「MR−1」 の部屋 2001.09.05
HANZOUmax様のご協力により
ムサシノ模型飛行機研究所の前代表の館林氏が設計された機体資料を発掘しました。
食指が動いてくるミニな機体です。
表題は
「 ノンビリ飛行のすすめ MR−1号の設計と製作 」
で、副題は
「 誰でも入手できるRC機材を使って、特別なテクニックがなくても製作できる、
世界最小のRCグライダーで、今までのRC飛行機のイメージ・チェンジをしていこう。 」
思わずうなづいてしまう言い回しですね。
それではご紹介しましょう。(画像をクリックすると拡大表示となります。)
TOPページです。 | 要目です。 |
図面です。 | 三面図です。 |
スカイパル号と共に | オオッと右側は”島崎さん”! |
MR−1の飛行姿です。 |
機体要目は |
機長 490mm 翼長 595mm 主翼面積 7.14du アスペクトレシオ 4.9 翼厚 7.5% テールモーメント 2.7 水平尾翼面積 0.59 全備重量 82.6g(機体重量 25.1g メカニズム 57.5g(1ch) 翼面荷重 11.5g/du 沈下率 58.6cm/秒 |
となっています |
また、使用材料まで書いてありまして、 |
胴体部分 胴体側版 1〜1.5mm厚バルサ 胴体胴枠 2×3mmバルサ枠組 機首部ハッチ 2mm厚バルサ 機首部下面材 2mm厚バルサ フック取付ソリ 3×3mmバルサ ソリ ゼムピン(小) 機首部ブロック 20mm厚バルサ 後部下面プランク 1mm厚バルサ 主翼部分 主翼前縁と桁 2×2mmバルサ 後縁材 2×3mmバルサ |
です。 ちょっとした旅行先に、こんなカワイイグライダーを持って出かけると楽しいですね。 いつも持っておきたい1機ですね。 話は変わりますが、 最近1960年代のRC技を見る機会があるのですが、 COX02、049クラスの機体が多く出ています。 今で言うパークプレーンの大きさほどでしょうか。 30数年前に、シングルとはいえ多数の機体が飛びまわっていたことに感動しました。 メカだって重くて大変だったであろうことは、想像に固くありません。 今よりずっと自由で独創的な機体が多く、とても参考になりました。 素晴らしい(超)小型機を復活させていきたいものです。 この辺りの話は、また別の機会に・・・ |