私はムサシノ模型のプレイリー号RC機にのめりこんでいったのですが、
その当初は解説書の通り滑空テストやジャンプ飛行を行ってから、
上空に上げるようにしていました。
ところが最近慣れてきたせいか、
新作機が完成してもメカチェックと各舵のチェックを行うだけで、
変に感じない限り”即、手投げー>上空飛行”に移っていました。
(離陸できる環境でもない事もありますが・・・)
確かに今まではなんとかなっていたのですが、
先日のエスパー400の初飛行で、事前テストの必要性を改めて感じてしまいました。
事前に聞いていた皆さんの話とは大違いで、パワーがなく水平飛行がやっと!
数周させて即着陸させました。
このエスパー400のパワー不足の件もあって、モーターを仕入れにAサミに出かけ行ったところ、
そこでベテランのMさんが居られたので、
アドバイス受けると共に、いろいろお話を伺った中でジャンピング飛行の話が出ました。
Mさんが新作機を製作されたときは、必ずジャンプ飛行を行って機体のクセを見るそうです。
特にEP機の場合は搭載バッテリーで、何回離陸出来るかをテストをしてパワー感や時間予想をつけるそうです。
そうしておいてから初めて上空飛行に入るとの事でした。
確かに上空でのくせ取りは大切ですが、上空に上がるまでに何か起こったらどうにもなりませんね。
また、このジャンプ飛行で何かあっても損傷は軽微ですむし、
上空パニックになって最悪の事故を起こす事も無いと思います。
繰り返す事で機体になれることも出来ますね。
Mさんはそのジャンプテストが講じて、低空でのリカバリが格段に上達したと言っていました。
ジャンプ飛行でのチェックなどは、本当は当たり前のことなのでしょうが、
改めてお話をお聞きして自分への戒めとなりました。
また、もう一つ・・・
着陸のことですが、理想は向かい風で進入ー>着陸ですが、
着陸環境の関係でどうしても追い風着陸にならざるを得ない場合があると思います。
こんなときは、
着陸進入でパワーを落すのではなく、
逆にパワーをかけて追い風に負けない様に揚力をつけて着陸進入させたほうが失速せずに安定するそうです。
もっともそのため進入スピードは上がっていますので、進入角度が大切なのは言うまでもありません。
エッ?そんなことは怖くて出来無い・・・・・私も同じです。
では、どうすれば良いか!
そんな日は無理しないで、見学・歓談に限りますね。
飛行をやめる勇気も大切です。(自分自身に言ってます・・・)
余談ですが、
実機の練習で視界が悪くてちょっとイヤな気がしたときがありました。
教官を乗せて離陸ポイントまでったのですが、
T「この状況ではいやな感じがするので、やっぱり飛行はやめます。」と言ったところ、
教「いつ言い出すか待っていた。良い判断だよ。」
「飛ばない判断は残念でむずかしいけれど、勇気もって決断する事が安全の為には最良なんだ。」
と言ってくれました。
おかげでこの時は滑走路を周回した時間が記録されました。
(飛行機を真っ直ぐ走らせるのって、慣れが必要でむずかしいです。)
上記の話はあくまで”私”が感じたことですので、間違いがあっても御勘弁を・・・・。
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