No15 「果たして飛ぶか ”1/3EPモスキートモス”」
     改題「1/3EPモス プロトタイプ初飛行成功!・・・そして終了

更新日2000.09.22                    

2000.09.12
<新たな決意>
1/2モスの70%の成功?に気を良くして、さらなる新企画です。
ジャッジャ〜ン!!
大げさなタイトルですが、
「果たして飛ぶか ”1/3EPモスキートモス”」をスタートさせました。

そうなんです昨夜から製作開始しました。
今回は製作過程を細かく画像撮りして行こうと思っています。
もちろんトンチンカンで行き当たりばったりな製作なので、
皆さんの失笑を買うと思いますが、お許しとともにご指導ご指摘頂きたいと思いま
す。
(基本方針)
・1/3スケールのモスキートモスにする。
・EP機とする。
・飛行に関しては室内飛行も視野に入れる。
・場周飛行が出来る事で良し?とする。

随時報告しまうので、お楽しみに・・・誰もしてないって!


2000.09.12
1 (主翼製作)
基本方針にしたがって、お手軽製作方式です。
もちろんリブは山型三角リブ採用です。寸法的には
中央翼幅 200mm
左右翼幅
翼弦    76mm
最大高さ リブ前部から26mmで高さ9mm

1)リブの切りだし
 切り出しといっても、三角形なのでそれぞれの長さ・高さを頂点として線を引き、
 カッターでカットするだけです。
 縦強度を出そうと思って木目を縦目に使いましたが、両端がちぎれてしまいます。
 (もっとも私はあまり気にしませんでしたが・・・。)
 合計12枚切り出します。
 
2)中央主翼の製作
 主翼の製作といっても、リブに上面プランクをするだけです。
 ・W200に切った1mmバルサをリブ山形を頂点とする長さに2分します。
 ・2枚の上面プランク材をマスキングテープで止めます。 
 ・プランク材裏面にリブ位置の線を引きます。
 ・線に沿ってリブを接着します。
 
 
・頂点部に隙間が出来たら裏からタイトボンドで埋めておく。
 
 ・表の頂点部を軽くサンディングしておく。
 
 これで中央主翼完成です。
 重量3gです。
3)左右主翼の製作
 製作内容は基本的に中央主翼の時と同じです。

2000.09.13
(昨日はいつもより帰宅が遅かったことと1/2モスの修理にかかったことで、
 製作はお休みです)


2000.09.19
<完成>

名づけて「1/3EPモス プロトタイプ初飛行成功!・・・ そして終了」に改題です。

11日から2日で主翼を、15、16で胴体・尾翼を。
そして昨晩メカ積み・リンケージを終えました。
意気込んで作りはじめましたが、
生地完成になってみると・・・
「ウ〜ン?飛ぶ気がしない?」、「楽しくなさそう」です。
風にもモロに弱そうです。
嫁さんにも「何が面白いの?」といわれてしまいました。
そう言われると面白くなさそうです。
娘画像初公開?です。

極秘?仕様を公開します。
パワーユニット POT01
アンプ      MSC5NB(tsuneさんありがとうございます)
サーボ      HS-55(7.8g)
受信機      GWS4ch
バッテリー    7.2V110mAh
リンケージ   ミシン糸
完成重量    102g(予定重量2gオーバー)
翼面荷重    25g/dm2
モーターコントロール、ラダーの2ch
です。

<初飛行>

でも気を取り直して、今朝テストしました。

さあ いつものグラウンドに出撃です。
グラウンドに到着すると、程好い気温で無風です。
ベストコンディション!!
早速バッテリーを接続して、メカチェック。
ラダーもきちんと可動します。
モーターもOK。
風上?に向かって小走り開始!
手投げ準備OK!!
軽く押し出し・・・・・・・あがりません。
着陸です。
どうも重心位置が前過ぎたようです。
(モスって必ず前重心になってしまいます。不思議です?)

壊れたところも無いようなので、バッテリーをうしろにずらして再挑戦です。
さっきと同じで軽く手投げ・・・。
今度は緩やかに上昇するでは無いですか。
ゆっくり左旋回。
なんとか飛んでいます。
しかし予想通り、”それだけです”。
何かすると落ちそうなので、周回飛行がやっとです。
機速も1/2モスより速く感じます。
2分弱飛ばしたでしょうか?
そうこうしているうちに、
風が出てきたので着陸に持って行こうとしました。
するとお決まりでした。
風に煽られてしまいまい、機首から強制着陸(墜落ともいう)しました。
機首部のバルサが折れました。
修理は簡単ですが、直す気が起きない状態です。
1/2モスのほうが安定していて、面白いからです。

そして・・・・プロジェクト終了です。

また、機体自体に美しさを感じないのです。
なぜって・・・?
それは”プロトタイプ”に秘密があります。
そうなんです。

”1/3EPモス プロトタイプ”は「プロフィール機」だったんです。

お手軽・手抜き・いいかげんな機体でした。
もうこれ以上の小型機は断念しようと思っています。

楽しんで頂けましたでしょうか?
機会がありましたらお披露目飛行もしますが・・・・
期待しないで下さいね。

最後に、機体画像を添付しますね。
笑ってやってください。

では

(各部重量)
アンプ MSC5NB(5A)  5g 
サーボ Hitec HS55×1
受信機 GWS4ch 6g
モーターユニット POT01 22g
バッテリー  GWS 7.2V110mA 38g
機体本体  23g
総重量 102g


追記2000.09.22
実験(1/3モス軽量化計画・・・・爆発)

秘密に買ってあった、YUASAの3.6V60mAhニッカド2個を
直列にしてみました。
これは1個11.5gなのでコネクタを入れて24g!
6V110mAhの36gより12g、7.2V110mAが48gなので
24gも軽量できます。
どれくらいすごいかって言うと、1/3モスが7.2V110mAで102gなので、
のああんと78gとなって2割軽くなってしまうのです。
パストラルで言うと950gが760g!
すごいスゴイな〜!
きったいしちゃうな〜!
さて、ヘタなハンダづけも終わり、シュルツでルンルン充電です。
最初だから慣らしだな。
3dc充電セット(これが最悪の結果をもたらした原因でしょうね。
充電開始。
1回充放電完了。
早いさすが小容量!
でも、充電電圧・電流が高すぎる気が・・・・・。
プチ!
何の音だ?
次の瞬間・・・・・・・チュドーン。
ニッカドが破裂しました。
液が洩れています。
「これが噂に聞くニッカドの爆発か?!」
ちょっと離れたところにおいていたので、
人体・家屋に被害はありませんでした。
急速充電に向かないのでしょうね。

一瞬で1580円が消えました。
貧乏人にはあまりにも無駄な出費になってしまいました。

小容量ニッカドの充電についての情報がありましたら、
お教え下さい。