No94 F6F HELLCAT (ヘルキャット) デコパネ機で遊ぼう 試作?キット? |
11/11 ■ 左エルロン追加しました(格段に向上しました!) ■ |
■キット内容です ■ 翼長:760mm 全長:546mm 切り出し済み、カットラインが入ったスチレン材と 補強用等のパーツが入っています。 |
2004.11.11 | ■ 左エルロン追加しました(格段に向上しました!) ■ |
■ 左エルロン追加 ■ 初飛行では旋回性の悪さにかなり繊細な操縦をする必要がありましたが、 理由としては ・ファンフライ機を飛ばしている関係で、設計よりもかなり低速飛行となった。 ・パワーユニット、バッテリーに自作ブラシレス+リポを採用したため、機体重量が軽くなりさらに低速飛行となった。 ・軽量化にしたことで、機体重心が後ろになった。 主翼の補強について補足します。 ・片エルロンのクセがでた。 といったところです。 特に”片エルロン”のクセに悩まされましたので、今回は両エルロンに改造してみました。 「とりあえずお手軽に!」行いたいので、 左右の舵角で差動が出ることはわかっていましたが、あえて1サーボで行くことにしました。 作業自体は主翼を切り取って、端面を斜めカットしヒンジテープで貼り付けるだけです。
やっぱり左右エルロンの差動はかなり異なります。 ですが、ロール方向の制御なので、まあ良しとしました。 ■ 左エルロン追加後初飛行 ■ 第19回きままな飛行会で飛ばしてみました。 アルカス大橋さんも来られるので、急遽キャノピー部を塗装しました。 はっきり言って”恥ずかしい仕上がり”です。 それでも塗装がなかった時より、格段にスケール感が増しました!(・・・たぶん) で、肝心な飛行の方ですが、若干右旋回での巻き込み癖はあるものの、 片(右)エルロンだけの時よりは、はるか操縦が楽でした。 ロール方向が機敏になったおかげで安心して旋回が出来るようになりました。 もう少し上反角がを大きくしておけば、完璧!?でした。 なかなかいいですよ! |
2004.10.15 | ■ 主翼の補強について ■ |
主翼の補強について補足します。 デコパネさんの取説には無いのですが、TORIIなりの補強を追加しました。 画像を参考に下記を見てください。
■ 主翼の接合■ エポキシを使わず、スチロール用瞬間接着剤で行いました。 ■ 主翼補強 ■ <その1 カーボン補強> EPP機の製作であまった5mmカーボンを、スチロール用瞬間で接着しました。 上半角がついていますが、薄いカーボンなので浮くことはありませんでした。 <その2 マイクログラス補強> 主翼に中央から左右に20mm幅でマスキングテープをはり、その中に接着剤を塗布します。 その上に幅40mmに切ったマイクログラスを”スチロール接着剤(瞬間ではない)で貼り付けました。 エポキシなら暖めてなじませるのしょうが、 とりあえずこれでもOKのようです。 <その3 グラステープ補強 > さらに極めつけで主翼の谷の部分を中心に、翼端〜翼端にタミヤのグラステープを貼り込みました。 ファンフライ機では無いので重量は気にせずそのままの幅で使っています。 ■ 結果 ■ 3段階の補強で強度はかなり上がったようです。 実際の飛行でも降下を加えた宙返りを行って主翼がバンザイする気配は全くありませんでした。 なかなかいい感じです! (ご注意) 上記の補強はTORIIが飛ばす分には十分な強度でしたが、 各自の飛行会スタイルに合わせてご自分で判断してください。 バンザイすることがありましても責任は負えないです・・・ハイ! |
2004.10.14 | ■ 一気に初飛行編! ■ |
ヘルキャットの初飛行です。 当日は小雨強でコンディションは悪い状況です。 BULLの初飛行も一緒だったので、ヘルキャットから行きました。 モーターパワーは十分にありますので、まず飛ばないということは考えられません。 重心位置を主翼ヘの字部に合わせてリポで調整し、メカチェック。 舵角はファンフライではないので少なめにしました=>これが失敗? さて、発進ですが、手投げでこけるを嫌って離陸にしました。 地面がゆるいことと華奢な脚ですので上手く離陸するか心配でした。 気持ちを落ち着かせてスロットルを上げていくと、機体はスルスルと滑走していきます。 軽くUPを引くとあっけなく離陸しました。 上昇も全く問題ありません。 少し高度を取ったところで、第一左旋回・・・・ウッ曲がらない! 効くはずが無いです。 そうです! ファンフライ機のつもりで左手=ラダーを切っていました。 そう、この機体にはラダーはつけてありません。 気がついたところでエルロンを切る・・・・傾きません。 さらに舵を追加すると、今度はじわっと傾きます・・・・でも曲がりません。 そうです! ラダーを違ってエルロンを切っただけでは、曲がりません! エレベータを入れなくてはいけませんね。 やっと旋回した・・・と思ったら、今度は巻き込んできます。 すかさず当て舵・・・・でも、なかなかエルロンが効きません。 それでも何とか直線にまっすぐにして、今度は右旋回。 今度はさらに曲がらない! しかも巻き込みが大きい・・・・。 と自分の腕の無さを棚に上げて悪戦苦闘しました。 飛ぶのが確認できましたので、着陸です。 パワーをかけながら・・・と思っていましたが、寸前で失速。 高度が低いこともあって無傷でした。 無事、初飛行終了です。 初飛行が終わってみれば、 最近のファンフライ機と違って飛行姿がカッコイイ(?)のでご機嫌でした。
ループは問題なく出来ましたが、ロールはさっぱりダメ! もっとスピードに乗せるか両エルロンにしないと難しいです。 そんなわけで、この日はヘルキャットを飛ばしまくりました。 ゆっくり飛ばしてもOK、なかなかどうして面白いです。 皆さんもお手軽スケールはいかがですか!? ・・・・で昨夜からステアマンの製作に入りました。 こちらはまた別のレポートで |
2004.10.12 | ■ 一気に製作編 ■ |
連休というのに雨・台風で飛ばしに行けません。 そこで作ろうと思いつつ手をつけていなかった、デコパネ F6Fヘルキャットを製作することにしました。 で、キットの画像を撮影したあと、一気に進めてしまったので製作途中の画像を撮影していません。 ゴメンナサイ・・・。 製作の詳細はデコパネさんのHPに載っていますので参考にしてください。 TORIIなりに行った?製作部分を書きます。 ■1)パワーユニットとバッテリー ■ これは当初の予定通り自作ブラシレスで行きますが、完成重量に合わせたセッティングを考えたいと思います。 バッテリーはやはりリポで行こうと思いますが、重心位置調整によってはニッケル水素7セル350mAhあたりもいいかもしれません。 ■ 2)モーターマウント ■ デコパネキットはGWSユニットを想定していますので、自作ブラシレス用に変更します。 ここはEPP機で培ったノウハウを使います。 また、本機はセミスケール機であり”EPPファンフライ機”ではないので、 無理なコントロールによる”ミス打ち=>墜落”を繰り返すことは考慮しないようにしました。 (本当は当たり前のことですが、EPP機を飛ばしていると落とすことが前提になってしまっていました) ■ 3)接着剤 ■ 接着剤は ・スーパーX弾性接着剤 ・スチロール用接着剤をメインに使いました。 ・ホットボンド 主翼と胴体の接着はエポキシが指定されていましたが、あえてホットボンドを使ってみました。 言いますのも、大きな理由はエポキシの在庫を切らしていたことですが、 使ってみるとエポキシを混ぜなくていいし、すぐに乾く、さらに若干の弾性があって衝撃を吸収してくれます。 実際に初飛行後に粗い着陸で転がったりしましたが、まったく取れたりしていません。 これはお薦めです! ■ 4)塗装 ■ タミヤのポリカーボネート用スプレーのブルーを使用しました。 l機体上半分3回塗りで1缶なくなりましたので、目安にしてください。 下手くそな塗りでも色をつけるとそれなりにカッコよくなりますから、 ぜひ、お化粧しましょう! ・・・と言いつつキャノピー部他は手をつけなかったため中途半端になりました。 また、動翼はヒンジテープを使いましたが、 塗装を行う前にヒンジテープ表面を紙やすりで粗しておくと塗装ののりがいいです。 ■ 5)片エルロン ■ リンケージが楽になるので、エルロンは片側だけに設けました。 しかし、はっきり言って大失敗! ぜひ両エルロンにしましょう。 効きが遅すぎ、悪すぎて回避であせってしまいます(ました)。 ■ 6)上半角 ■ 指定では左右20mm(40mm)と指定されていましたが、 何を勘違いしたのか半分の10mm(20mm)としてしまいました。 おかげで安定性が悪くなったようです。 もしかすると旋回時の巻き込みもこれが原因かも? ■ 7)ラダー無し ■ 軽量化も兼ねてラダーなしにしましたが、これが最大の失敗でした。 最近はEPPばかり飛ばしていて、 「コブラ旋回だ!ホバリングだ!」と方向変換はラダーで行い、エルロンは旋回方向と逆に打つクセがついてしまっていました。 おかげでエルロン旋回を全く忘れていて 「ゲッ、曲がらない」=>ラダースティックを動かしている。 「ゲッ、傾いただけで旋回しない!」=>エレベータを引いていない。 「ゲッ、巻き込みが残る」=>エルロンを修正していない。 他、大パニックになってしまいました。 EPPファンフライになれた方にラダーは必須です。 ■ 8)主脚 ■ オリジナルは10mmヒノキのGWS用用マウントに取り付けることになっていますが今回は使いませんので、 1mmベニアを補強材にして変更しました。 タイヤはGWSの小さめのものですが、飛行中に目立たなくていいかもしれません。 離陸も出来ました。 ということで、 完成したTORII−F6Fヘルキャットですが、 バッテリーなしでの完成重量が170gとオリジナルデコパネ機の約半分?となりました。 そこでそこで前述した自作ブラシレスパワーユニットの選択ですが、 この時点での重量が170gですので、リぽ2セル340mAh〜720mAhで25〜35gを使って全備重量が200g 推力比0.8〜1と考えると、推力160〜200gあればいいことになります。 狙い通りになってきました。 このくらいの完成重量とパワーですと、自作ブラシレス+小型リポにピッタリマッチします。 ここで選んだのが2倍ステーター+320カン仕様の自作ブラシレスです。 本来は3セルー350g(7A〜)仕様なのですが、2セルで電流値を測定してみると GWS 8x4DDで 4A! 引きもかなり感じます。 コカム340mAhを積んで192gのの機体を上に向けると、初期ではそのまま上昇していきます。 と言うことで推力は予想通り200g近辺と言うことがいえます。 涙が出てくるくらいにピッタリのセッティングになりました。 さあ、ではTORII−F6Fヘルキャットのお披露目です!
次回おは初飛行編をUPします。 お楽しみに! |