No103 Feather(フェザー) atorie_m_m 

04/11
 ■ 胴体の製作 ■

<キットのご紹介! 2005.03.23>
MS−1でおなじみにのatorie_m_mさんから、新作機が発表されました。
今回の機体は
「屋外でのF3Aパターンと3D飛行を満喫でき、
既成のEPPにあった剛性不足感を解消した切れのある演技ができる機体をコンセプトに設計しました。」
といったコンセプトです。

先日のインドアでsekiaiさんがプロトタイプを持参されていまして試乗させてもらいましたが、
素直な飛行と安定した”立ち”が印象的でした。
 Featherプロトタイプです。

詳しい説明は atorie_m_mさんにお任せすることにして、早速キット内容をご紹介します。
(画像はあまり良くないですがご勘弁ください)
キットの詳細は=>こちら

では、私のFeatherは軽量化に努めたFeather−L (Light)でも目指しましょうか・・・・と

( 製作・飛行編 ) ここからは一番上が最新になります。
キットには詳しい製作手順が添付されていますので、メインはそちらを参照してください。
2005.04.11
■ 胴体の製作 ■
■ 胴体スパーの検討 ■
胴体スパーですが、標準は30倍3mmEPP+PPテープとなっていましたが、
今までの経験から墜落時に胴体を強打?したときにPPテープが剥がれたことがあったので、
PPテープ貼りではなく部材を変更してみることにしました。
 胴体後部リブ
 上 ノーマル3mm30倍 1.4g(+PPテープ分で2.8g?)
下 今回4mm15倍 3.4g 
 胴体前部リブ
上 ノーマル3mm30倍 1.0g(2枚)
下 今回4mm15倍 1.1g
手持ちに15倍4mmがありましたので、それで切り出してみました。
重量的に1gと変わらないようなので15倍部材に変更です。


■ 胴体マウント補強 ■
胴体側板先端から2mmの位置にモーターマウントベニアの補強部材を貼り付けます。
まあ、こんな感じで行って見ました。


■胴体の張り合わせ ■
まず、主翼部分の内側をグラステープで補強しておきましょう

そして、胴体側板に基準線を引きます。
その後基準線に沿ってLアングルを立てて、それに沿わせるようにリブを立てました。
こんな感じです。

次に反対側の側板ですが、同じように基準線にLアングルをたてて、
先にリブを接着した側板を接着します。
Lアングルがずれないように、
マスキングテープで固定してあります。

これで、接着剤がかわくまで様子見です。
続く・・・。



2005.04.08 ■ 主翼の製作 ■
■ プランク材のクセ付け ■
今回もR○技術誌大活躍です。
これで一晩寝かせました。


■ スパー、リブ接着 ■
クセ付けが終わったら、プランク材にスパー・リブ位置をマーキングします。
マーキングを参考スパーとリブを接着します。
接着剤をケチると剥がれさすくなりますので、必要分+αを使いましょう!
 下面を接着しています。
上面分のマーキング線が見えますでしょうか?


■ 完全プランク ■
スパー、リブ上面ぷらん、前縁部分に接着剤をたっぷり(?)つけて、プランク準備を行います。
一発勝負的なので、慎重に大胆に!
主翼プランク材が正確にカットされているので、後縁に合わせる方法でOKのようでした。
Lアングルで後縁部分を押さえています。

ただし、リブ型が中央と翼端部分では異なるため、
特に翼端部分のリブが歪まないでキチンとプランク材に接着されるようにします。
(何気なく中央から合わせていったら、翼端リブが歪んでしまいました。もちろんやり直しです)
翼端リブ部分は浮きやすいので、
マスキングテープで仮押さえしました。

これで、様子を見ましょう!

4/11
■ 翼端処理 ■
前回残っていた翼端の処理ですが、
スパー前方のプランク部分はそのまま張り合わせず45度?に斜めカットして
付き合わせたときに丸く(?)なる用に処理をしました。
翼端前縁閉じています。



2005.04.07 ■ 主翼の製作準備 ■
■ リブの切り出し ■
シートごとに分けてリブ番号を振りました。
リブ重量は合計2.6

中央リブが抜けていましたので、
3.5g

ちなみに、スパーは3g
リブの切り離しは簡単ですが、レーザーカット熱で、切り口が荒れていますのでサンディングしておきました。
ちなみにサンドペーパーは#220


■ 主翼プランク材の接合 ■
リブと同じで切り口をサンディングしたあと、端所を中心に表面も軽くサンディングしました。
 EPPシートの後端をLアングルを合わせてます。
浮き防止に某R○技術誌を使っています。

プランクシート重量は30g
接着剤をつけて接合しましたが、中央部はマスキングテープで仮押さえしてます。
次はスパー・リブ位置をマーキングします。


■ 水平尾翼完成!? ■
完成した水平尾翼です。

水平尾翼 2.8g
エレベータ 6.0g
バルサキットと比較するとなんとも頼りない剛性感ですが、
WadaさんのAkabaraシリーズも全く問題なかったようなので、安心はしています。
(ダメなら・・・その時考えます)



2005.04.06 ■ 動翼軽量化の検討”+” ■
■ 動翼軽量化の検討 ■
今回のフェザーは軽量化タイプということで、まず一つの方向性として動翼部分の軽量化を考えてみました。
オリジナルの動翼は
45倍4mmEPPで

・水平安定板 1.4g
・エレベータ  1.9g(1枚)
・ラダー    3.3g
・エルロン   3.5g

です。

軽量化の模索として3種類を比較してみました。
水平安定板でチェックです。
 上 キット素材
 中 キット素材+カーボンFB、PPテープ補強
 下 45倍3mmEPP2枚合わせ+カーボンFB
 4/6追加
 上 45倍3mmEPP2枚合わせ+カーボンFB+PPテープ
 下 キット素材+カーボン+6mmグラス1巻
で、結果は
材質 重量 重量比 剛性感
1、キット素材(45倍4mm) 1.4g 1 全くなし、フィッシュボーンを入れても不安?
2、キット素材+PPテープ補強 4.1(3.6) 2.92 剛性感はピカイチ!
3、キット素材+カーボンFB+6mmグラス1巻 2.8g 2.92 もう少し剛性感が欲しい
4、45倍3mmEPP2枚合わせ+カーボンFB 2.8g 2 部材自体はヘロヘロ、カーボン補強が入るとそこそこ
5、45倍3mmEPP2枚合わせ+カーボンFB+PP 5.3g 3.78 試しに作っただけ
となりました。

この重量比で各動翼重量を予想してみると
動翼種類 キット素材 キット素材++PPテープ補強 キット素材+カーボンFB
+6mmグラス1巻
45倍3mmEPP2枚合わせ
+カーボンFB
45倍3mmEPP2枚合わせ
+カーボンFB+PPテープ
水平安定板(実測) 1.4g 4.1(3.6) 2.8g 2.8g 5.3g
エレベータ(2枚) 3.8g 11.0(9.8) 6.0(7.6) 14.4g
ラダー 3.3g 9.6(8.5) 6.6g 12.5g
エルロン(2枚) 7.0g 20.4(18.0) 14g 26.5g
合計 15.5g 45.1(39.9) 29.4(31.0) 58.7g

ということで、通常の製作より約10g(?)ほど軽量化できそうなので、
Feather-Lでは45倍3mmEPP2枚合わせ+カーボン補強でいこうと思います。
または張り合わせが面倒なので5mmEPPを使うかもしれません。
このほうが製作も短縮できますし、接着剤も使わないのでさらに軽量化できるかもしれませんね。
と思ったのですが・・・
青色項目での合計重量が35.7gとソコソコなので、ちょっと悩み始めました。
なぜ”+”かといいますと、4/5より項目を増やしたからです。