2000.10.26
>先日某T氏より
「前にもF近くのファミレスで話題になりましたが、減量に
成功したノウハウを教えてください。」
とのメールを頂きました。
これは私が健康診断でイエローカードをもらってから、
減量を開始して2週間ほどで3Kgぐらい痩せた話しと、
過去の減量体験を一部お話したためでした。
その時のメールのやり取りで、このページに合う話題ではないかと
指導?されたので急遽載せる事にしました。
まず、恥ずかしながら減量経歴を・・・。
最初の減量作戦は大学4年の時です。
4年生の初めに60Kgだった体重がクラブ(テニス)を引退してから
グングン(ぶくぶく)太りだし+18Kgの78Kgまでいってしまったのです。
「これはいけない!」と今思っても過酷な減量に取り組み、
2ヶ月で-15Kg、就職する時は55Kgまで(-23Kg)に減らすことに成功しました。
しかし、就職してから残業・徹夜が続き、1年ほどで70Kgをうろうろ、
最大時は89Kgまで太ってしまいました。
ということは・・・適正体重より約+30Kg
そこでまた一念発起して、減量に挑戦し半年で80kg(−9Kg)まで落し、
この夏頃から75kg(−14Kg)あたりをうろついています。
当面の目標は70Kgですが最終的には60〜65Kgを目指しています。
このマイナス数字(−23Kg,−14Kg)や最大体重差(30Kg)を考えてみると、
子供一人ないし二人をつねに背負っているのに匹敵しますね。
これでは体力が持つはずもありません。
洋服もつねに着れなくなるは、汗が出るは、靴の減りは早いは、・・・・
いいことは一つもありません。
それでも最近は減った体重のおかげで若干快適です。
さてご期待の減量作戦ですが、
学生の時の減量は本当にむちゃくちゃで、
「とにかく食べないで、運動する」を基本方針に、
ある時などは”ごま”をなめたり、ストーブで焼いたジャガイモ1個
が一食という具合でした。
また、運動は毎日真夜中に河原を5〜7Kmをランニングしました。
しかも仲間内の付き合いで食べすぎてしまった時は、無理やり吐くという暴挙もしました。
もっともそのおかげで、2ヶ月でー15Kg減量に成功しましたが・・・。
こんなやり方は無理があり過ぎです。
しかし、そのような経験から最新の減量?方法をご紹介したいと思います。
最近の減量作戦での成功のポイントは、
1)夜遅くは絶対に食べない。(これ最大の敵です。)
2)甘いジュースは飲まない。(夜に飲むと最悪です。)
3)その代わり”まずい?”お茶にする。(量を飲まなくなるのでGood、夜もOKです。)
4)朝ご飯は必ず”こめ”にする。(パンは腹持ちが悪く、結局食べすぎます。)
5)昼は出来れば遅目に取る。(むずかしいですが、自然と夕食が少なくなります)
6)太る原因は”夕・夜食にあり”なので、まず野菜類やお浸しを大量?に食べる。
(まずこれでおなかをいっぱいにします。)
7)出来るだけゆっくり食べる。(そのうち疲れます。飲み込みにくい野菜類は最高です。)
8)肉類は控えて、魚にする。(慣れると肉が要らなくなります。)
9)サラダなどを食べる時はドレッシングを野菜にかけず、
刺身を食べるように付けて食べる。(かけたらカロリーがすごいです。)
10)たまに甘いものを食べたくなった時は、ガマンせず食べる。
ただし、量は考える。(アイスも食べますが、子供のを一口もらえば満足するようになりました。)
11)ご飯は”雑炊”や”おかゆ”形式にして食べると、量が多く見えるので食べた
気がします。
(一杯のご飯が3倍くらいに見えて、食べられないような錯覚が起きてGoodです。)
当たり前のようなことや、くだらないことのようですが、
やはり基本は食べないことよりも、時間・量・食べ方だといえます。
まず、1〜3)を実践するだけで、体重の増加は押さえられるはずです。
その次に夕食の取り方や食べ方に気をつければ体重は元に戻って行くはずです。
私もそうですが、
「減量」したいということは「増えている(進行形)」なので、
まず、これを止めないと行けない
と思います。
現状維持が出来てからが「減量」開始です。
これをすぐ「減量」にするので、きついしやめたとたんリバウンドが始まるようです。
逆にアイスなどは食べてもほとんど影響はないようです。
わたしも1ヶ月に1回くらいですが、
チョコが食べたくなって買うことがあります。
そんな時は無理にガマンしません。
ガマンするとあと(夕食等)に影響が出ます。
もっともちょっと食べすぎた時は、次の日で調整すればいいのです。
但し・・・
「○○ド○○ドなどファーストフードのセット物は減量には最悪」のようです。
これを食べた後はてきめんに体重が下がりません。
私の場合はがんばって二日はかかります。
これは実地データです。
この苦労を思い出すので、子供と店に寄っても食べません。
雑炊やおかゆも工夫すると、おいしいです。
これに魚(さば・あじ・さんま・・・)などを組み合わせていると、
そのうち肉(ステーキ、トンかつ、など)は欲しくなくなるようで、
前記のアイスと一緒で、一口で満足するようになるみたいです。
医者の食事療法は無理があるように感じます。
工場の品質管理みたいに健康管理が出来るわけがありません。
何度失敗・挫折したか。
健康のためとかいってあんなまずい食事を押しつけるなんて、
所詮他人事です。
最後にですが、
出来るところからやって、まず増やさないことが基本です。
減量目標も大切ですが、気をつけないとドンドン増えて行ってしまいます。
こちらのほうが怖いです。
今日の+0.5Kgが明日の+1Kg・・・・
あっという間に・・・・・恐ろしすぎます。
これを忘れると少しずつ・・・がたまって無理な減量->リバウンド・・・・
本当の雪だるまになってしまいます。(しまいました。)
また、体重増加は”ローン地獄”に似ていまして、
ちょっとの借りがいつの間にか大借金になり、
(本当に)身動き出来なくなるところなどはそっくりです。
しかも、そのまま行くと・・・・結果は同じですね。