Kさん特製!540ギヤダウンユニットキット Kさんありがとうございます。 2001.07.10

その後Kさんとやり取りしていたら、
「ギヤシャフトを作っておくから」と言われ、
7/8(日)の「電動機の集い」で下さるというので、見学を兼ねて出かけていきました。

これが頂いたシャフトです。
  親切にF/Rが書かれていました。
さらに気を利かせていただいて、その他必要パーツも買っておいてくださいました。
(やはりシロウトの付け焼刃よりも素晴らしいノウハウです。)
パーツを並べてみました。 重要な流用シャフトパーツです。
隙間用のシムセットとアルミカーラーセットです。

実際私が悩んでいたパーツなのです。
こう考えて行くと、結構ギヤダウンユニットも身近に思えてきました。
Kさんにお世話になりっぱなしです。本当にありがとうございます。


2001.07.07
ちょっと休憩・・・なぜなぜどうして?

なぜなぜどうして:TORII
今回は72Tスパーでしたが、ケイルさんは88Tとかも使っていますよね。
何か利点はあるのでしょうか?
ギヤ比選択が広がるのはわかるのですが、それ以外は・・・・?


それはね
:Kさん

72T用は主に7セルでの使用を想定しています。そのためギヤ比は
一般的な3.75:1が実現できれば、それで良いという考え方です。

72Tは88Tに比べて直径が小さいので、
ギヤユニットが小型化,軽量化できるのが利点です。

ギヤ比などで悩みたくない方、
動力よりも機体のほうに主体を置いている方などに適しています。

一方、88Tは8〜10セル用です。8〜10セルの場合、
モーターの回転が上がってしまうので、そのぶん3.75:1よりももっと減速しなければならないのですが、
0.4モジュールの場合、18以下のピニオンはほとんどありません。(17というのはありますが。)
したがって、スパーの方の歯数を増やさざるを得ないのです。

私自身、8〜10セルは未知数なのでギヤの交換が簡単なように構造を
考えました。

たびたびですが、Kさんありがとうございます。


2001.07.06
昨日は「搭載する機体もない状態ですので、完成はいつの事やら・・・・。」などと言っていましたが、
やはりガマンできなくて第2弾部材を物色しに出かけてしまいました。
(ガマンできないことはもう一つありまして、QRPの”超能力者”も買ってしまいました。
なにせQRPのキットはあるときに確保しておかないと、手に入らない事が多いですから・・・)
模型店でうまく組込めそうな部品を探しました。
以下が入手した部品です。

 部品を並べてみました。
 フレームを除いて、約¥2,300-です。
フレームとクロスメンバー、ビス シャフト ベアリング
ピニオンギヤ スパーギヤ スパーギヤ止めピン

すべて普通に揃いました。
これまた早速組込みました。

組込みは問題なし!です。

あとはフレーム内でスパー位置を固定するカーラー、シムが必要です。
軸を持って回してみた感じは、非常に滑らかです。
これなら静かなのもうなづけます。

とここまではスムーズにいったのですが、やはりネックはプロペラアダプターのようです。
シャフトの6mmは既存のプロペラアダプターの穴を大きくすれば可能?かもしれませんが、
プロペラアダプターを固定するためのシャフトの欠き込みが出来るかが不明です。
それさえ出来れば完成です。
ダメだったら別のシャフトを考えるしかなさそうです・・・。


2001.07.05 
2基掛けユニットは勿論、4基掛けユニットやV型ユニットを試作・チャレンジしているKさんから、
飛行会の時に特製の540ギヤダウンユニット用キット(フレーム)を頂きました。
(いつも頂いているばかりでスミマセン・・・)

頂いたフレームを眺めては「0.4モジュールはどうだ」とか「シャフトは?ベアリングは?」などと
あれこれ考えていました。

フレームはいつもカバンに入れて持ち歩いていましが、
先日アキバに寄った時に第1弾として部材を買ってきました。

1)20mmクロスメンバー(プラスチック製?)
2)・30mmビス
(1)8本+(2)8本=¥240だったので・・・・たぶん¥15/個?)
です。
早速組立て開始です。

ムサシノ特製モーターを取付けてみました。良い感じです!

こんな感じです。
素晴らしい感じです。

あと問題?は
”シャフトをどうするか?”で方向が変わってきますね。
具体的には
・5mmスチール/カーボンにするか
・6mmカーボンにするかです。
5mmカーボンでは強度が心配とのことも聞いています。
Kさんは6mmカーボンの良い流用部材をみつけたようですが、私には見つけられませんでした。
TQハンズに6mmカーボン棒(900mm)が売っていましたので、それを使おうとも考えています。
この山場さえ越えれば解決です。
とは言うものの・・・・搭載する機体もない状態ですので、完成はいつの事やら・・・・。
それまでグリグリいじって構想を膨らませておきます。

とここまで編集したところ、
製作者よりKさんよりメールを頂きました。



差し上げた物は「QRPの400用ギヤダウンユニット」を540用に拡大したもの
です。スパーはタミヤの72Tスパー専用で、
「京商スペシャルギヤダウンユニット」の代替品として使えるように製作しました。

モーターは540クラス,ニッカドは7セル,ピニオンは19T,
ペラはエアロノート10.5*8で使用することを想定しています。

ピニオンは最大32Tまで付けられるようになっています。そのときのギヤ比は2.
25:1になります。
これは個人的に愛用している「京商グラスナイロンプロペラ9*6」の使用を考えてのものです。

目立った特徴はありませんが、組み方によってはプッシャー式にも使えるのではと
思っています。

差し上げたのはプレート2枚だけですので、他にいくつかの部品を調達
する必要があります。

1.タミヤ72Tスパー

  2個入りで安価なので助かります。540の8セルでも歯が欠ける
  ことはありませんでした。ただし、高周波アンプの使用が前提です。
  低周波アンプを使用すると、7セルでも歯が欠けます。

2.ピニオンギヤ

  19Tを基準にして、お好きな歯数をお選びください。  

3.クロスメンバー

  電気部品の基盤を浮かせるためのスペーサーを流用してください。
  シャフトの保持を優先するなら20mmを,軽量化や小型化を優先
  するなら15mmを使用してください。

4.シャフト

  6mmシャフトの使用を前提としていますが、組み方によっては
  5mmも可能です。

  6mmシャフトにした場合、カーボンでも安心です。ただしプロペラ
  アダプターは「ステーションホビー製」のものしかなく、これは軸径
  が8mmとなっています。
  奥の手として、プロペラアダプターを使用せずに、
  プロペラをシャフトに直付けする方法もあります。

  5mmシャフトにした場合は、組み合わせる部品の自由度が広が
  りますが、その分ガタは増えます。RCカー用のシャフトに5mm
  ちょうどという物は無く、たいてい0.1〜0.2ほど細いようです。
  材質は個人的にはアルミか鉄製をお勧めします。チタン製もあり
  ますが、加工したことが無いので使えるかどうかはわかりません。
  スパーをシャフトに固定するための、内径5mm,外形6mmの
  パイプが別途必要になります。

5.ピン

  スパーをシャフトに固定するのに必要です。直径2mm,長さ
  10mmのものが1本必要です。

6.ベアリング

  プレート(フレームというべきか?)には12mmの穴が空けて
  ありますので、外形は12mmで内径はシャフトに合わせてください。
  フランジ付きの物が2個必要です。

7.カーラー,シム

  スパーギヤがプレートの間で遊んでしまわないようにするため、
  シャフト径に合わせたカーラーやシムが必要です。

8.ナイロンナット

  モーター固定を兼ねているビス用ではなくて、残りの2本のビス
  にはナイロンナットを使用したほうが無難です。

9.ビス,ワッシャなど

  ま、適当に...。


実はプレートの他にこんなに部品が必要です。シャフトの加工も
残っています。実際に使用するためには、まだまだ乗り越えなければ
ならない壁がありますが、思う存分楽しんでください。



Kさん、またよろしくお願いします。