止めてます。
80%スカイパンダ号の主翼と
並べてみました。
機体のスケール・性格が違いますが
ほんとに小さいです。

接合とエルロン部はまだですが、主翼製作の山は越えました。

同じ400ダイレクトということで、ミニ・スカパンの主翼と比較しましたが、
翼弦は
ミニ・スカパン       190mm
ミニ・スカビー? 108mm+15mm(エルロン)=123mm(予定)
で約65%の翼弦です。
同縮尺で比較した場合、ミニ・スカビーのほうが約10%ほど小さいことになります。

次はエルロンの製作と胴体の製作に入ろうと思います。
尾翼は2mmの単版+肉抜きにしようかな?

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2000.12.12
(製作開始)

思い立ったらなんとか?で、即主翼の製作に入ってしまいました。
最初にリブ型を2mmベニアで切り出しました。

上半角ゲージ(勘違いで片側2°)

縮尺リブ型

そして中央リブを3mmで、その他は1.5mmバルサから切り出しました。
今回は主翼の構造は、オリジナルとは変えました。
スパーを一枚バルサで切りだし、リブを差込む方式にしました。
これだとリブ間の補強を兼ねるので製作時間の短縮になりました。
製作は下面プランク材を置いて、スパー材を固定し、
スパー材に切ってある溝にリブを差込みました。
そして前・後縁材を接着しました。

両翼を並べてみました。
(画像が綺麗でありませんが、
夜間ストロボを使ったためです。)

ここでちょっと失敗をしてしまいました。
スカイビーバー号の上半角は
エルロン 2°、
ラダー  5°の設定なのですが、
勘違いをしてしまい、片側2°(合計4°)で作ってしまいました。
「まあ、中間でいいか」とこのままで行きます。
個人的には上半角の付いた機体が好きです。

何とか主翼完成に持っていきたかったのですが、
疲れたので、ここで終了でした。

製作時間は今日も約2時間30分です。(AM12時30分。)
スクラッチも慣れてきたためか、早くなってきたような気がします。