No16 「 外国製 フリーフライト機 ”パンダ” EP改造計画 」

更新日 2001.09.18                  

9/15
初飛行成功!?
・・・だけれど


2000.09.26 

先週あんなに良く飛んだEPセスナを墜落中破(大破)させてしまい、
つまらない思いをしていました。
仲間とのメールで広場で飛ばせるRC機ということで、
ユニオンの”RCライトプレーン”をお薦めしていましたが、
薦めている自分が持っていないのでは説得力がありません。
という事で、”RCライトプレーン”を買いに出かけて行きました。
しかし、アキバの模型店をめぐり、アサミにも行ったのですが在庫無し!
それならばとFFセスナの再挑戦を考え、キットの箱を持ってレジに行きました。
レジの脇には気になる機体が吊り下がっています。
行くたびに気になって仕方が無い赤い機体!
これが 「パンダ」なのです。
何気なく社長に聞いてみました。
「社長 この機体ある?」
無いと思っていましたが、
速攻で「もちろんあるよ!」と帰ってきました。
メカ・モーターユニットも持っていることもあって、
キットを見てみると狭いながらも、なんとかメカがセットできそう。
実際に飛んでいるそうなので、
ちょっとためらいましたがこちらの機体に変更です。

さて、このフリー機 「パンダ」とはどんな機体でしょうか?

翼長:560mm
全長:370mm
紹介文は外国語なので読めません。
ただ、アサミの紹介文では、
・サーボ Hs−50
・受信機 GWS 4Ch
・モーター POT01
・バッテリー 6V、7.2V110mAh
となっています。
飛行時間は2〜4分とのことでした。

家に帰って箱を開けてみると・・・・
"華奢"だけど胴体内は広いしメカを積む事は十分可能!
と判断しました。

製作はこれからです。

<製作編> (上が最新です)
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2001.09.18 初飛行成功!? ・・・だけれど (2)
(続き)
サーボを胴体内側に両面テープで取りつけ、ゼロ戦EPで”くろさん”からアドバイスを受けたホーンにリンケージをしました。

見ずらいですが、
 尾部リンケージです。

ここで、サーボの動きとリンケージを確認して、主翼と胴体をバスコークで接着しました。
機首モーターユニットをテープで取付ました。
さあ、完成です!
後はバッテリーの搭載と重心位置調整です。
・・・・・・が、ここで重大問題が発生!
なんとバッテリーが胴体内に納まらないんです。

重心位置どころではありません。
しかも、悪い事にバッテリーを思っていた以上に、うしろに積まなければいけない事も判明しました。
とは言うものの、主翼を接着してしまったのでサーボを積みなおす事は出来ません。
仕方が無いので、胴体下面に穴を開けてバッテリーを載せる事にしました。

「どうでもいいや」
バッテリー押さえはテープ止めです。

この段階でEPパンダへの情熱が急速に冷え込んでしまいました。
投げやりです。


とりあえず完成しました。
さて、初飛行です。
正直あんまり乗り気ではありませんでしたが、とりあえず現場でニッカドの充電を行いました。

充電してます。

無風を期待して早朝を狙ったのですが、風も出てきました。
充電が終わり、キャノピーを乗せて準備OKです。

初飛行準備完了です。
初飛行後です。

本当は広場で行いたかったのですが、人が出始めていましたのでいつもの土手上からです。
モーターをハイにして機体を風上に向けました。
「なんとも非力!・・・・大丈夫か?」状態です。
自宅で回していた時は「行けるかも」と思いましたが、
屋外で回したら、なんと非力な事。
投げる前から飛びが予想できました。
「周回飛行がやっとだな!?」
無風を待ちましたが、風は収まりません。
「風上側では浮くから!?」と、初飛行決行です。
風上に向かい、力を入れ気味で手投げしました。
手投げ後なんとか浮いています。
が、風下はまったくダメ。
無理やり?3周くらいしたのですが、非力さから来る不安定のため降ろす事にしました。
それは降りたと言うより、落ちたといったほうが良いくらいです。
これでやめれば良いのに、
1時間くらいたってセカンドフライト。
しかし、第1Uターンもまともに行かず、
降ろそうとパワー絞ったら・・・・コロンと失速して転がってしまいました。
翼裏に補強テープを張っておいたので千切れませんでしたが、
主翼が折れました。

という事で、今回もゼロ戦EP続き、
初飛行成功!?
・・・だけれど

と言った感じです。
機体は可愛いんですけれどね。
もう少し調整してみるつもりです。

前回のゼロ戦と合わせて思ったのですが、
これらの機体にもメカはまともに必要だし、
いくら機体が安いと言っても1,2フライトでパア、気分が乗らなくなるのでは、
えらく高くついてしまいます。
この手の飛行機は・・・・・ちょっと悩んでしまいました。
また、この手の機体をパークフライトとするには安定性が足りませんね。
確かに飛行速度は遅く、空域も少なくて良いかもしれませんが、
挙動がフラフラでは落ちついて飛ばせません。
「パーク」と名付けるには、・・・・・・?

(ただ、私の設定・製作・飛行技術の拙さは多いに問題ですが・・・・)
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2001.09.17 初飛行成功!?・・・だけれど (1)
先週末に初飛行を行いました。
結果は成功!?・・・ですが、ちょっと?

(9/14)
翌日(9/15)に初飛行を行うと決めたおかげで、無理やり?気力を振り絞り製作を進めました。
作業的には
・モーターユニットの取りつけ
・サーボの取りつけ
・リンケージ
・受信機の搭載
・ニッカドバッテリーの搭載
・調整です。

モーターユニットはカウルに取り付ける事にしました。 スピコンはGWS製

モーターユニットは胴体では無く、カウルに固定しました。
カウルと胴体はテープで固定しようと思っていますので、ダウンスラスト・サイドスラスト調整がここで出来ます。
また、スピコンはゼロ戦EPでの不安を考え、GWS製の2Aタイプを使いました。
結構いい感じです。

スミマセン・・・・次回に続く・・・

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2001.09.13 突然の製作開始!
前回の更新からほぼ1年が経ちました。

何をトチ狂ったのか、突然の製作開始です。
その理由はと言いますと・・・・・
「第5回気ままな飛行会」が無事終了したのが土曜の事でした。
飛行会の当日まで整備していたため、工作(屋根裏)部屋はパーツ、工具が散乱している始末です。
さらに機体は子供部屋に押しこんでいたため、「早く片付けて!」とのクレームが・・・・。
そんなこんだで、屋根裏工作室の片付け・模様替えが始まったのでした。
蒸し暑さやイライラをなんとかこらえて?片づけを終わらせると・・・・・・そこは別世界!
暑さもおさまってきたところで製作意欲が湧いてきました。

ふと棚を見ると、中身を見ただけで挫折?していたパンダの箱が目に付きました。
発泡スチロール機ということで敬遠していたのですが、
ゼロ戦EPを飛ばした事や、超小型パークプレーンにも食指が動き始めた事もあって、
パンダの製作を開始することになりました。

前振りが長かったですが、
製作自体に難しいところは無いです。
ただ、スチロールキット特有の”パーツの合いの悪さ”が唯一イライラするところです。
接着材は発泡スチロール用瞬間接着材と促進材(スプレー)、エポキシを使いました。
合いが悪いので瞬間+促進剤で点付けしたのち、
エポキシをドライヤーで流し込みました。
尾翼回りはつけすぎたようで、乾燥させている時垂れてしまったようです。(勿論! 気にしません!)

結構可愛いんです!

尾翼の動翼部分の工作)
尾翼部分にはラインがありますので、カッターで90%くらい切れ目を入れます。
裏側にヒンジテープを貼り、折り返します。
折り返したまま動翼部分の断面を45度くらいにサンディングボードで削ります。
動翼の動作範囲が確保できたのを確認して、こちら側にもヒンジテープを貼りました。

モーターの仮設置?)
モーターユニットには1/3、1/2モスに使ったポテンスキー POT01を使おうと思っています。
もともとPOT01はパンダに使おうと思って購入したユニットなので、本来の組合せに戻ったと言うべきでしょう。
ただ、上記モスに使用してみたの思ったのですが、このパンダにも非力かも知れません。
この辺りは飛ばしてみて考えるしかありませんね。
ということで仮積みして見ました。

ペラがつくと飛行機らしくなりますね。
カウリングはどうしようかな?