No61 ホープ26−II(2号機) (ムサシノ模型研究所 ホープ26)

2006.09.22

 ■ 脚は・・・ゴム止め!■

<キット内容>
 キットの中はこうなっています。
全長    925mm
全幅   1350mm
主翼面積 28.8dm2
全備重量 1150〜1300g
翼面荷重 40〜45g/dm2
エンジン 20〜26(4cycle)
RC装置 4ch
翼断面  オリジナル準対称

キット外箱にある画像です。

(プロローグ)

ホープ26はNo28で一度製作しています。
しかし、自分の目測ミスにより墜落させてしまい大変残念でした。
その後Oさんがキットを譲ってくれました。
「作ろう、作ろう・・・」と思っていたのですが墜落のショックからなかなか立ち直れず、
今まで来てしまいました。

ところが何が起こったのか自分でもわからないのですが、
突然製作意欲が沸いてきまして、作り始めたのが12月の始め・・・。
それから毎日コツコツと進めてきました。
今回は
天から”製作天使”が舞い降りたらしく、
いままでの私からは考えられないくらい、まじめにキッチリ製作しています。
しかも、
「キットは素組」が基本 でしたが、ワザワザ手の掛かる細かい改良を施しています。

いったいどうしてしまったのでしょうか?
ということで本編ご覧ください。

TORIIさんホープ1号機のインプレは こちら です。


( 製作・飛行編 ) ここからは一番上が最新になります。
2006.09.22 ■ 脚は・・・ゴム止め!■
サーカスEPにつづいて、ホープ26EPの前回の脚モゲのリベンジです。
さて、前回の懸案だった”脚”ですが、
サーカス通常のビス止めとしましたが、ホープはというと、
脚モゲの保険として、昔のラジコン機のように『ゴム止め』にしました。
ゴム止めならば、最悪脚が取れても、また付け直せばいいだけです・・・軟弱です!
飛行そのものは、初飛行時と同様に落ち着いて安心な飛行会を楽しめました。
 とても飛ばしやすいです!!

しかし・・・前回の飛行会から名物?になった、”脚もげ”は健在でした。
パンツのゴムで止めればいいものを、太目の輪ゴムで留めたため、
何回目かの着陸でやっぱりやってしまいました。
 見事にもげました!
その後はパンツのゴムで止めたので、脚モゲはなくなりました。
当初は「ゴム止めなんて?」と思っていましたが、離陸、着陸ともほとんど違和感は感じませんでした。
ゴム止めにして正解です!!

サーカスEP共々、長く楽しんで行きたい1機です。



2006.06.07 ■ ご機嫌なホープEPになりました!■
さて、初飛行編です!
まずはムサシノDモーター+APC9x4.5Eで飛ばしてみました。
完成重量から『ヘロヘロかも・・・?』と思っていましたが、離陸はハーフスロットルであっさり離陸。
1150gの機体を軽々引っ張っていきます。
そのままのスロットルで水平飛行=>トリム調整・・・。
そこそこトリムが合ったらフルパワーにしました。
パワーのもたつきも無く元気に加速します。
そのまま戻して宙返り・・・簡単に大きな円が描けます。
また、水平飛行から上昇してインメルマンターン・・・全くパワー不足を感じません。

『当初心配していたパワー不足は全くの思い込みで、
逆にホープ26に完全にマッチして飛ばしやすい組み合わせだった・・・』

ことがわかりました』
FS26エンジンを積んでいた1号機よりも、明らかに扱いやすいです。

本当にバランスのいい飛びです!

その後、プロペラをAPC9x5(GP用)に変更したり、
島崎さんからいただいた33ターンローターをテストしたりしましたが、
自分自身にはノーマルDモーターが電流値、パワー感ともぴったりでした。
飛行時間3セル2100mAリポで5分30秒のタイマー設定でしたが、7分は普通に飛びますね。
(使ったスピコンがリポ対応ではないので、オートカットまでは飛ばしません)

いつも小さい飛行機ばかり飛ばしていましたが、
このクラスの大きさの飛行機のなんともいえない飛ばしやすさを感じました。
EPPファンフライクラスとは比較対象が違うといわれそうですが、
飛行のどっしり感、安心感は本当に久しぶりでした。
その安心感のおかげで
水平飛行が楽しいのです!
特に変わったことはしません・・・ただの水平飛行です。
でも、自分の機体がゆったり飛んで、操縦しているのがとても至福の時間でした。

ホープEPはこれからのメイン機になるでしょう・・・。
また、軽いことはいいことですが、バランスも大事なものだと再認識させてくれました。


おまけ)
ホープ26+ムサシノD+簡単マウント?がいい感じだったので、作りかけのサーカス10に載せ換えてみました。
すると、ドンピシャにマッチするではないですか!
このマウント方式なら
簡単にエンジンからコンバート出来そうです!
個人的にはモーターがむき出しのほうが気に入っているので”うふふ”状態です。
ちなみに防火壁の穴はタンクの頭穴です。



2006.06.05 ■ とりあえず完成です!!■
いつも通り?完成は前日のAM2時までかかってしまいました。
日付が変わり一応飛べる状態になったのですが、眺めてみると何か物足りません。
ここまで来たら、一気にお化粧をしてみました。
主翼にチェックを貼って、キャノピー風にシールを貼りました。
完成重量は、
・胴体:665g
・主翼:332g
で、997g!
これにバッテリーが加わりますので全備重量で1150〜1200gで
やはり前日の予想を50〜100g超えました。 
とりさんホープ26-U仕様、
・モーター: ムサシノDモーター
・プロペラ: APC9x4.5E
・バッテリー: リポ3セル2100mA他
・電流値: 22A

ちょっと重い様に感じていましたが、
以前の一号機の時に
『とにかく安定が良く、浮きが良く、思ったとおりの飛行が出来ました。
機体は通常サーボを使っても1200g!
この重量では15エンジンでも十分過ぎますね。
09エンジンでも普通に飛ぶと思います。』
と書いています。
実際にはそれより50gは軽いので、重く感じていたのは杞憂かも知れません。

さてさて、実際の飛行はどうだったのか・・・?

”やっぱりヘロヘロ?、それともパワフル?」

次回『ホープ26-UEP初飛行編』お楽しみに!



2006.06.02 ■ 明日飛べるかな? ■
明日飛行会なので、初飛行に向けてがんばってます。

まず、気になっていた3輪式=>2輪式に変更しました。
元のベニア製脚受けを引っ剥がし、胴体内部底面に3mmmベニアエポキシ接着。
そして、こんなときのために不良在庫していた、ハイペリオンの電動用メインギヤを取付けました。
脚の取り付けで+100gほど見ていましたが、
このメインギヤは思った以上に軽量で、取っ払ったベニアの重量で相殺されそうです。
ただ、プロポーション的にはオリジナルの3輪式のほうがカッコよかったかもしれません。
バランス的には
 ちょっと脚の高さが高いかも知れません。

で、お約束の組み上げです。
重量も1200gは行かないようで、1100g程度に収まりそうになってきました。
こうなると、ちょっと気合が入ってきます!
また、昨日
「 ん〜、軽快に飛びそうも無い感じですね。
思いっきり外した飛びになりそうです。
・・・・まあ、普通の練習機並みには飛ぶでしょうね。
続ける気力が無くなっていくのが感じられます・・・。」
と書いたためでしょうか、
島崎さんから
「土曜日に33Tのローターを持って行きます。
新しいDモーター用に作ったのですがけっこう回ります。
コイルの線径が0.7mmですのでパワーの落ちが少なく
今のDモーターよりパワフルです。」
といったモニター用?ローターのテストが出来そうです。

こうなってくるとさらに期待が膨らんできますね!!
さあ、もうひとガンバリだ!



2006.06.01 ■ やっぱり、3年寝たろう!? ■
何もいえませんが、前回の更新が2003年1月なので、
約3年半フィルム貼り状態で寝ていたことになります。
本当に『3年寝たろう・ホープ26!』だったわけです。
思えばあれから月日は移り変わり、
エンジンに全く触らない日々が続き、ホープも搭載エンジンが決まらぬまま放置プレイ状態・・・
    ・
    ・
    ・
    ・
ところが最近、ちょっと大きくて見やすい飛行機に興味がでて、
アレコレ検討したのですが、手持ちのホープ26を思い出し、
覚醒させることにしました。
『飛ばないラジコン機はただの木屑?』とばかりに、
細かいことは後回しにして、とりあえず飛行可能なように仕上げることとしました。
もちろん、電動仕様です!

 ラダーエレベータサーボは胴体直付けの
”横着”ダイレクトリンケージ
まず、サーボの搭載です。
エルロンは2サーボ式に改造していきましたので、そのまま2サーボ。
ラダー、エレベータサーボは確実な動作を考えて外付けだーレクトリンケージにしました。
って、書くとなにやら頷いてしまいますが、
何のことはありません・・・サーボベットとリンケージロッドを「作るのが面倒だったわけです。
この方法ですと、
エルロンサーボが主翼にあることとあいまって、胴体内部が”ガランドウ”状態になります。
ということは・・・
バッテリーの搭載スペースが余裕でとれることになり、重心位置あわせが楽になりました。

 モーターマウントは本当は下側につきます。
パワーユニットですが、ブラシレスも考えたのですが手持ちバッテリーと予算の関係で、
ミニ・スペース号に搭載されていたムサシノDモーターを換装することにしました。
もともと、4ストFS26クラス=2スト15クラスなので、リポ3セル+DモーターでOKのはずです。

と・こ・ろ・・・・・が、
この状態で重量を測ってみると、
なんと850g!!  ゲロゲロ!!!
バッテリーが150gあるし、
これから脚やら何やらで200gは増えるとなると、全備重量1200g!!
ん〜、軽快に飛びそうも無い感じですね。
思いっきり外した飛びになりそうです。

エンジン仕様を想定して普通フィルムを貼ったことが災いしました。
タンクも外してしまったし、今更エンジンに変更するわけにも行かないし・・・。
まあ、普通の練習機並みには飛ぶでしょうね。
続ける気力が無くなっていくのが感じられます・・・。
どうしよう?



2003.01.07 やっと組み始めました。
「正月休み中に!」と思っていましたが、やっぱり完成していません。
デザインでストップしていたと言えばそう言えるのですが、
センスがあるわけでもないので、単に気が乗らなかっただけです。
また、尾翼の接合・調整が面倒なのも原因の一つです。
しかし、やっと重い腰を上げました。
尾翼の接合です。
ところが、これまたいつもはあまりこだわらないのですが、
今回は自分としては最高ににこだわってしまいました。
結局2日間かけて
垂直ー水平尾翼に30分、
尾翼ー胴体に1時間以上かけてしまいました。
(あ〜やだやだ・・・・)
とはいえ、今までで一番キッチリ取付けられたかもしれません。

さて、カラーリングはの基本色は、表がホワイト、裏が”蛍光ピンク”ですが、
その裏面のアクセントとして
    ・
    ・
    ・
    ・
    ・
ハートをいれてみました。
完全なラブリー?仕様になりました。
ここまでやるとさすがに、ちょっと恥ずかしいかもしれません・・・・?
上空での視認性はいいような気がします。

次回もたぶんフィルム貼りの続きですね?
サーカス10SRもやらなくては・・・。



2002.12.24 フィルム貼りしました。
この3連休で完成!と思っていましたが、そうは問屋が卸しませんでした。
クリスマス前、年末・・・家の用事が目白押しでした。
それでもなんとか基本のフィルム貼りを終えました。
カラーは表がホワイト、裏が”蛍光ピンク”です。
目立ちますが・・・・派手というか、女の子っぽいと言うか・・・。
 朝バタバタして撮影したので、
画像は最悪ですね。
後はラインでお化粧です。

やっぱり26クラスは大きい?です。
でもその分安定していますから面白いですね。

次回はフィルム貼り?続き編かも知れません。
サーカス10SRもやらなくては・・・。



2002.12.19 <真>生地完成!?
昨日、一応生地完成としましたが、
今回が<真>の生地完成です。
主翼の接合は片翼ずつフィルムを貼った後でとも思ったのですが、
中央部グラス補強のこともありますので、やはりこの段階でを行うことにました。
某RC雑誌は主翼の押さえに最適です!
かなり慎重に作ったつもりでも、いざ接合となると若干隙間があきました。
まあ、ご愛嬌ということでエポキシを充填しておきました。
・・・でこんな状態です。
う〜ンいい感じです・・・が、やはりいつもの機体郡に比べて機体がデカイ!
何とかして水平尾翼を取り外し式に改造したくなってきました。
大きい機体は家での保管場所確保が苦しいのです。
無理かな・・・・・・・・?

サーカス10SRもそして時が過ぎていくのですね。
どうしましょうか?

次回はフィルム貼り?編かも知れません。
サーカス10SRも同じような状態なので、どちらが先になるのやら・・・・。



2002.12.18 忘れていました・・・・。
まったく忘れてました。
生地完成画像を公開したと思っていましたが、UPしていなかったですね。
様になってきました。
この後、週末にエンビの下塗り+サンディングをしましたので、
機体はツルツル状態!
そろそろ、フィルム貼りです。
・・・・・が!
カラーリングがなかなか決まりません。
そして時が過ぎていくのですね。
どうしましょうか?

次回はフィルム貼り編です。
でも、いつになることやら・・・・。



2002.12.13 いつもやらないこと・・・・
前回、
「さらに、今までの私では考えられないことまでしてしまいました。」
と書きましたが、
あくまでも今までの私ではということなので、
お恥ずかしいですがUPします。
ラダー部分です。 エレベータ部分です。

どこが違うかと言いますと、
「ラダー・エレベータの小口部分を薄ベニアで補強した!」
ことなんです。
素組が基本の私がこんな細かい・・・
しかも実質どこまで効果があるか???な作業をするとは、
先日雪が降ったのはこれのせいかもしれませんね。

しかし、ラダー・エレベータの剛があがったことは間違いありません。

次回は主翼の接合とフィルム貼りの下地処理です。
週末に下地にエンビ塗装を掛けたいと思っています。



2002.12.10 突然ですが、生地完成?
ホープ26−IIのいきさつはプロローグでかきましたので、
いきなり生地完成?です。
製作自体は前回よりはるかにキッチリ作っています。
と言いますか、1号機はどちらかと言うと自分の手と目を信じて作っていたので、
どうしても誤差が出てしまい思っても見なかった歪みが生じてしまっていたようです。
(それでも大きな歪みではなかったので問題はなかったです。

今回はRCAW誌やRC技術誌で紹介されていた、
アングル材を使ったり、きちんと”カイモノ”をしたり、プランクジグ?を使ったりとまじめに作りました。
主翼はアングル材で挟みそれを基準に作りました。
片翼はリブ組まで2時間掛かりましたが、勝手がわかったもう片翼は半分の1時間で組みあがりました。
プランクもプランクジグで歪みなく出来ました。
当たり前ですが下準備に時間と手間を掛けると、結果的に早く・きれいなものが出来ますね。
(「今ごろ気づいたのか!!」と突っ込みが入りそうです・・・・)

能書きはこれくらいにしてホープ26−IIの紹介です。
エルロンは2サーボ仕様に変更。 エレベータ表裏をカーボン補強
ちょっとわかりづらいのですが、
単なる突き付けではなく”溝”を掘ってます。

変更点は
・エルロンの2サーボ化
(これは調整が容易なことと胴体内をスッキリさせたかったからです・
本当はエルロンホーンの取付けが嫌いで面倒だっりして・・・。)

・水平・垂直尾翼のリブ材は突きつけではなく、溝を掘って強度UPを図りました。


・エレベータが柔そうだったので、中央部表裏にカーボン補強をしました。

さらに、今までの私では考えられないことまでしてしまいました・・・・なんでしょうか?

というわけで、次回に続きます。
(実はその部分のアップ画像を撮るのを忘れてしまったのです。)