仮称)自作ブラシレス お笑い・失敗レポート!  

自作していく中でやってしまった失敗例やお笑い製作を公表していこうと思います。
注意)
以下のお笑い、失敗レポートは成功にいたる貴重なレポート集になるはずです。内容についての誹謗中傷の類はご勘弁ください。
また、生じた失敗、事故、データにつきましては責任は製作者となります。

第3話 ”思い入れが強すぎて・・・”
第2話 ”愛の指切り?”
第1話 ”巻線が・・・・”


2004.07.06  第3話 ”思い入れが強すぎて・・・”(byTORII) 
新型ステイターも手に入った事もあって、いろいろテストをしていこうと思っていた・・・
そんなある日折、先日お会いした”Iさん”から、
「ステイターから向こうが見えないくらい巻くほうが効率がいいらしいよ」とアドバイスを受け、
また、自分でもどのくらい巻けるかやってみることにしました。
まず、小手調べとして5mmネオジに合うように新ステイターに+4枚し、
「どのくらいなら巻けるもんか??」と0.3mmを使って巻き始めました。
0.3mm30ターンが巻ける事はわかっていましたので、
予想としては35〜40ターンと目星をつけました。
1ポール目・・・29、30、31、32・・・35、36・・・・
「後半が苦しいからこのあたりで様子を見よう。」
と36ターンで行くことにしました。
1本目はOK!



「こんなことならもう2ターンぐらいは」と思いつつ、巻き巻きを続けました。
1層目は軽く、2層目以降はテンションをかけて、
そして、2本目以降はさらにテンションをかけて巻いていきました。



2本目もOK!



一休みしながら、3本目を巻き始め、最後の9ポールへ行こうとしたとき、



何かが変?



一つ飛ばして、下からまわして・・・



あれ?もう1ポール先・・・



ゲゲッ!2本目の巻線でポール位置を間違えた!・・・



一本目の巻き線は救われましたが、2本からの180巻きがパア・・・

ここまでも十分お笑いになるのですが、さらに大悲劇が待ち受けていたのです。



さて、気を取り直して、2本目をほどき、やり直しに取り掛かりました。
先ほどの失敗に懲りて、慎重に作業を進めて行きました。
また、巻き方も慣れた事もあって、
さらにテンションを掛けつつ巻いていきます。



2本目OK!



3本目の巻線も最後の3ポール目!ゴールは近い!



で、完成したのがこの状態です。

そこそこキレイに巻けてます。


でも、何か変?




ン?良くわからないって?




では、こちらからじっくり見てください。

じっくり、上の画像を見つめてください!




さあ、もうわかりましたね!






へっ? まだわからない・・・?







では、出ているラインの数を数えてみてください。




まだ、わからないって!?




う〜ん、困りましたね???




では正解です!
本当は6本出ていなければならないのに、
5本しかない!
その謎は



巻線間違いは多々あれど、今回は本当にガッカリでした。
チ〜〜ン。

それは3本目の最後のポールの35ターン目
失敗を含めて、巻き始めから395巻き目でした。
「さあ、あと少しなのできっちり巻くぞ!」
とテンションを掛けた瞬間




”プチッ!”



チィ〜ン、ハイそれまでよ!



音とともに希望が砕け、カラダは固まったのでした。
これ以上言うことはありませんね。




皆さんも気をつけてください。
でも、とりあえず9ポール目だけ巻き数は少なくなりますが、これでテストしてみます。
たぶん回るでしょう。

良い子の皆さんは
1)ポール位置をキチンと確認しよう!
2)テンションをかける時は、巻線の太さを頭に入れて巻こう!

それにしても・・・あ〜あっと



2004.06.23  第2話 ”愛の指切り?”(byTORII) 
最近2セルでの設定を模索していますが、そのテスト時のことです。
まあ、テストと言いましても、ステイター厚みと巻線太さとターン数によって、
電流・電圧値とプロペラ回転数を計測して、その回転数からおよその推力を求めます。
ただ、計算上の推力と実際の推力のフィーリングが違うと実用的ではないため、
いい感じの設定が出たときは、マイコーCDBに搭載して様子を見ることにしています。
すると、回転数から見ると十分にホバリング可能推力にも関わらず浮きが悪かったり、
逆に「ぎりぎりかな?」と思った設定が、機体搭載では元気に上昇したりと、
単純に静止推力だけでは推し量れないことがあります。

そんなある夜のことでした。
新ステイターでいい感じの設定が得られたので、早速マイコに搭載してフィーリングをチェックすることにしました。
特製マウントの自作ブラシレスはイモネジだけで簡単に交換できるので、
このようなテストは容易に出来ます。

モーターをマイコにセットして”機首”を持って機体を上に向けて持ちます。
そして、スロットルを徐々にハイにしていきました。
機体は浮こうとしていきます。
いい感じです!

んで、スロットルフルハイ!



ググッときて




一瞬機体が突っ込んできて
(落ちてきて)



プロペラと指が合体!・・・・



オラオラ!グリグリ・・・




○○○が破られました!!
(指が切れたとも言う・・・)


画像は血止めしてから撮ったため出血が少ないですが、結構出血しました。

もちろん指の傷よりも
まず、機体を心配したこと言うまでもありません!





機体は無事でしたが、指は結構痛くて今もズキズキします。

以前もAPCプロペラで手を切りましたが、GWSのペラでもしっかり切れます。
良い子の皆さんは、気をつけましょう!

で、プロペラが一瞬止まった原因ですが、どうもスピコン(旧Px10)がスロットルについて行かなかったようです。
または、セーフティカットかも?




2004.05.20  第1話 巻線が・・・(by TORII) 
昨日新モーターの巻線を行いました。
テストステイター(約1.5xステイター仕様)を使ったものです。
仕様は巻線は0.4mm、20ターンとし、まず3本の巻線を用意しました。
最近は慣れてきたこともあって、作業はスイスイ進みます。
「さて、終了! 終端のハンダ付もOK!」
それは無事巻き終わって、
 起動テスト直前の楽しいひと時でした。

で、そそくさとスピコンをセットしたとき、あることに気がつきました!
んんんん・・・・ん



心が暗くなっていくような・・・

なんか変






ウウッ、





ゲロゲロ・・・・






ななな、なんと!!

ご愁傷様です
ダ〜〜〜〜ッ、最後の巻線が巻かれていない!





チィ〜ン、ハイそれまでよ!

その後、作り直さないで今に至るのは言うまでもない・・・・です。


良い子の皆さんはターン数を忘れないだけでなく、必ず、ステイターも確認しましょう!
お恥ずかしい話ですが、今回が初めてではないです・・・・気をつけましょう!