No92 カプリコーンIII (by ファンフライビギナーズ) 

9/08
 ■ カプ3 インドアお披露目しました! ■

<プロローグ 2004.08.03>

MS−1とも重複しますが、マイコ-CDBに疲れが見え始めたため、
新しい機体としてMS−1の製作を開始しましたが、
こちらは、ファンフライ飛行の練習として考えていたこともあって、
自作ブラシレスのテストも兼ねて、小型EPPファンフライがほしくなってきました。
巷ではマイコを小型化したスーパーマイコも元気に飛んでいるようですが、
今度 ファンフライビギナーズのZenonさんから、カプリコーンIIIの素材キットが提供されることを知りました。
Zenonさんのカプリコーン自体にも小型ブラシレスが搭載されており、
”自作ブラシレスにちょうど良いかも?”と早速お願いしました。

■ ZenonさんのオリジナルカプリコーンIII ■(画像お借りしました)

全長

  520mm

全幅

  520mm

全備重量

  122g(足あり)

翼弦

  210mm(エルロン含)

翼厚

  9mm

翼面積

  10.4dm2

翼面荷重

  11.7g/dm2

機材

 

モーター

  NEWハイパーCDROMキット

プロペラ

  APC 8x3.7SF

サーボ

 CS4.4x2, GWS PICOx1

受信機

 GWS 4ch

バッテリー

 KOKAM340 2s1p

アンプ

  CC Pheonix10


( 製作・飛行編 )  ここからは一番上が最新になります。
2004.09.07  ■ カプ3 インドアお披露目しました!■
▲9/04(土)午後▲
午前に続いて、午後はインドア飛行機会に参加しました。
初飛行がかなり良い感じでしたので、インドアでお披露目をするのが楽しみでした。

会場に到着するとおなじみの皆さんが集まっています。
あまり混まないうちに・・・と準備を始めると、めずらし物好きな方々が集まってくれました。
「おっ!これが噂?のカプ3!・・・でどんな感じ?」といった具合で、早速お披露目です。

たぶん皆さん小さいカプ3をみて、「気難しい飛行機では?」と思っていたようで、
私の下手くそな飛行をみて???と思ったようでした。

今回は飛びに自信がありましたので、早々に私の飛行は切り上げて皆さんに飛ばしていただくことにしました。
まず、お世話になっている和田さんから
 あんまり簡単にトルクロールを決めるので、
・・・・自分の腕が悲しい
なんとまあ、簡単にトルクロールを決めてくれます。
その後はブラッド西山さん、堰合さん、藤巻さん他が試乗?しましたが、
皆さん予想以上の飛行でビックリしていました。
藤巻さんなんぞは、手を離した瞬間からトルクロールしてまして、
「う〜ん、やっぱり腕なんだな・・・・」と感心してしまいました。
とはいえ、渡されたばっかりで、調整も満足に出来ていない機体ということは、機体自身も素晴らしいものだといえますね!
(製作は”へぼ”なので、本当に良い機体です。)

で、試乗後皆さんが集まって、あ〜だこ〜だと
 皆さんの笑顔がカプ3の良さを物語っています。
・・・ハイ!

他人の機体ですので、お世辞とヨイショはあると思いますが、
それを差し引いても、インドアにピッタリの素晴らしい機体と絶賛!?していただきました。

で、恥ずかしながら”ヘボ”なTORIIの飛行をご覧ください。

もちろんマイコ-CDBで練習したおかげとインドアということはありますが、
初飛行後すぐの機体でこのくらい出来てしまうのにはビックリで”にんまり”です。

また、飛んでいる画像ばかりですが、もちろんそれ相当に墜落させています。
しかし、機体が軽いこともあって、大きな破損はありません。
一番大きな傷は、空中接触でエルロンが切れた事だけです。こんなのは破損に入りませんね。
また、インドアでプロペラを折らなかったのは初めてでした。

あと10g軽いとさらに素晴らしい飛行になること間違いなしです。
気をつけて製作すれば、これくらいは十分出来そうですね。

補強に関してですが、
このくらい軽い機体ですと、FBも少なくていいようです。
ラダー1本、エレベータ1本、
エルロンは入れていませんでしたが、飛ばしてみてコブラ時にエルロンが負けて反っているのが見えましたから、
FBを斜めに一本いれたほうがいいでしょうね。
水平尾翼はFB+PPテープでしたが、PPテープは必要ないと思います。
また、胴体周囲のグラステープカプ3は行っていませんが十分のようです。



最後に当日のスナップを2枚
皆さん楽しんでいます!
ビーチフラッグ初参加しました。
いろいろ作戦も考え、
ポールが倒れやすいようにMS-1で出場したのですが、
TORIIの機体の特徴の、
「脚が短く迎え角が少ないので離陸に距離・時間が掛かる」
という原因で、
離陸する前にすでにポールが倒されていました。


・・・間抜けな話です。



当日の模様は未明さんの西山RCクラブにもUPされています。
また、堰合さんのレポートはZenonのファンフライビギナーズの掲示板でどうぞ!


2004.09.06  ■ カプ3 初飛行・・・涙ものでした。 ■
▲9/04(土)午前▲
さてさて、天気は雨の予報で朝方まで降っていたようですが、
私のほうはすでに上がっていましたので、いつもの”癒しの森”の出かけました。
ところが、私より早いtsuneさんの姿が見えません。

それならば、現れないうちに調整を済ませておこうと、そそくさと準備しました。
バッテリーは一番軽量なKokam2セル340mAです。

スロットルを合わせて、そっと空気に置くように手を離しました。期待と不安が最高潮に達する瞬間です!
すると、カプ3はするするっと水が流れるように滑っていきました。
変に暴れたり、転がったりする気配はありません。
若干トルクで左に取られるので高度をとってトリムをあわせますが、何か変な気がします。
数周するとその違和感がわかってきました。

「もっと飛ばしづらくて、気が抜けない機体かな?」と思っていたのに、
スローでも不安定にならないし、小回りも効く、ラダー旋回でも高度が落ちない・・・。
つまり、良いほうに期待を裏切られたようです。

機体を立ててホバリングさせれば、いままで飛ばした中で一番良い感じです。
ぱた、パワーバランスがよく、スロットルについてくるので、
リカバリーもやり易い。

1回目の飛行が終わり、tsuneさんに連絡を入ると、「朝雨がすごかったので、準備をしていない」といわれました。
ですが、あんまりカプ3が良い感じなのでどうしても画像がほしくて、
無理を言ってきてもらいました。(tsuneさん本当にありがとうございました。)

撮影してもらった画像が以下です。

また、初飛行アニメです。
■ 初飛行アニメは=>こちら ■

とにかく、かなり良い感じで涙ものの初飛行でした。

次回はインドアフライト編です。


2004.09.03  ■ カプ3専用モーター完成・搭載! ■
まず!前回は脚付き画像ではなかったので、画像を1枚UPしておきます。
取付け方はマイコ、MS-1と同じサザン方式

今回のカプリコーン用モーター設定ですが、
 なかなかいいパワー感です!
1.5倍ステイター、0.26ダブル18ターンとしました。
ペラはGWS8x4.3で計算推力215g
Kokam2セル340mAhAで測定初期電流値6Aでした。
推力比でいくと1.56になります。
もう少し、電流値を落としたいので、プロペラをGWS8x4DD(上記画像)に変更してみたところ、
電流値が初期電流値が5Aほどとなました。
また、静止時電流値が2.5Aほどなので、
リポの使用域にマッチしているように感じます。
これだと机上計算でホバリング5分以上になりますね。
また、ポリクエスト600なら、20分以上(予想?)になりそう・・・・かも?

これで、なんとか無理のない組み合わせになってきたように思います。
お気に入りついでに希望の方に上記セットを配布したいと思います。
ご希望の方は=>こちら


2004.08.30  ■ やっと、完全完成しました! ■
週末は雨が降っていて、悲しいですが飛ばしにいけません。
そんな事もあって、カプリコーンの仕上げを行いました。
天気が悪いのと、マスキングが面倒なので、nafさんのHPでみた、パステルを使った塗装に挑戦してみることにしました。
いつかやってみようと100円ショップのパステルと東急ハンズで保護材を買っておいたのです。

で、パステルっていうのは、簡単に言ってしまえば子供のころに使ったクレヨンみたいなものだと思ってください。
使用感はクレヨンより粘っこくなく、仕上がりは水彩画のような淡い感じに仕上がりました。
ただ、書いて(塗って)いるとパステルのカスが結構落ちますので、
新聞紙等を敷いてからやったほうがいいです。
もちろん私は・・・・カスだらけになりました。

また、パステル自体は固まりませんので、
必ず保護定着スプレーを吹かないと手につくわ、汚くなるわで大変です。

で、やってみたらこんな感じ。
塗り方が荒っぽいこともありますが、総じてこんな感じの仕上がりになります。
(nafさんの機体もこんな同じような雰囲ですね。)
若干画像処理をかけていますので、実際はもっと優しい色合いです
と、よく言うとこうですが、一歩間違うと”子供の落書き”状態に見えますので注意が必要かもしれません。
また、1日経ちましたが保護定着スプレーの効果はバッチリで、持っても手につくことはありませんでした。

裏は視認性を考えてチェック柄をミラクルシートで作製し貼り付けました。機首も同じです。
当たり前ですが、白無地よりかなり感じがよくなりました。

また、上記には写っていませんが、
塗装(?)後に脚を製作しました。

で、完成重量ですが、脚付きバッテリーなし、プロペラ付で114gです。
これにバッテリーがKokam2セル340mAが23gなので、全備重量が137gとなりました。
先日の予想重量より10%ぐらい軽いですが、Zenonさんの機体より10%重いです。

そこで、この完全完成状態で、再度室内ハンドホバリング(手に持って)を行ってみましたが、
スロットル3/5位置で軽々と自重を吊っています。
自重137gに対して、推力200gくらいは出ていると思いますので、
手持ちの機体のなかではパワフル感が1番かもしれません?

この大きさのEPPファンフライには、ノーマル?自作ブラシレスににピッタリかもしれません。
飛行に期待大です!
早く初飛行させてみたいです。

これで、大(MS−1)・中(マイコ-CDB )・小(カプリコーンIII)の3機編隊(変態)が揃いました。
すべて別シリーズってのがTORIIの性格を表わしていますね!



2004.08.25  ▼ 仮(?)完成しました!▲
MS−1の初飛行も終わりましたので、カプリコーンの製作を進めました。

まあやってみるといろいろこまごま時間がかかります。
もちろん自作ブラシレス! リンケージはカーボン+ピアノ線

モーターの取付け部は機首の剛性確保も考えてEPPブロック・・・ここまでは必要ないですね。
モーターマウントは”ラムネ”のキャップを接着剤で貼り付け、グラステープで補強しました。

ここで厄介だったのは、バッテりーの搭載で、
大き目のEPPブロックを使用したため、胴体を閉めようとすると干渉してしまいます。
そのため、今回はバッテリーを機首下部に納めることにしました。
重心位置が下がっていいかもしれません。
で仮?完成になりました。

ここまで重量はPQ600搭載で150g
あと胴体ファスナー等、脚の取付で、やっぱり150gくらいになりそうです。
Kokam340ならもう5gくらい軽くなるかもしれません。

とりあえずこの状態で推力の状態を見てみました。
すると十分なホバリングや上昇のパワーはありましたので、飛行することは間違いなさそうです。
とは言うものの室内でホバリングテストを行える腕はないので室内ではここまで。

あとは、モーター設定をもう少し見直したいと思っています
そうそう、お化粧もしないといけませんね。

しかし、なかなか軽量にはなりませんね・・・・


2004.08.17  ▼ そこそこ生地完成って感じです!▲
いろいろと手をつけていることもあって、なかなかすすみませんが、やっと生地完成に近くなりました。
今回は、主翼の再製作を行いやっと組上げるところまで行きました。
補強として主翼の上下に1mmカーボンを貼ってます。
主翼、水平尾翼は接着しましたが、
各動翼はマスキングテープで仮止めです。

主翼は水平を見ながら瞬間接着剤で仮止めして、その後スコッチ接着剤を隙間に詰めました。
水平尾翼は取付け穴を若干修正してOKとなりました。

また、主翼を取付ける前に、エルロンサーボが入るように主翼に穴とを空けておきます。
エルロンサーボは主翼上面に搭載します。

ここまでの重量ですが、エルロンサーボ1個込で40gとなっています。
これに
・サーボ2個  15g
・受信機、スピコン 20g
・モーター 25g
・バッテリー 30g
40g+90g=130g
その他もろもろで〜150gってところでしょうか?
ちょっと重いかもしれません・・・?
まあ、やってみましょ!



2004.08.06  ▼ 今、こんな感じです!▲
機体が小さいので、作業スペースが少なくていいですね。
で、現在こんな感じです。
パーツをならべて見ました。

上:胴体、ラダー
中:水平尾翼
下:エルロン

一部フィッシュボーン補強を入れてます。
黒い部分が補強FBですが、今回は機体が小さく・軽い?ため少な目にしています。

何か・・足りない?
そう主翼が写っていないですよね。
実はリブの切り出しをちょっと気楽にやりすぎて、
主翼プランクしたら翼型が・・・・準対象になってしまいました。
「まあ、これでもいいかな?」とも思いましたが、一部スパーとプランクの接着も???だったため、
作り直すことにしました。
また、気持ち重量の増加には目をつぶって、3mm=>4mmへと変更しようかとも思います。



2004.08.06  ▼ 8/5から本格的に製作開始しました!▲
部材を切り出したらUP・・・って思っていましたが、
そのまま製作に入ってしまいました。
胴体です。
スパーにリブを接着してます。
コンパネを重石代わりにしてます。

2機目?ですが、慣れたものです。
胴体リブの接着と後部の接着で、水平尾翼との垂直を決めるのが難儀です。
今回は水平版を仮置きしましたが、
何か良い方法はないでしょうか・・・?・・・?

リブは”ハサミ”で切り出しました。上手く切れれば切り口も問題ないですし、
何せ作業時間が早いです。
接着は目測で垂直を決めました。
全体を巻くときにキッチリ決めます・・・いけないかも?
主翼の製作もそんなに難しくないのですが、
最後にEPPで巻くときですが、
前縁付近の接着は更なる慣れが必要のようです。

このまま一気に突っ走れ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・るか?


2004.08.03  だって、作りたかったんだもんね!
最近、テンションが上がってきたせいか、「ピピピ・・・・!?」来たものをはじめてしまいます。
その為に「んんん〜〜?」となったものは、そこでストップになってしまいます。
ご存知のようにインプレ一覧を見て見ますと、そんな機体のなんと多いこと!
半年休止はざらで、生地完成までいってから3年以上たっている機体もあります。
いやはや、飽きっぽいですね!
しかし、なんといっても「だって、作りたかったんだもんね!」ということで、
今回もスタートです。

まずは、部材の紹介から
素材キットになっています!
画像では見づらいですが、EPP素材に赤のラインが手書きされています。
確かにこれだけを見てしまうと、「エッ?こんなもん?」と思ってしまいますが、
キットには設計者が今までに試行錯誤を繰り返し、テストを重ねたノウハウが詰まっていますので、
私はそれを感じたいと思って手に入れることにしています。
自分オリジナルの機体も、まずは良く飛んでいる機体をお手本にするのが早道ですね。

現在、部材を切り出しをはじめています。
わかりきっていることですが、
”カッターの刃はケチらないで、ポキポキ折って使う!”が大切です。
EPP素材をケチって切り出すと、なまくらな刃がEPPを引きずってしまい切断面をボロボロにしてしまいます。
特に切り始めと曲線部は要注意です。
また、カッターは0.25mmの薄黒刃タイプが、切れ味も良く使いやすいです。

部材の切り出しが終わりましたら、またレポートUPします!