No62 サーカス10SR (テトラ)

2006.09.21
■ セカンド飛行・・・ご機嫌です!■


<キット内容>
 キットの外見はこうなっています。
全長    815mm
全幅   1020mm
主翼面積 18.3dm2
全備重量  850g
翼面荷重 46.4g/dm2
エンジン 09〜15(2cycle)
RC装置 3〜4ch
翼断面  対称矩形翼
キット外箱にある画像です。

(プロローグ)
このキットは3年前ほどに手を入れていました。
しかし、フラミンゴ20もそうでしたが、ダイカット・スロットインキットにちょっと抵抗があって、
今まで手付かずの状態でした。

ところがまたまた、何が起こったのか自分でもわからないのですが、
突然製作意欲が沸いてきまして、
「テトラのキットが作ってみたい!!」という思いが頭から離れません。
このあたりは不思議としか良いようがないのですが事実なんです。
フラミンゴ10SRを作って見たかったのですが、
途中で気が変わって製作を投げ出す?可能性も十分ありましたので、
手持ちのサーカス10SRの登場となったわけです。
ホープ26ほどではないですが、今回もまじめにキッチリ製作しています。
「キットは素組」で行きます。

これまた、いったいどうしてしまったのでしょうか?


( 製作・飛行編 ) ここからは一番上が最新になります。
2006.09.21 ■ セカンド飛行・・・ご機嫌です!■
初飛行から1ヶ月半が経ちましたが、地元ではなかなか飛ばせないので
いつもの飛行会がセカンド飛行になりました。
当日は台風が近づき天候が心配されましたが、
現地は曇りとはいえ風もほとんどなく、また暑くもなく絶好の飛行会日和です。

前回の初飛行では『脚』がもげまくり、満足に飛ばせませんでしたので、
今回は「どうせ脚がもげるなら、いっそゴム止めにしようか!?」とも思いましたが、
せっかくのスポーツ機が・・・というこおとで、脚もげ覚悟でビス止め行くことにしました。
とはいえ、短かった取り付けビスをきちんと長いものに変更しました。
パワーユニット、その他の変更はありません。

結論から言うと、非常に満足のいく飛行を堪能できました。
以前より”スカッとした、スピードに乗った飛行!”を楽しみたいと思ってた、
その感じにかなり近い機体に仕上がりました。
また、とても素直で中スローでののんびり飛行も楽しいです。
当初は突っ込み気味の飛行でもさっとしていたのですが、
HILLさんのアドバイスで重心位置を下げる(バッテリー1cmほど)と、
今までのもっさりした飛行が、軽快なものになりました。
もし、アドバイスをもらわなければ、
サーカスの本当の良さがわからなかったかも知れません・・・HILLさんありがとう!

で、以下は脇坂さんお願いして撮影していただいた画像です。
さすがに”通”の撮影、画像は違いますね!!
『むちゃくちゃカッコいいです!』

欲を言えば、もう少しだけスピードに乗れた方がさらにイメージに近くなりそうです。
今度はGP用のプロペラで飛ばしてみたいと思います。

次回の飛行がたのしみです・・・。



2006.08.07 ■ 初飛行・・・無事成功です!■
ついに3年8ヶ月のときを越えて、サーカスEPが大空に飛び立ちました!
思えば製作開始時はリポ、モーターの性能がいまひとつだったこともあってエンジン仕様で進めてきましたが、
今となっては
このクラスの機体にエンジンを使うほうが『エッ?と思ってしまうくらい
電動の進歩は素晴らしいものがありますね。

変わり映えのない画像ですみませんが、
初飛行時のアクシデントに備えて記念画像を・・・
前日とほとんど同じですが、
 ”CIRCUS”の文字が入っています。

お待ちかね?の初飛行レポートです!
プロペラはAPC 9x4.5EとムサシノDモーター標準設定です。

まず、飛びに関しては予想されたとおり全く問題なし!
上昇も無限とは行きませんが、かなり力強く垂直上昇しますので、
ループも大きいものが描けます。
風に対しても落ち着きがあってさほどふらふらしません。
キットには「10パイロンレースに準ずる」とありましたが、ターンは素直にでした。
唯一とあげれば、エルロンがちょっとダルかもしれません。
中スローで旋回したあとの当て舵時にそれを感じます。
このエルロンはスピードに乗せて飛ぶ時にあわせてあるのでしょうね。

テトラの10クラスキットは
ムサシノDモータ+3セルリポ2000mAの組み合わせがピッタリのようです。

さて、まともなレポートはここまで・・・。
で、大ボケレポートはというと・・・
最近まともな着陸を経験していなかったことと、
40度近い猛暑の中で頭が?だったことも相まって、
処女飛行の着陸で見事に脚がすっ飛びました!
『なんとなく取り付けが弱そうだけど、慎重におろせばOK!』と
自分の腕を勘違いしていました。
着陸進入も?、最後のフレアーも早すぎ、多すぎ!
見事に失速=>ドカン=>脚もげ=>胴体着陸!!
もちろん胴体下面が傷つきました。
何とか固定しなおして、2回飛ばしましたが、
3回目の着陸でまたもや・・・。
もう、現地での修理は断念しました。
せっかく気合を入れていたのに、この結果・・・ちょっと寂しかったです。

次回は脚をピアノ線にするか?
いや、いっそ”ゴム止め!”にしておうか?と思案しています。

PS:やっぱ処女飛行は痛いものなのですね。
   「エッ?お前がへたなだけ」だって?   ・・・ごもっともです m(_ _)m



2006.08.03 ■ やっと飛行準備完了!(寸前?)■(8/4追記)
さて、前回の更新から3ヶ月半が過ぎ、
また、製作開始から3年8ヶ月の時を経てやっと飛行準備が整ってきました!
思えば・・・・長すぎです!
ガマンして、見て・聞いてやってください。
モーターユニットは
ムサシノDモーターでリポ3セル仕様です。
サーボは胴体内を考えましたが、
『簡単・確実、胴体内がスッキリする』
ダイレクトリンケージにしました。

サーボは安心を期待して、
フタバ3103(9g)です。
バッテリーはこの位置です。
胴体上部をハッチにしました。
バッテリー右端下にエルロンサーボが見えます。

完成重量ですが、バッテリー無しで770g
3セル2000mAリポが150g前後ですので、総重量は920g〜950gぐらいではないかと思います。
同ユニットを搭載したホープ26-UEPが1150gですので、200gくらいは軽いですね。
翼面荷重は大きいですので、スピードに乗った飛行が予想されます。
しかし、もしかするとスカッとした飛びが期待できるかもしれません!?
で、完成(寸前)全体画像です!

キャノピーの固定がまだ残っています。
 胴体ラインと合わなくて浮いてしまっています。
どうしよう・・・?
なんとなく、
マーチやペーサーにも似てますね。

文字入れとお化粧も追加したいですね。
まだ、ちょっと残作業がありますが・・・

さあ、今週末初飛行です。
はてさて、どうなることやら・・・初飛行レポートをご期待ください!

2006.08.04 追加 ちょっとお化粧してみました!
ホープ26-Uと同じように
チェックのシールを貼ってみました。

ちょっとのことでですが、
機体が引き締まって見えますね!
今夜キットに添付されていたシールも
貼ってみたいと思います。

残作業だった、エルロンリンケージ、受信機の搭載も行い、
モーターの電流値を測ってみました。
ハイペリオン 3セル2100mA(赤い奴)をつないで、20Aちょい。
もう少しいくかと思っていましたが、
明日は気温が高そうなので10Cぐらいで使ってやるほうがバッテリーに優しいですね。
ちなみにスピコンは数年前のSpeed50Aです。(憶えている人はいるかな?)
立ち上がりがちょっともたつく気もしますが、スイッチ付ですし容量も50Aあれば多少のことはカバーできます。
唯一の注意点は、オートカットがリポ対応ではないことですが、
MAX20Aということで、計算上はフルパワーで飛行時間6分。
いつもフルパワーではないし、
送信機のタイマーを5分でセットして後は着陸、リカバリーにまわせば”たぶん”問題無しでしょう。



2006.04.21 ■ 主翼のフィルム貼り完了しました。■

先日の飛行会で久しぶりにEプレを飛ばしたら、
これがまた”素直な飛行機”をしていて、あらためて感激しました。
EPPファンフライだとか、スローフライト機ばかりでしたが、
やっぱりきちんとした飛行機はいいものですね。
HILLさんのアストロにも刺激されていますので、
冬眠状態のサーカス10を覚醒させました。

2003年当時は電動化なんて、最初からあきらめていましたが、
今ならポン乗せでOKとは、時代を再確認しました。
ムサシノD+リポとエンジン+燃料はパワーも重量もほとんど変わらないですね。
予想重量 1000g!
ちょっとくらい重くてもたぶん楽しく飛んでくれそうです。

で、夕べは機体を眺めて、さすって、語りかけてあげました。
はたから見ると、完全に変態です・・・。

いや〜、3年3ヶ月もほったらかしておきましたね!
感動的です!
・・・?

次回更新は?
・・・本当に完成するんでしょうか?
  



2003.01.11 なんとか胴体部貼りました。
進まないです。
それでもなんとか胴体部を貼りました。
画像的には前回とあまり変わりませんね。

本当に先は長いです。
  



フィルム貼り始めました。
お待たせしました!
サーカス10SR フィルム貼り始めました。
実は年明けから少しづつやっていたのですが、
お見せするまでもない尾翼、エルロンだったのでUPは控えていました。
胴体部に入ったこともあってUPすることにしました。
カラーリングは判りづらいですが、
機首部はチェック。
胴体下面はホワイト、上面は蛍光グリーンです。
胴体は仕上げようと思ったのですが、前日の作業がたたって眠くてたまりません。
結局左半分で終わりになりました。
まあ、こんなところでしょうか・・・

まだまだ、先は長いです。



2002.12.30 やっと生地完成。
やっと生地完成になりました。
苦手なエルロンも取り付け、機体にエンビを軽く塗りました。
どうですか? 以外にカッコいいですよね!
正直言って、図面をきちんと確認しなかったのでミスったところが2箇所ありました。
まあ、ご愛嬌といったところです。

さあ!あとはフィルム貼りをメカ積み、リンケージです。
休み中に完成させたいです。



2002.12.24 ダウエルだけ・・・。
今回のサーカス10SRの製作で非常に参考になった記事があります。
その一つは
・RCAW誌のナベさんの工作室のテトラ コンドル編です。
こちらは同じテトラなので要領がつかめます。
そしてもう一つですが、
ラジコン技術 2002/3〜5号の巻末カラーにあった、
・油谷さんが書かれている「バルサキットを作ろう」
です。
これはもしかすると大変貴重で”永久保存版に値するものではないか!”と思ってしまいます。
必見です!
「何をどのように使うといいか!」ということがカラー写真入りで紹介されていて、
今、私のバイブルになっています。
ちょっと???になったら、いつもこの記事を見直しています。


・・・で作業ですが、ほんの少ししか進んでいませんが、
今後の製作に重要な部分を行いました。
ダウエルの取付けです。
このダウエルがいや?で、ゴム止めが多かったのです。
こんな感じです。
上手く出来ました。

あと、主翼前縁を整形しました。
もう少しで生地完成になると思います。
ふう〜まだまだですね。



2002.12.18 なかなか進んでます。
いつもはこのあたりまでくると、
模様眺めが始まって数日〜数週間?は空いてしまうのが常でしたが、
今回はなかなか進みました。
12/16)
・燃料タンクの取り付け
・胴体上部プランク
・胴体垂直尾翼ブロックの整形
・主翼下部プランク、右上部プランク
押さえは発泡+弾性接着剤 右翼から上面プランク
ここまで出来ました 胴体もカッコイイです。
試しに100円ショップの高粘度ゼリー上瞬間接着剤を主翼プランクの位置決めに使いましたが、
ちょうどいい分量で接着力もバッチリでした。
大容量の瞬間もいいのですが、最後まで使い切れないで固まってしまうことが多かったです。
低、中粘度瞬間は量を使いますが、高粘度はこの¥100瞬間が重宝しました。

確かに
12/17)
前日の続きで、
・主翼左上面プランク
・主翼中央部プランク
・リブキャップ取付け
・翼端材接着
仮組みしてみました。

実はサーカス10SRの製作が乗り気でなかった隠れた理由は、
「あまりカッコ良いとは思えなかった!」からなんです。
箱絵の写真が野暮ったくて「なんかな〜・・・」でした。
ところが、胴体の形が見え仮組みしてみると、
予想外ににカッコよく見えるではないですか!
これは以外でした。
垂直尾翼もシャープに感じます。
サーカスは箱写真で損をしている気がしますね。


順調?に進んでいますが、これからの細かい作業に時間がかかりますね。
しかも、サンディングがメインとなるので、
PM10ごろから、寒いベランダでの作業になりそうです。
ううっ・・・。

次回に続く。

     



2002.12.16 今回はここまでです。
週末はいろいろあって、なかなか進みませんでした。
胴体を完成させようと考えていたのですが、簡単には問屋がおろしはしませんでした。
側板、胴枠を仮組みしたときは気にならなかったのですが、
実際に接着する段になると、ダイカットの甘さが目に付きました。
これを微調整・修正するのに時間がかかってしまいました。
胴体前部はクランプで止めています。 糸を通して確認!
胴体部分はスロットイン設計なので、位置は半強制・自動的?決まってしまいます。
以前はこの半強制的な位置決めがどうもスッキリしませんでしたが、
今回はきちんと中心が通ったこともあってご機嫌です!
接着については機首部はエポキシ、それ以外はタイトボンドで行いました。
エポキシが乾く間に主翼の製作をにはいりました。
主翼のリブ組です。

主翼の製作は、
・スパーを縦横の基準線に合わせ固定。
・片方にアルミアングルをスパーに対して直角になるように固定。
・両端のリブを仮置きして、リブの前後にアルミアングルをスパーに対して平行に固定。
・リブをスパーに直角に注意して置いていく。
・後縁部アングルをはずし、後縁材を仮組。
・後縁アルミアングルを再固定。
・前縁材を後縁材と同じように仮組。
・前・後縁材を高さを調整。
・下部スパーとリブを接着、上部スパーを固定接着。
・前・後縁材を接着。
とまあこんな風です。
リブに高さ調整用の足がついていたこともあって、
とりあえずねじれずに出来ました。
(おかしいところやもっといいやり方がありましたら、教えてください。)

主翼のリブ組が出来たところで接合しました。
ここもエポキシを使いました。
カンザシ周りのダイカット精度を調整するのに時間が掛かってしまっています。

主翼エポキシが乾く間に垂直尾翼も作っておきました。
いつもは組んだだけで置いておき、
嫌いなヒンジ付けは最後でしたが、今回はスパッとやってしまいました。
それは・・・・スロットマシーンで簡単に出来るから!!
失礼しました。

ということで、ここまでの状況です。
胴体はまだこんな感じです。
尾翼部分のUPです。
(仮止めしてあります)
主翼は接合しました。

30分エポキシを使っていますが、
寒さもあってエポキシの乾く時間が遅いです。
そんなこともあってどうしてもこの程度しか進みません。
ここからは余計なことを考えなければ、早く進むはずですが、
主翼プランクと胴体ですが、どうやったら一番いいか思案中です。
実際は考えるよりも作業してしまったほうが、いい結果が出そうなのですが・・・・。
プランク用に100円ショップで高粘度瞬間を買ってきました。
プランク台も使おうと思っていますが、どうしましょうか?

次回に続く・・・・
     



2002.12.13 サーカスはじめました・・・
サーカス10SRのいきさつはプロローグで書きましたので、
昨夜(3時間)での作業を見てやってください。
胴体側板部分 仮組してみました。
リブをまとめてサンディング! 水平尾翼も出来ました。

と、まあこんなところです。
ですが・・・・
今回は各部材のダイカット”バリ”をきちんととり、各部材の合いをキッチリやりました。
すると、ア〜ラ不思議! 胴枠もピッタリ収まるしねじれもなさそう!
しかも、今まで思っていたイメージを一新する作りやすさ!!
スロットインキットがこんなにいいなんて・・・・。
特に今回のサーカス10SRキットはダイカットの精度が良いような気がしますね。

おかしな話ですが、
前回のホープ26−IIから自分自身の製作技術が格段に上がっている?ように感じています。
何か手際が良くてホイホイ進むんです。
まったくどうしてしまったのでしょうかね?
たぶん、・・・・製作工具が揃ったことが大きな原因だと思います。
スロットマシーン、サンディングバー(長、短)、サンディングボード、ジグ用アルミアングル・・・。
ホープ26−IIから新調しました。
とにかく気持ちよく製作できます。

さあって、今晩は胴体を完成させようか?、主翼を作り始めようか?
はてさて次の機体を・・・・