No120 SX−4 (atorie_m_m/RC飛行機実験工房)
2007.04.10

 ■ 今度はやけど?・・・それと ■

<プロローグ>
最近なかなか言うことを聞いてくれているアリゲータですが、
機体の設計がインドア向きで挙動がクイッキーなこともあって、アウトドア専用機が欲しくなってきました。
ホクセイモデルの機体が候補に挙がってきましたが、
RC実験工房sekiaiさん設計のSX−4がatorie_m_mより発売になり、
一度飛ばしてみたいこともあって製作してみることにしました。

ところが、アリゲータが思った以上にいい子で、
2006年8月!にキットが手元にきて主翼を接合し動翼補強を行ったところで、
またまた、冬眠に入ってしまいました。
冬眠から目覚めたのが約半年後の2007年1月27日・・・
さて翌28日の遠征飛行会に間に合ったわせるために3週間連続の徹夜作業となりました。



( 製作・飛行編 ) ここからは一番上が最新になります。
2007.04.10 ■ 今度はやけど?・・・それと ■
FMSでナイフエッジの切り返しも練習して、実際の飛行もなかな楽しめるようになってきました。

今回はトルクロールの腕慣らし?です。
風があったことと機体がコロッといくクセ?で、なかなか上手く出来ませんが、
これはこれで”ラジコン道”って感じで集中できます。
もうすぐ田植えの時期なので、あのラジコン魔界である『癒しの森』のためにも練習練習です!

で・す・が・・・

やっぱり、トラブルが発生しました。
ホバリング中に、突然モーターカットしました。
バッテリーはまだあるはずですから、・・・・

しかし突然原因が頭をよぎりました。
『フッ、アンプが逝ったな』

機体を拾い上げて、アンプに触ると案の定チンチンに熱くなっています。
ヒートプロテクトがかかったのでしょう。
プロペラを先日の10インチから11インチにUPしたことと、熱の逃げ道が無かったためでしょうね。
で、実際の状況はというと
ん?

(左の画像で変な想像をした者、一歩前へ!)
 アンプのシュリンクが溶けています!
幸いなことにIC自体は焼けていなかったため、全損は免れました。
この後、現場で冷却風が取りこめるように機首に穴を空けました。

さらにトラブルは続きます。
なにやらプロペラ辺りから音がしていました。
それと、何か機体が安定しません。
「まあ、EPP機だからかな?」と軽く考えていました。が、
最後のリポ一本出飛ばしたときに、トルクロールでこけた機体を見てみると、
モーターのダウンスラストが異様に下向きになっています。
機首を覗き込むと、なんとモーターを止めているビスの上側2本がなくなっており、下側も緩んでいました。
機体の音と不安定さはこれが原因だったようです。

モーターが吹っ飛ばなかったのは幸いでした。
慣れと思い込みは怖いですね。
やっぱりおかしいと感じたら、チェックする習慣を見直したいと思います。

今回胴体部分は補強しましたので大丈夫でしたが、それにしてもよく壊れます。
もちろんこれは機体が悪いのではなく、私自身の問題ですね




2007.03.23 ■ SX−4は2度、3度死ぬ・・・■
細かいトラブルが出揃って?、やっと本来のSX−4になってきました。
モーターもHP2213−20=>HP2213−24に変更です。
今までの2213−20では回転が高く、電流値も大きいので8〜9インチのプロペラを使っていました。
確かに上空でスカッと飛ばすぶんには気にならないのですが、
ホバリングやトルクロールがくずれたときの体勢の立て直しがむずかしいようですね。
今回モーターを変更したところで、プロペラもGWS1047に変更したところ、
非常に落ち着いた素直な飛びになりました。
ちょっとした?ターン数の違いですが、やはり全く別物です。
そうなってくると飛ばし易く自分のウデが上がったように感じてしまうから不思議です。


最近練習しているナイフエッジの切り返しも、だんだん低空で行うようになってきました。






ギャラリーもいたので、自分の限界に挑戦!!
とばかりに高度を下げ続け・・・

この後・・・やっぱりやってしまいました。
この直後の切り返しで、左から右に移った後、高度が下がってしまいパワーをかけたのですが、
すでに時遅く主翼翼端を地面に引っ掛け=>側転・・・機首がもげました。


決してSX-4が悪いのでありません!
むしろいい機体だからこそ無理をして壊してしまうのです。

前回の破損で胴体後部はグラステープ補強を追加しましたが、
機首側はEPPブロックを入れてあることもあって省力していました。
しかし、設計者のsekiaiさんの指示通り補強をしておけば、少なくともこれほどもげることは無かったかと思います。
まさに!『後悔先にたたず!』といったところですね。
すでに修理は完了していますが、本当に良く壊すものです。

(某Tさんから・・・「早く色を塗ってあげたら!」と毎回指摘を受けています・・・ごもっともです)



2007.03.23 ■ SX−4・・・復活!?■
前回の更新から1ヶ月たちましたが、SX−4はすでに復活しています。
翌週はアリゲータを飛ばしたのですが、やはり機体が小さいせいかSX−4のほうが大らかな感じがします。
ということで復活させました。
しかし・・・、復活したその日に、今度は胴体後部折れました・・・。
で、また修理復活しました。

今回は一緒に飛ばしている常光さんにも飛ばしていただきました!
とってもいい感じだったそうです・・・(お互いに褒めあってる?)

怪しいおじさんが機体を拾って喜んでいる!・・・わけではありません。

SX−4ですが、飛びは良いのですが、この後またリンケージトラブルで・・・・
SX−4自体が悪いわけでは無いのは重々わかっていますが、何故か?初飛行からトラブルが続きます・・・。
今度お祓いをしなくてはいけないのかも?
それとも、『飛ばすよりも、早くちゃんと色を塗れって!』怒っているのかもしれませんね?



2007.02.20 ■ SX−4・・・死す!?■
(ちょっと旬が過ぎたかもしれませんが・・・・?)
なんとか上手く飛ぶようになってきたSX−4ですが、思いもかけない出来事が起こりました。
2/11のことです。
なかなか気持ちよく飛ばしていたのですが、初飛行時のときのように機体が上下に暴れます。
『あ〜まただな。きっとバッテリーが外れて重心位置が変わったんだ?』と
着陸させてみると、バッテリーは外れていません。
う〜ん、わかりません。
その後も2回ほど飛ばして見たのですが、あまり変わりません。
「きっと、機体に慣れていないからだな〜」っと思っていた時に、
『ゲッ、ノーコンだ、エレベータが効かない!』
しかも機体は田んぼを外れそうです。
とっさにスロットルを絞りました。
何とか道路に飛び出すことは避けられました。
ホッとしながら機体に近づくと・・・ なんてついていないんでしょうか!?
もう少し、ずれていればぶつかって落ちたのに、何と!フェンスにもぐりこんでいるではないですか!
携帯カメラで撮影
見事に機首下が裂けています。

『首の皮一枚でつながっている』とは、正にこのことでしょう!
機首部分はEPPブロックを突っ込んでありますので、
ほとんど損傷はありませんが、ピアノ線脚に部分ににストレスがかかったようです。

で、原因は何かといいますと・・・エレベータサーボの”抜け”だったようです。

そういえば前回のj飛行のときにも抜けそうになって、グラステープで止めていた覚えがあります。
今回は弾性接着剤で固定しましたので安心していましたし、
初回の飛行前にはチェックしたのですが、持たなかったようです。
エレベータサーボがこのような状態では、機体が上下に暴れる理由がわかりますね。
いやはや、参りました。
しかし、不幸中の幸いです。他に被害がなくてよかったです。


2007.02.06 ■ やっぱり飛ばしこまないとダメですね!■
納得がいかない初飛行から1週間!
2/3土曜です。
『今週上手く行かなかったらお手上げ状態だ〜!』っと思っていました。
強風でしたが、飛ばして見ました。
初飛行時の
”正面でトリムをあわせると、背面でもぐってしまう”
という挙動に納得がいかなかったのでダウンスラストをつけてみました。
また、ペラも過負荷だったのでダイヤを2サイズ下げてみたのですが・・・
やはり、何かしっくりしません。
それでもせっかくバッテリーをいっぱい充電してきたので、バンバン飛ばしました。
すると、なんとなく飛行が安定してきた気がします。
風が強かったこともあってパワーはかけ気味ですが、そこそこ楽しめる飛行になりました。
(この辺はアリゲータと同じ道のりです・・・)
「う〜ん、なんか変?、腕が機体に合ってきたのかな?」と思っていましたが、
帰宅してお仲間のNさんからのメールを見ると、
「重心位置でないですか?、お尻にちょっとバラスト付けて試してみては?。」
とアドバイスがきていました。
そこで、ピ〜ン!!!

そういえば、安定してきたときの飛行って、
しっくり行かなかったときより20gは軽いバッテリーを同じ位置に積んでいたかも?
Nさんのアドバイスがピッタリはまりました。
となると、やはり重心位置か!?
でも、初飛行時は重心位置だけは合わせておこうと、正確にあわせたはずなのですが・・・。
そうなると確かめてみたくなってしまいます。

2/4日曜)
Uコン、パイロンンレースの予定が強風で中止になったこともあって、
Tさんに連絡してして飛ばすことにしました。
「今日飛ばしませんか?」
「Okです」
「でも、風が強かったら・・・また電話しますね?」
「はあ〜?風が強くたっていつも飛ばしてるじゃん!」
「ウッ、ごもっとも・・・」
ということで風は関係なく集合決定です!

なんとなくいい感触になってくると、白ムクではつまらないですね。
待ち合わせ時間までちょこっと塗装してみることにしました。
カラーはもちろん”ドルフィン・ブルー”です。
 待ち合わせに前にちょこっと手塗りしました。
晴れた日に取り直しましょう!

さて、重心位置ではないかとの解決が見えてきましたので、
今回は後ろぎみにセットして飛ばしてみました。
すると、初飛行とはうってかわった普通?の飛び!
『オオッ、これぞ本来のSX−4か!』、強風の中バンバン飛んでいきます!
低空ナイフエッジターン(”もどき”とも言う)も、おりょりょです!
となると俄然面白くなってきて、ヘラヘラで10本のリポを飛ばしまくってしまいました。
下手くそ背面も楽しいものです。

やはり、飛ばしこまないとダメですね!
また、週末が楽しみになってきました。



2007.02.05 ■ う〜ん、おかしい、おかしすぎる!■
早くも運搬でミソがついてしまったわけですが、気を取り直して修理です。
取れてしまったエルロンホーンは瞬間接着剤で固めましたが、
歪んだエルロンはネジってもクセが取れません。
そこはアバウトなこともあって、「まあ、トリムで調整すればOK!]っと、初飛行準備です。
なんといっても初飛行ですので、重心位置も指定どおりにあわせて”ポイッっと”手投げ
エルロンが歪んでいるので、当たり前ですが機体は右にロールします・・・。
それをさし引いても、ちょっと動きが変?で落ち着きがないんです。
「いや、そんなはずはない!風もそんなに吹いていないし、
きっと機体に慣れていないからだろう?」と気持ちを抑えつつ何回かフライトさせました。
ところが、どうにも納得がいきません。

1)特に正面でトリムをあわせて背面になると機首がググッと食い込んでくる・・・
2)さらに、バッテリーがすぐにオートカットしてしまう。
おかしい!
設定はキチンと行ったはずだが・・・?
 機体を立てるのはわりと簡単!

結局この日はチクチクと棘が刺さった思いで、飛行を終了しました。

う〜ん、おかしい、おかしすぎる!!
皆さんのレポートを見てもこんな感じだったという記述は全くなし。
やっぱり、かなり無理して製作したのが間違っていたのでしょうか?
確かに、尾翼が微妙に歪んでいる気はしますが、
どうもそれが原因では無いようです。

う〜ん、スラストか?主翼取付角か、水平尾翼の取付角か?悩んでしまいました。
もしかすると、私の飛行スタイルとは合わない機体なのかな〜?

せっかく楽しみに半年かけて(寝かせて)完成したのに、ウウッ・・・
ところが、翌週のフライトで意外なことが起きたのです。

続く・・・



2007.02.02 ■ ちょっとがんばってみました!
遠征飛行会で『新作機を持っていきますから!』と』宣言した手前、
なんとしても仕上げなければなりません!
まあ、無理をしなくても良かったのかも知れませんが、
3週連続新作機のお披露目ってのも粋なものなので、
ちょっとがんばってみました。

しかし・・・・さすがに毎週末のことなので、疲れが残っていて思うように進みません。
頭も回りませんが、何とか組み上げました。
完成は28日AM3:30、起床4:50!
睡眠は80分と、ほとんど徹夜に近いです。

今回の製作にあたってのオリジナルからの変更点ですが、
1)モーターマウントをバックマウント仕様に変更
2)バックマウント仕様への変更に伴い、機首部にEPPブロックを追加
3)胴体のグラステープ補強に変わり、側板内側中央部をにPPテープ(50mm)で補強
4)胴体後部のリブの両面をPPテープで補強
5)動翼ホーンの変更
6)主翼部グラステープ補強の省略
を行いました。
まあ、オリジナルからそんなに逸脱しない程度の変更です。

さて、実際に完成してみると今までのEPP機に比べて大きいこと大きいこと!!
う〜ん、保管が・・・。
その分アウトドアで安定すると思えばなんてことありませんね!

使用したメカ、パワーユニットですが、
・モーター ハイペリオン2213-20
・プロペラ APC10x3.8SF
・アンプ ホビーネット 25A
・サーボ GWS PICO BBタイプx4
・受信機 GWS 6Ch

機体重量は315g、バッテリー(3セル800mA)を積んで400gと
軽くもないけど重くもないといった平均的なものではないかと思います。
これから塗装を行うともう少し増えますが・・・。

この角度はなかなかカッコ良いです!
真っ白ではあまりにも情けないので、
 キャノピーラインだけボールペンで書きました。

あまり変わりませんね・・・トホホ

眠い目をして車に詰め込んだのがよくなかったのでしょう、
到着して機体を見てみると・・・左エルロンがねじれています。
さらにエルロンホーンも抜けている・・・
とりあえず応急に修理しましたが、楽しみにしていただけにかなりガッカリです。

続く・・・