No5 「QRP  EP−CUB 」

新規 2001.04.11
                   
 
こんな画像しか残っていないです・・・。

この機体は1999年8月?頃に六本木の模型店に寄った時、
作りかけ訳あり中古として買ったものでした。、
どうも主翼を作った段階で”踏んづけて”しまったようで、
主翼リブ等が壊れていました。
ですが値段を聞いたら、定価の1/3程度だったので、とりあえず買っておきました。

それからというもの、ず〜っと在庫機になっていたのですが、
1999年末に充電器・ニッカドを仕入れた関係もあって、
年明けから製作に入ったのでした。

ちょっと躊躇していた主翼の修理も、
始めてみれば破損部材が残っていたので瞬間接着剤で簡単にOKでした。

胴体の製作はQRPのうたい文句とおり、素晴らしいカッティングでまったく簡単に出来ました。
また、尾翼もしかりです。
これほどきっちりとした”合い”にキットは始めてでした。
また、説明書も完全に初心者対応で、
ほとんどすべて網羅されているといっていい素晴らしい説明書です。
変な気を起こさず、説明書に沿って製作すれば必ずキチンと完成すると思います。

(もちろんいつもの調子で生地完成から、初飛行までが長かったです。)

ちょっと気になるのは、軽量化と引き換えにした部材の薄さです。
どちらを取るかといわれると軽量化を取りますが、最初は?でした。
(飛行させて見た後では、まったくの杞憂で、逆に今までの機体が過剰?強度に感じられました。)

EP−CUBの諸元は
全 長 680 mm
全 幅 1,025 mm
主 翼 面 積 17.4 dm2
主 翼 翼 型 クラークY 類似
全 備 重 量 550g
ギヤダウン・ユニット 400BB ギヤダウン・ユニット(2 : 1)
モーター HYPER 400/35T-RV
プロペラ スリム・プロップ 8*4
バッテリー 8.4v-500AR
RC装置 受信機:FUTABA MCR−4AH
サーボ:JR371×2

です。
古い送信機ですが、十分です。 メカ積みの状況です。

インプレはメールでのやりとりから抜粋してみました。

「時は2000年4月22日の土曜日!
まず朝6時30分起きして、いつもの河原へいくも風が強くて断念。
車のコンセントからシュルツで充電テストだけしていました。
夕方になってブルーになっていると、
なんと!嫁さんがみんなで河原に行こうと言うではありませんか。
早速準備OK 出撃!
今回は朝の場所と違う運動場。
ウ〜ン?やっぱり風が強い。
でも いっちゃえ!
発進!!!  
あっけなく飛んでしまいました。まったくの拍子抜け。
本当に飛びはプレーリーに近いですね。
翼面荷重が高いせいか、プレーリー号より風に強い。
ホバリングしたりして遊んでいました。
何か元気が無くなってきたので降ろしましたが、
これまた”勝手に”、うまく降りてくるではないですか!
無傷で帰還、初飛行成功でした。

「これまた、うわさどおり「電動のプレーリー」!で、
穏やかに飛び音、排気がないのでとっても手軽です。
また、400クラスなので、小さくて運搬もGooDです。
以外に風に強いんですよ。」

「土日は両日とも、6時頃からEP-CUBを10フライトづつしました。
ループはバッチリ!
でも、ロールが出来ると面白いかなと思いました。
Sさんを真似してラダーロール!を試みましたが、
当然まったく出来ず、上昇失速反転降下(技名がわかりません 何とかターンって
言ったような・・・)
になってしまいました。
でも、CUBを飛ばし始めていろいろ挑戦するようになってきました。
着陸はプレーリーより難しいですね。
翼荷重が高いせいか、速度を保って降ろさないと失速着陸になってしまいます。
つまり、”へたくそ”ということですね。」

「最近は以前より完成していたQRPのEP-CUBを調整して飛ばしています。
これがまた”電動プレーリー”そのもので、
準備が楽で、飛ばして良く、片付け楽で、なんと言ってもスイッチONで即飛行でき、
そのまま排気・オイル汚れも無く撤収できる手軽さにはまっています。
さらに翼面荷重が大きいせいか、プレーリーよりも風に強く8分ぐらい飛んでいます
ループぐらいは軽々こなします。」

(QRPにギヤユニットを電話注文して、到着した時の連絡です。)
「今週は毎朝5時半から6時半の出社前に楽しんでいました。
水曜日にラダーロールからの背面飛行に挑戦しまして、
背面になったのはうれしかったのですが、
ダウンを打って?も高度が上がらず、
いちかバチかで逆宙で返そうと思ったのですが、いかんせん高度が低く
地面に突っ込んでしまいました。
幸い機首が壊れただけで、翼等は無事でした。
当分早朝飛行は出来ないとあきらめていましたが、
早い対応のおかげで、明日朝の飛行に間に合いそうです。

EP-CUBは本当に素晴らしい飛びですね。
今までに電動機に持っていた意識を叩き潰された感じです。
あの安定性、低速・低空飛行、旋回どれも素晴らしいです。
機体もコンパクトで、しかも結構風にも強い!
飛行時間も8分ぐらい、エンストもないので思いっきり振りまわせます。
家族にも好評で、嫁さんから「今日は行かないの?」と言われるくらいです。
25クラスのエルロン付きトレーナー機ももっていますが、まったく出番がないです。
EP-CUBのほうがはるかに数段楽しい機体です。
おだてているつもりは、決してありません。
すべて本音です。」

「でももうEP-CUBでのラダーロール・背面はや〜めた。
出来るというだけで面白くないし、上空飛行や着陸が荒くなってしょうがない。
また、フルパワーを何回もつかうので、飛行時間が半分(4分)ぐらいになってしまう。」

なんとなくEP−CUBの雰囲気がわかっていただけたでしょうか?

飛行時間は低周波アンプ(MCR−4AH)で、
・普通に飛ばして7〜8分
・元気に飛ばして4〜5分
といったところでしょうか。

1回だけ90クラスの機体でさえ飛ばさないような凄まじい風の中?飛ばしたのですが、
なんとか無事帰還しました。
なかなか風に強いと言えますが、無茶は禁物ですね。

2000年9月にお嫁?に行ってしまいましたが、
機会があればまた手元に置いておきたい機体です。

う〜ん?カッコ悪いな・・・。 チェックしてます