7/10 QRP新作複葉機 「レッド バロン」  一応、千葉さんにも確認していただきましたが、
本文中に間違いがありましたら”TORIIが勘違いしたもの”です。
ご勘弁を・・・・
7/11 ちょっと誤解を与える表現があったようなので、QRPの千葉さんからメールをいただき追記を行いました。

QRPのHPでちょこっと出ていました次期新作機 「レッド バロン」 がお披露目になりました!
赤いイメージカラーはまさにレッドバロン!
またまたワクワクさせる機体の誕生?です。

機体の大きさはEPカブを小さくした感じ?で、非常にバランス良くまとまっています。

主翼)
主翼翼弦とスパンのバランスも非常によく考えられていて、不自然な感じはありません。
上翼は後退角がついた矩形翼、下翼は矩形翼。
翼型はフラットボトムで、最近のQRPキットよろしく前縁材が無くプランク材付きつけのようです。
下翼のみエルロンがついています。エルロンの構造はトルクロッドを使わないQRPの方式。
主翼と胴体はボルト止め。

胴体)
胴体自体にはとくに変わったところは無いようです。
EPカブに似てるかな?

パワーユニット)
QRP400ギヤダウン+7セル500mAhニッカドバッテリー

バッテリー室)
ここがQRPの千葉さんが悩んだところお聞きしました。
1)バランス的にバッテリーを重心位置に持っていきたい。
2)とすると胴体中央部に積みたい・
3)そうなると
 a)胴体中央にハッチを設けて、1回1回主翼を取り外して搭載する。
 b)胴体後部から中心部に押しこむ。
 c)胴体側面にハッチを設ける。
しかし、
a)だとあまりにも面倒で芸が無い。
b)だとバッテリー・アンプのコードが長くなりすぎ、上手くバッテリーが納まらない。
c)強度に不安が残る
ということで、フト思いだしたのが、
昔?のエンジン機の燃料タンクハッチ!
今でこそタンクは胴体内から押し込み固定する事が多いですが、
以前は機首部にハッチを設けてそこからメンテナンスしていましたよね。
今回はそれにならって、機首上部をハッチとしそこからバッテリーを出し入れする事にしたそうです。

機首部です。
さて搭載方法ですが、
まず、バッテリーを胴体内に挿入し、コネクタの接続を行います。
その後、ハッチをビス止めするのですが、
このハッチに工夫がしてあります。
ハッチ後部にバッテリー押えがあって、
この部分でバッテリーを固定するとともに、飛び出すのを防止するようになっているのです。
個人的にはビス止めは面倒くさいので、RCカーのボディ止めのようにしては?と思いました。
コネクター部分の穴にがバッテリーがもぐりこみます。 機首部のハッチです。
ハッチ後部がバッテリー押さえになっています。

最後に気になる飛行特性ですが・・・・。
単なるゆっくり飛行だけではないそうです。
「複葉機らしいユックリノンビリ飛行は勿論だけれども、少々の風には負けない。」
言っていました。
飛行は拝見できなかったので実際飛行はわかりませんが、
機体から感じるオーラは並大抵ではありません。
個人的には絶対買いでしょう!


試作の段階は終わり、量産準備に入るそうです。
「ここからが大変・・・・・!?」と言っていましたが、近い内(と言っても来年か?)にお目に掛かれると思います。
とても楽しみですね。

PS:QRPの千葉さんありがとうございました。

7/11)追記 以下の件についてQRPさんからメールを頂きました。
1)飛行特性
複葉機らしいユックリノンビリ飛行は勿論だけれども、少々の風には負けない。

と書きましたが、「横風に強い」と誤解された方がおられるようです。
(”横風”と言う表現は使っていませんが・・・)


横風に強い・・・というのは表現がちょっと違っているかも知れません。
といっても横風に弱い・・・ということではありませんが、
エルロン軸の安定性が優れており、
フラフラした感じが無く、どっしりとした飛行をする
・・・というのが、実際の飛行で感じた印象です。
しかし、結果的には横風に強い・・・ということになるのかも知れませんが、
まだ基本的な機体調整を行う為に強風時にはテストを行っておりませんので、
今後のテスト飛行でこの件は判明することになるかと思います。

との事でした。

正直言いまして、私の技術・ウデ・語彙からは
「横風に強い」なんて高度な言いまわしは出ませんです。
ハイ・・・。
2)ハッチ止め
ワンタッチで開閉できる器具ができればベストなのですが、
とりあえずビス止め方式となりそうです。
RCカーのボデーを止める方法もとても良い考えかと思いますが、
ハッチからビスを完全に外さない
(半分とめたままにしておく・・・穴に瞬間を塗っておくとガッチリしている・・・)
でおきますと、ビスをなくす心配もありませんし、
またハッチを引っ張るときもビスを持ち上げるとノブ代わりになります。
また飛行時もガッチリ固定されるのでハッチが暴れることがなく良いかと思います。
」 

との事でした。
ちょっと言葉が足らなかったと思いますが、これは単なる私の個人的な好み?なんです。
ハッチの開け閉めにドライバーを使う、用意するのが面倒だと思っただけなんです。
と言いますか、
私自身おっちょこちょいで、そのあたりの道具を”よく忘れる”ことが多いのです。
このあたりは個人の好みで改造?すればいいことですね!