No91 MS−1 (atorie_m_m製) 

05/23

 ■ 山ちゃんMS−1 初飛行!■

<プロローグ 2004.07.28>
今(7/27現在)は違うのですが、マイコ-CDBを飛ばし飛ばし始めたときは
自分の操縦技術のなさ、セッティングの悪さを棚に上げて、
「もしかすると機体が小さいので、上手く飛ばせないのかも・・・?」と思い込んでいました。
それでも飛ばしこんでいると、なかなかどうして進歩していくではありませんか!
しかし、上達?につれて機体はボロボロになっていきますが、
なかなか修理不可能にならないこともあって飛ばし続けていました。(飛ばし続けています。)
ご存知のようにコブラEvo2も製作途中なのですが、
やはり翼型を持った主翼のほうが飛ばしやすく感じられて製作は一向に進んでいません。
だからといって完全自作は、設計のノウハウの関係でなかなか難しいです。
で、ネットで探して見たところ、atorie_m_mさんのHPを見つけました。
こちらでは堰合さん設計のSXシリーズの機体も扱っていますが、私の目を引いたのは表題の”MS−1”です。
これが完成状態の”MS−1”です。
今回私が考えていたのは
・屋外での練習が中心なので、マイコより大きめなサイズ
・機体制御の練習が出来る((ホバリング、ナイフエッジ等)
・お手軽なGWSユニットが使える。
コブラ-CPでそろえた1200mAhクラスのリポが使える。
・1200クラスリポによって長時間練習が出来る
といったことでした。
atorie_m_mさんのデモ飛行動画を見ると私が思っていた内容にピッタリです。
今回は飛行練習がメインなので、生地完成での提供はうれしいですね。
といったことで、早速お願いしました。


( 製作・飛行編 )  ここからは一番上が最新になります。
2005.05.23 ■ 山ちゃん MS−1初飛行!■
山ちゃんのMs−1が完成しましたが、引渡し検収?をかねて初飛行を行うことにしました。
場所はあの癒しの森・・・”ヒコーキを喰う木”が密生している伝説の魔境です。

風のないうちにと早めに待ち合わせました。(Tsuneさんはまだ来ていません)
まず、私が各部をチェックしてトリム調整をしたあと、
オーナーである山ちゃんが初飛行です。
平静を装っていますが、内心は「こんな狭い空域でどうやって飛ばせばいいんだろう・・・」
と戸惑っていたことは間違いありません。
しかし、鬼(TORII)は離陸を促します。
軽く手投げのあと機体は場周旋回を・・・オッと左に行きすぎ・・・機体が上に向いて・・・見事に”木に喰われました”!
う〜ん。さすが魔境の癒しの森!初飛行から伝説を増やしてくれました。
その後はナイトメアで肩慣らしをして、MS−1を飛ばしました。
オーナーの山ちゃんです。
なにやら怪しげに調整中
癒しの森の魔力に対抗するため、
機体に”気(ハンドパワー)”を送り込んでいます!
気を送り込んだかいもあって、
MS−1は見事な飛行を見せてくれました!

(ほんとか?)

機体自体は非常にバランスがよく出来たと思います。
400XTブラシレスと2セルリポの組み合わせは、爆発的な推力はありませんが、
穏やかでコントロールしやすい設定になっています。

山ちゃんもこれからファンフライにはまって行くことだと思います。
MS−1(EPP機)は壊れにくいのでいっぱい飛ばして楽しんで下さいね!


オマケ)
山ちゃんはナイトメアも木に喰われてしまいました!
Tsuneさんと山ちゃんです。



2005.05.19 ■ 山口さんMS−1完成!■
山口さんよりマイティベアからステップアップしたいとのご依頼がありましたので、
一部のメカをMS−1に積みなおして製作することになりました。
もともと、マイティベアのメカは次期ファンフライに搭載するように考えていたので、
ブラシレスモーター、スピコン、リポ等はすべて、無駄なく使えます。

また、重量も、MS−1のほうがマイティベアより150g近く軽いため、
間違いなく楽しく安心した飛行になるでしょう。

いつもこのアングルですが、
長めのテールがいい感じです。
送信機はJR Max66ADT

パワーユニットはマイティベアより移植しました。
エンパワー400XTです。
GWS1047で400g以上の推力があります。

機体の完成重量は約255gで、リポが65gなので総重量は320gです。
上記パワーユニットの推力を420gしますと推力比1.3となりますので、
普通にファンフライするには十分ですね。

プロポの設定も終わりましたので、発送(?)準備をしなければ・・・。



2005.04.13 ■ 古宮さんのインプレご紹介!■
先日?お引渡ししたKさんから、インプレをいただきましたのでご紹介します。
 KさんのMS-1! 
「製作の際はお世話になりました。
忙しかったり、天気が悪かったりで、2ヶ月以上も
初飛行が伸び伸びでしたが、10日(日)楽しんできました。
風が強まるとの予報でしたので、朝8時過ぎには到着。
前日に電池2本を充電しておいたので、準備は万端です。
他のクラブ員の人はまだ誰も来ていません。
風はまだ有りません。
モータONで浮力を感じながら、パッと離すと力強く上昇していきます。
水平で簡単にトリムを見てから、お決まりの直立姿勢です。
垂直状態での挙動がとても穏やかです。
舵面がさほど大きくは無いのですが、修正舵がよく効きます。
何と、垂直姿勢をキープすると簡単に左転を始めました。
私の腕はまだ未熟ですので何時までもと言うわけには行きませんが、
慣れてくれば、挙動が穏やかなため、充分舵が打てると思います。
電池2本を使用した後に風が強くなり、終了しました。
使用ペラはAPC11x4.7SF、電池はVK-3S-900mAです。
仕上がりの点では、電池はだいぶ前部寄りになりますので、
モーターがもう少し前に付いて、シャフトも前に出ていれば尚良いです。
暫くはこの機体でトルクロールの練習に励みたいと思います。
また、何かの機会がありましたら宜しくお願い致します。」


古宮さんインプレありがとうございました。
これからも宜しくお願いいたします。



2005.03.22 ■ enPower350 搭載!■
最近お疲れ気味で、モーターもダレてきたらしく、パワー感が少なくなってきました。
そんな折、エンルートから350モーターと交換できる安価なブラシレスモーターが発売されました。
いろいろ捜したところ、エンルート府中(大川さん)に1個だけ在庫があり、早速出かけて行きました。
(大川さんとは会話が弾み長居してしまいました!)
何がいいって言っても、GWS350ギヤダウンがそのままで使えるのがキモです。
なんといっても面倒はキ・ラ・イ!

で、肝心のインプレです。
まず、考え込んだのがピニオンの取付です。
最初にもとの350モーターに付いていたピニオンギヤを付け替えようとしたのですが、
350モーターにローレットが切ってあったので、外したピニオンはスカスカ!
新品のピニオンを取付けることにしました。
ここでまた、ハタと考え込みました。
「ピニオンはどうやって取付けよう・・・?」
いつもは
1)ピニオンをハンマーで打ち込む
2)万力で挟んで締め付けていく
のどちらかで行っていたのですが、
1)では(自分とって高価なモーターを傷めそうだし、
2)は万力の幅が足りません。
仕方がないので押さえに使うクランプを利用することにしました。
ちょっと怪しいですが、なんとか入りました。
ところがここで問題が!
GWSのギヤボックスに組み込んでみると、
ピニオンをもっと深く根元付近まで押し込まなければスパーギヤと噛み合わないことに気がつきました。
で、どうやったかというと、先にとり外してスカスカだった元ピニオンを下駄にして奥まで押し込みました。
上手く出来ましたが、ちょっと・・・・?。
コネクターがでかくて邪魔ですね。

やっと?新モーターが組み込めました。
試運転をしてみると、元のへたった?350モーターとは段違いのパワーです。
GWS1260、フルパワーで9Aですが、リポが2セル1200mA(8C)なので電流値はOK!
パワーはというとハーフスロットル下で浮いていましたので、かなりいい感じです。

ところが思いもかけないことが起こりました。

翌日久しぶりに癒しの森で飛ばした時のことです。
飛行自体は快調で、パワーも十分以上で快適に飛ばしていました。
そして、いつものように墜落・・・近寄ってみると異音がしてペラが回りません。
どうも墜落のショックでスパーギヤをなめてしまったようです。
tsuneさんから頂いたスパーギヤに交換して再度フライト。
重心位置を直そうと直陸させ、再度手投げしようととしたとき、またまた異音がします。
「ンン・ン・ン・・・はてな?」
確認してみるとスパーギヤが潰れています。
「ヘッ?今までもっとひどい墜落を何度もしたのにギヤは大丈夫だったのに」
と思いましたが、
フト、思いつきました。
「350モーターの「取付ねじよりenPower350モーターのほうがねじが細かったよな〜」
もうお分かりですね、350モータのねじに合わせてあるギヤボックスの穴が広くて、
墜落の瞬間にモータが穴の隙間分ずれて(歪んで)、ピニオンがスパーをなめたんです。(と思います)
降ろすたびにスパーを壊れるようでは・・・ここで終了です。

enPower350はモーターパワー、コストパフォーマンスは高いので何とかしたいと思います。
まあガタ出ないように簡単なスペーサーをつければいいんですがね。


とりあえず、MS−1(1号機)はこれでお終いになります。
皆さん今までありがとうございました。



2005.03.11 ■ 秋林さんのMS−1 ご紹介!■
横浜の秋林さんのMS−1です!
昨日(3/10)にブラシレスのページでもご紹介していますが、中国製廉価ブラシレスHT20-15を搭載しています。
 ブルーバージョンです!

ちなみに搭載したHT2015はこんな感じです。
 キレイに収まっていますね。
「横浜の秋林です。
中国製ブラシレスモーター、HT 20-15ブラシレスモーター(@2200円)を
MS-1に搭載し試験飛行しました。
45.5g  800RPM/Vとのこと。
MS-1機体重量335g(電池重量含まず)、プロペラはGWS1147、Etech 1200mAh2セル。
十分飛ぶことがわかりました。
でも、進角の設定のせいか、ピーク時に15Aほどの電流値を記録しました。
わかっているのですが過負荷のようです。

図にのって、リポ3セルつないで見ましたが、
おなじみの巻き線がこげるにおいがしてきましたのですぐに中止。
デフォルト仕様はリポ2セル位が良いと思われました。
この価格、空き缶から作ったような外見、さすが中国製、恐るべしです。」

「中国製モーターのMS−1実装写真お送りいたします。
シャフトは4mm真鍮パイプをシャフトにかぶせ、強度を稼いでいます。」


秋林さんありがとうございました。
モーター情報をUPしました => こちら 
タナタナでご一緒の川田さんもHT20-15をMS−1に搭載しているそうです。



2005.01.28 ■ KさんMS−1 お輿入れとなりました!■
本日Kさんが引き取りに見えられ、お輿入れとなりました。。
完成したMS−1です。
 デカールはKさんにお願いしました。

ちなみに搭載したHimax2812−650に2セルリポをつないで、GWS1047ペラを回したら
なんと3.2A・・・小電流はいいのですがパワーが足りません。
手持ちはこのペラが一番大きかったのですが、
2セルならもう1〜2インチ、もしくは3セルですね。

とりあえずKさんMS−1編はひとまず終了ですが、
近いうちにKさんからレポートがいただけると思います。



でも、勘違いしていたことが一つ・・・・。
MS−1の問い合わせってEPPファンフライ初心者が多かったので、
Kさんもそうだと信じきっていましたが、
詳しくお話をお聞きすると・・・・・なんとF3Aフライヤーとのこと。
ヘッポコフライヤーの私は穴が合ったら入りたいほど恥ずかしかった・・・です。
気さくな方だったので助かりました。

Kさん ありがとうございました。



2005.01.27 ■ KさんMS−1 ほぼ完成!■
■ モーターの取付 ■
 モーターをマウントに取付けました。
特にないのですが、モーター軸を付け直す必要があります。
このと使われているイモネジはインチイモねじなのでで、1.27mmのHexレンチが必要になります。


■ モーターマウントの取付 ■
上記で完成したマウントを機体に取付けました。
ショックを吸収するように弾性接着剤を使っています。

接着剤が乾くまで、干しておきましょう!

これで主要なパートは終了です。
あとは機首の上下を貼ることと、バッテリー、受信機の搭載、調整です。
そうそうデカールも貼らなければ!



2005.01.24  ■ ダイレクト・ブラシレス用マウント加工 ■
■ ダイレクト・ブラシレス用マウント加工 ■
 EPP材で三角補強します。
先日のベニアマウントにEPPブロックで三角補強をします。
これだけでマウント強度が格段に違います。
また、墜落時にもこの追加部分がショックを吸収してくれます。

取り付けはいたって!簡単KさんのMS−1がほぼ完成しました。
機首ブロックは本来の高さでは不自然なので、機体の中心軸上にします。
また、モーターの長さに合わせて、少し後ろにずらしています。
あとは接着するだけです。

■ MS−1の改良について ■
今回のMS−1からバッテリーが搭載しやすいように、機首幅が40mm=>45〜50mmが変更になっています。
これによって、40mmクラス幅のリポも無理なく搭載が可能になりました。
実際、かなりうれしい改良です!



2005.01.21  ■ KさんのMS-1 ほぼ完成! ■
昨日懸案だったモーターマウントですが、ベニアマウントを流用することにしました。
 どこかで見たことのあるような・・・?
どこかで見たことのあるような・・・ベニアマウントを流用することにしました。

KさんのMS−1がほぼ完成しました。

リンケージも終わりましたので、あとは機首廻りの工作とお化粧?です。


今回のMS−1からうれしい改良がなされています。
それについては次回にご報告します。



2005.01.19  ■ KさんのMS-1 製作開始! ■
KさんのMS−1の製作をはじめました。

今回はHimax 2812-650ブラシレスモーターを搭載する予定です。
このモーターは標準でGWSタイプのマウントとなっていますので、取り付けは通常どおりでOKです。
↑↑↑
<1/20 訂正>
 
マウントは同じですが、マウント中心からシャフトまでの距離が異なるので、
そのまま交換は出来ません・・・ゲロゲロ


また、マウント高さに合わせると、機首の絞りに無理が出そうです。
 KさんのMS−1・パーツを並べて見ました。
中央下がMimax 2812-650です。
まずは各動翼にPPテープを貼りました。
これで一晩寝かせておきます。

自分のMS−1で修理を重ねていることもあって、工作の手際が良くなってきました。
最初の戸惑いがウソのようです。



2004.12.07  ■ 細井さんのMS-1の設定 ■
先週初飛行した細井さんですが、毎日?精力的に飛ばされているそうです。
細井MS−1の設定ですが、エルロン舵角を上下7mm程度まで落としています。
確かにホバリングやトルクロールの練習では完全に舵角は足りませんが、
スポーツ練習機としてみる場合は、十分な舵角でロールもキレイに回ります。
以前tsuneさんが、「ファンフライ機は低速飛行が得意だから、下手な練習機より飛ばしやすい」といっていましたが、
まさにそのとおりでして、
60歳を過ぎた細井さんにとって初エルロン機にも関わらず、落ち着いて飛ばすことが出来ています。
また、重心位置をもう少し前に前に持ってきたほうが、普通の飛行にはいいと思いましたので、
20gの重りを機首に積んでいます。
このため、少々風があってもOKになりました。
 細井MS−1が上空をとおりすぎていきます!
多少粗い着陸でも全く問題ないEPP機は練習機にピッタリですね。
ファンフライ機は無理だと思っている方!
ぜひ、チャレンジしてみてください。

おまけ
ご一緒している清水さんのニューポールです。
アルカス大橋さんのの機体を参考に製作されたそうです。

ではまた!



2004.11.29  ■ 細井さんのMS-1のご紹介!■
またまた、横浜の某所でお話です。
EPPファンフライ(MS−1)の布教活動を行ったところ、「ぜひMS−1を飛ばしたい!」といわれる方が現れました!
その方(細井さん)はすでに仕事は引退なされた方ですが、400、540クラスの高翼機を元気良く飛ばされています。
この場所の顔役?でもあります。
いつもはラダー機ばかりだったのですが、今度エルロン機を飛ばして見たいということから、
落としても壊れにくいというMS−1に興味をもたれたそうです。
私のMS−1も楽しんでいただきましたがやはり自分の機体がいいということで、
不詳TORIIが一式で製作させていただくことになりました。

頼んだとなるとすぐに飛ばしたくなるのがラジコンマニアだと思いますので、
早々にatorie_m_mさんにMS−1を送っていただくお願いをしました。
(お忙しいところ無理を言いましたが、ありがとうございます)

で、手元に到着したのが11/26(金)、この日は動翼の仕上げだけでグロッキー。
27(土)はチョコチョコ小物を作っていましたが、18:00から本格的に始めて
ほぼ完成したのが28日(日)AM2:30!
そこからAM8:00まで寝て、起きてから主翼裏の塗装とシール貼り
完全完成が10:00となりました!

さすがに機体が手元についてからの完成までの最短記録になったようです。
また、2機目ということと、たくさん修理・補修していますので作業のポイントはバッチリです!

今回の製作ですが、練習機ということもあって軽量化より機体強度を優先させました。
主なところは
・グラステープはそのままの幅で使用
・主翼中央部上下面にカーボンロッド2本追加
・機首モーターマウント上下に1mmベニアで補強
・動翼はフィッシュボーン+PPテープ
いったところです。
また、あえて折れペラとはしていません。

では、細井さんのMS−1のお披露目です!
塗装済み生地完のレッドです。
オーナーの細井さん(60ン歳?)です。

チャレンジ精神にはビックリ!

脱帽です m(_ _)m

さて、お届けしたのですが、あいにく風が強くEPPファンフライ機には最悪に近い状況でしたが、
やはり初飛行しないわけには行きませんね。
とりあえず私が上空に上げて様子を見ました。
何とかトリムを取って細井さんに操縦を代わります。
初めてのエルロン機だそうですが、どうしてどうして強風のなかしっかり飛ばしています。
とは言うものの、さすがに今までの機体と違って舵がかなり敏感なのと、
強風にあおられたときのリカバリーは慣れていないので、そんな時は私が代わりました。
3フライト目はポイ投げ発進も行って遊んでいただき、無事初飛行終了です。
風が穏やかな時は最高のパートナーとなると思います。

次回は飛行姿をご紹介したいです。

お知らせ:
MS−1のお問い合わせが多いこともありまして、当HPでも取り扱いをさせていただくことになりました。
新宿(私の仕事場)にMS−1を持ってきてありますので、
お時間打ち合わせは必要となりますが、実際にご覧になりその場でお持ち帰りすることも出来ます。
(もちろんご自宅にお送りすることも出来ます)
ご興味のある方は、まずメールでご連絡ください。=> こちら
また、完全完成のご相談も承ります。



2004.11.15  ■ ある日のMS-1・・・ ■
先日、横浜の某所にお邪魔させていただきました。
初めてのおさそいだったので、カプリコーン3とBULLをもっていきまして、
皆さんにEPPファンフライ機の落ち方のお披露目?を行いました。

そんな中、
以前飛行会日誌でご紹介したMS-1が飛んでいましたので眺めていると、

どうも疲れたらしく
”ひろ〜〜〜い、田んぼの中の端っこにある木”でお休みしているではないですか!

カメラを用意しているうちに降りてしまいました!
でも、オーナーはこちらに目線を送ってます!

さすがマーフィーラジコンの法則どおりの状況です。
そうです、なぜかわざわざそんなところに止まってしまうんです。
どうしても障害物に引き寄せられるんですよね


で、もう一つ、私のMS-1です。
いつもの場所でtsuneさんと飛ばしたのですが、
どうも、ロール方向が安定しません。
「腕が落ちたな・・・・」とがっくりしていると、「へっ? エルロンが上がっている?」ように見えます。
降ろして確認してみると、
エルロンベットがEPPから剥がれて、グラグラになっていました。いました。
「これが原因か」っとグラステープで補強しなおしてみました。
ところが、ぐらつきは直ったのですが、エルロンの反りは直っていません。
もう一度よ〜く見てみると・・・・
「ウッ、エルロン自体が完全に反りあがってる・・・しかも両方とも」
ということはフラップUPってことです。
どうも沈むと思いました。
しかし、現場では直せません。エレベータをUPにしてごまかしました。

保管状況は悪くなかったのですが、
先日の飛行会で1日中外に出しておいたので、エルロン上面にに貼った梱包テープが熱で歪んだのかも知れません。
修正し切れなかったらエルロンは作り直しです。

機体も見た目はそう変わっていないのですが、
細かいところでは疲労を感じるようになりました。
振り返ってみると、8月の終わりごろから飛ばし始めて3ヶ月・・・
自分ではもう数年飛ばしている気がします。
飛行時間だけを見てみると
確かに今までの1機の飛行時間の数年分は優に飛行している計算になります。
そろそろ、引退の時期かも知れませんね。
でも、なかなか手放せないかも?



2004.09.13  ■ さらに、やってしまいました・・・ ■
インドアの墜落でギヤボックスを壊してしまったのですが、これは交換ですぐOKですね。

ギヤボックスの交換ついでに、モーターの進角調整をしてみる事にしました。
バックプレートにこの時に曲げたピアノ線を差込、「エイヤ!」と”左”に5mmほどずらしました。
機体に取り付けパワーを掛けてみると・・・・全然パワーがありません。
・・・・これはもしかすると・・・・そうです、逆進角をつけてしまったに違いがありません!
モーターを外して今度は”右”にずらしました。
すると今度はバッチリのようです。(ただ、回転や推力を測っていないので、どれだけUPしたのかは不明です)
しかし、このギヤボックス交換に恐ろしい罠が仕掛けれたとは、つゆにも思いませんでした・・・。
明けて翌日。
いつものようにtsuneさんと癒しの森で待ち合わせて飛ばしました。
新バッテリー、Kokam2セル910mA(ホーネット)のテストも行うことにしました。

最近MS−1+大容量?バッテリーを使う事で、飛行・練習時間が長くなったせいか、
ホバリングやトルクロールもどきが上手くなってきました。(ホントカ!?)
また、この日は風も弱く穏やかだったこともあって、E-tec1200mAで飛ばすとなかなか良い感じです。

そこで次にホーネットを使うことにしました。
(ただ、私が買ったホーネットはちょっと?で、
前日に初めて充電したのですが、充電電圧が8Vを超ませんでした。
他のホーネットと較べたわけではないので、はっきり断言できませんが、
他のKokam、他社のリポは充電電圧8.4Vくらいは必ず上がっていたので、
この個体は不良かも知れません。=>もう少し様子を見ます)

とちょっとあったホーネットですが、あきらかにE-tec1200とはパワー感が違っていました。
出だしでの引きがあきらかに強いです・・・・
ただし、比較したE-tec1200はかなり使っていたので、新品リポとの比較はちょっとかわいそうかも知れません。

ところが、3分ほど飛行した時にそれは突然起こりました。
ホバリングもどきを行っていた時、急にプロペラが止まったのです。
スロットルを下げて機体に近づきペラに触ると、プロペラは全く動きません。
ギヤをまわしても同じです。
tsuneさんにも確認してもらいましたが、
「これはモーターが焼きついたんだろう?」ということになり、
進角の付け過ぎ?かホーネットのパワーということになりました。

そして帰宅後、
真の原因を解明するため、早速事故(自己)調査委員会が召集されました。

モーターを外して、バックプレートの爪をルーターで削りました。
ウンともスンとも回らないモーターです。





そしてバックプレートを開けると






ウン・・・なんか変???





もうおわかりですね!




エッ?まだわからない?
では特別にアップでお見せしましょう!!






ギヤボックスのワッシャが挟まっていたようです。


・・・・チ〜〜ン!



そういえば、ギヤボックスとモーターを組んだとき、ワッシャがなくなったので予備のワッシャを使ったんですが、
まさかいつの間にかモーター内部に入り込んだとは・・・・。

以前もtsuneさんに、
「・・・こんな事があるから、モーターの穴にはマスキングテープを貼っておくんだよね・・・」
言われたことを思い出しました。
その時は、
「そうですよね!!!」
なんていっていたのですが、
まったく教訓になっていなかったんです。

ということで、今回の損失¥1000+貴重な飛行時間でした。


で原因がわかったので、tsunesさんから頂いたモーターと交換です。
進角もキチンつけてさらに慣らしもやっちゃいました。
ピニオンだけつけた状態で、バッテリー、ワットメータをつなぎ0.25Aほどの電流で1時間弱まわしました。
これで完璧です。

慣らし後室内でMS−1を浮かせて見ましたが、静止でのスティック位置が下がり、
心なしかギヤのうなり音も低くなった気がします。

MS-1ではGWSのユニットを使っています。
ブラシレスダイレクトのほうが回転のつき、スロットルの追従性はいいと思いますが、
300gを超える機体を無理なく引っ張っているところを見ると、
ちょこっと載せるにはかなり手軽で良い感じのユニットではないかと思えます。
とは言うものの、メンテ代を考えると、ブラシレスのほうが安いかも知れません。

う〜ん、それにしても毎週やってます・・・・。



2004.09.10  ■ やってしまいました・・・ ■
カプ3とともに、MS-1もインドアでお披露目しました

カプ3に気をよくして、MS-1も飛ばしこみました。
パワー比はカプ3のほうが良いのでパワー感はもう少しほしいのですが、それを頭に入れて飛ばせば特に問題はありません。
そのかわり容量の大きいバッテリーを積んでいるため、飛行時間が長15分ほどと長いので練習にはもってこいです。

で、機体を静止させる練習がバッチリできます。
ところが、体育館内がかなり暑かったせいでしょうか、最後のバッテリーの飛行のときに集中力が切れたようです。

背面からの引き起こしでエレベータを打ち間違えました。
MS-1は機首からまっさかさまに床に激突!
機首が大破?中破?しました。
GWSのギヤボックスが割れてしまいました。
被害ですが、
・GWSギヤユニットのケースが割れました。
・スパーギヤがギヤ欠けしました。
・機首EPPが剥がれました。
・機首下部EPPが裂けました
・プロペラが欠けました。
といったt具合です。
結構壊れたようにも思いましたが、大きいのはギヤボックスの割れだけです。
ラッキーだったことは、バルサのモーターマウントが折れなかったことで、EPPブロックに埋まっているため
衝撃をEPPが吸収してくれたのでしょう。コブラのときはマウントが折れてまいりました。

機首は帰宅後すぐに修理しまして、すでに元通りになっています。
しかし、今回の墜落で吹っ飛んだ¥xxxxはやはり痛いです。
とは言うもの、バルサ機なら木っ端微塵だったことを考えると、MS−1(EPP機)は丈夫ですね。



2004.08.24  ■ MS−1の初飛行!(その2) ■
前日の土曜に重心位置勘違いから、不本意な飛行になってしまいましたので、
日曜にはどうしても飛ばしてみたくてたまりませんでした。
とは言うもののバイクでの移動ではマイコ-CDBになってしまいます。
そこで、
ついに新プロジェクト! ▼ MS−1 SBC計画 ▲ が発動したのです!

今回のSBC計画は、<コブラーCP(マイコ) SBC計画>という下地があったので、
それに準じて進められました。
計画の全体像は<コブラーCP(マイコ) SBC計画>を参照していただくことにして、
今回の成果をお見せします。
表面です。(走行方向) 裏面です。
大きさ的に幅はコブラーCPと変わらないのですが、胴体が長い分上部が長くなっています。
また、コブラを運搬時には尾翼カバーがなかったため、50km以上の速度で運搬すると水平尾翼が折れていました。
そのため、マイコ計画からは尾翼カバーを追加で取付けています。
主翼のはみ出しは、このくらいなら問題なしのようです。

この”SBC”仕様で走行すると、周囲の車から送られてくる尊敬と羨望そして嫉妬の眼差しを感じます。
まさに 男冥利につきます!・・・・・と思っていないとちょっと恥ずかしいです。

これぐらいにして、
日曜はTsuneさんといつもの”癒しの森”で待ち合わせです。
この日は土曜と違って風もなく穏やかで、ノンビリ飛ばすには最高になりました。

早速準備して飛ばして見ました。

すると、やはり思ったとおりで、前日の違和感が全く消えていました。
水平飛行で突っ込んでくる感じもありませんし、ラダーもよく効きます。
低速時の安定性も格段に良い感じで、ギヤダウンユニットのパワー感になれたこともあって、
かなり危ない場面でもキッチリこらえて我慢してくれました=>墜落しません。

マイコ-CDBと較べて機体が大きいため、安定性は上に感じます。
リポも大きい容量と安定した放電域が使えるため、
コブラ、ホバリング練習をメインで行なっても飛行時間が15分は飛行出来るし、
リポの加熱も少ないようでちょっと安心です。

腕がないので、これと言ったものではありませんが、飛行動画(画像アニメ)です
 雰囲気を味わってください。

「ねっ!、脚が見えないでしょ!」

とかなりご機嫌で遊んだのですが、何回かの墜落でスパーギヤが完全にだめになってしまいました。
墜落時にはスロットルを下げているのですがだめなようです。
う〜ん、やはりこれがネックです。
とはいえユニット自体が安いので、何個か持っていってユニットごと交換するようにすればいいかもしれませんね。
ギヤ舐め等の修理は帰宅後に全体のメンテナンスと一緒に行なえばいいですね。
と、これを書いているときに思いました・・・・結構頭いいかも!?

というわけで、さらに飛ばしこんで行きたいと思います。
★ MS−1 けっこういいかも!★




2004.08.23  ■ MS−1の初飛行!(その1) ■
週末には絶対に初飛行と思って、必死になって(?)完成させました。
やっぱり文字入れるとカッコイイ! これ見やすかったです。
いつもは初飛行が終わってからお化粧なのですが、せっかくなので行ってみました。
今回はミラクルシート(タトーシール)を貼ることにしました、
ちょっと見ずらいですが、
・左翼上面と右翼上面上文字はatorie_m_mさんからデータを頂いたもの
・右翼上面下文字、胴体横は”torosan−i”は、オリジナル

・主翼下面は赤ライン
を入れました。

で、完成重量ですが上記画像状態で268g(バッテリー無し)となりました。
これにE−TEC2セル1200mAリポ(56g)を搭載すると、
全備重量約320gとなりました。
バッテリーをPQ850や、VK900なら10gは軽くなります。
初飛行準備はバッチリですが、前回書いたように運搬手段がありません。
そこで、Wさんにおねがいして、
マイコでもお世話になった南国パラダイスに同乗させていただくことにしました。

8/21(土)、AM5時に迎えに来ていただいて、南国パラダイスに向かいました。
あいにくと当日は風が吹いていて、ファンフライ飛行を楽しむにはつらい状況で,、
とりあえず、モーター慣らしを兼ねて上空でノンビリと飛ばすことにしました。
バッテリー位置は胴体内上部で、搭載できる最前部に搭載しました。
・・・・(実は、これが失敗でした。)


ギヤ鳴りが気になるGWSユニットですが、全備重量320gの機体を問題なく引っ張っていきます。
最初のうちは初飛行ということもあって、ソコソコに感じていました。
Wさんも気になっていた機体なので飛ばしてもらったところ、
難しい風の中ホバリングを決め、「なかなかいいんじゃない!」といっています。

ところが、このとき私は微妙な違和感を感じていました。
それは、マイコ-CDBの小ささからくるコロコロ感とは違って、
大き目の機体でゆったり、どっしりした飛行を想像していたのですが、MS−1のほうが落ち着かないよう感じます。
確かに最近のマイコは自分なりの調整も出来て飛行にも慣れてきたので、
リカバリにもあわてないで対処できるようになっていたのですが、
それを差し引いても違和感は消えません。
特に、ピッチ方向の挙動が不安定で、さらに低速での飛行(コブラ含む)を行うと、
コロッとひっくり返りそうになります。

バッテリーは6本ほど持っていったので慣らし飛行は十分でしたが、
いくら機体に慣れようと飛ばしこんでも違和感は消えません。
当初はGWSのギヤユニットだったのですが、
ギヤ鳴りがひどくなってきたのでクイック製のものと交換しましたが、
ユニットの固定方法の違いからキッチリつかなかったようです。
そうこうしているうちに、何回かの墜落をしてシャフトがすべるようになってしまい、飛行終了になりました。

その後、八文字さんのエアクローンを飛ばさせていただいたのですが、
さらに強風の中安定して飛ばすことが出来ました。
もっとも、これは人の機体だったため、慎重に操作して飛行させていたことと、
ブラシレス-ダイレクト仕様だったため、エンコン操作による挙動がマイコ-CDBに近かったことも
飛ばしやすく感じた原因ではあります。
久しぶりに使ったGWSユニットのワンテンポ遅れる感触に馴染めませんでした。

正直ちょっと気落ちして帰宅しましたが、機体の整備中にあることに気がつきました。
「風が強いと思ったこともあってバッテリーを最前方に搭載したけれど、
設定の重心位置はどうなっているんだろう・・・・・?」
確かatorie_m_mさんの掲示板で同じような質問があったことを思い出して、
確認してみると・・・
「主翼前縁から9〜10cmに合わせてください。
トルクロールやコブラは後ろ重心の方がやりやすいですが、これくらいの方がトータルでは適正かと思います。」

となっているではないですか!
飛ばした時の重心位置はどうかんがえてもそれより2〜4cmは前方です。
今日の飛行を思い出してみると・・・・
・水平を取ろうとするとお辞儀をしていく=>エレベータUPトリム
・アップ・ダウンの舵がいやに不自然=>バタバタ不安定
・旋回で巻き込む=>低空だとリカバリーが間に合わず墜落
そう思うとすべて”超前重心”だったのが原因のようです。
どうも重心は前、前、前といった思い込みがあるようで、
マイコ-CDBも最初は最前方だったのが、今では主翼前縁付近にバッテリーを積んでいます。
(どうも頭がムサシノ機から離れていないですね。)

そんなわけで、勝手な思い込みで、MS−1を勘違いしていました。
となると、俄然再飛行したくてたまりません。
ところが、翌日曜日は運搬手段がありません。
しかし、そうなると意地でも飛ばしたくなってくるのが人情です。
では、どうすれば・・・・レンタカーを借りる?
さて、いかに克服したか+セカンド飛行の詳細は、次回にUPします。

MS−1の名誉のため、一言・・・
重心位置を守ったMS−1は、
スポーツ飛行OK、低速・低空飛行OKのご機嫌な機体になりました。

欲を言えば、ブラシレス・ダイレクトを積めばもっと楽しいはずです。

次回はMS−1の真価!?をUPします。


2004.08.20  ▼ リンケージロッド(その2)・・・ ▲
リンケージロッドの取付を行いました。
エレベータ部 エルロン部
エレベータ、ラダーサーブにはロッドストッパー?を使っていますが、
エルロン部にサーボ側はクランク曲げ、ホーン側は曲げただけです。
一応抜け止めはしておくようにします。もし、調整する必要が出てもチューブ切れば、微調整できます。

これで一応サーボも載せ終ったので、受信機をつないで舵角の調整をしました。
エルロンはホーンを延長してあるので問題はありませんでしたが、
エレベータ、ラダーは舵角が上下左右とも40〜45度ぐらいです。
60度くらいはほしいので少し足りないですね。
エレベータ、ラダーのホーンの延長か?と思っていましたが、
試しに送信機の設定で140パーセントほどにしてみると、希望舵角が得られました。
これでOKとなりました。
モータ-スピコンの配線も終わりましたので、
あとは受信機、バッテリー、ギヤボックスの固定と、全体調整です。
今回は本当に週末初飛行が見えてきました。

    (ギター侍風に)
でもここで大問題が・・・・
      ↓
      ↓
いくら良い娘でも、一緒に行けなきゃ遊べない!
「MS−1はバイクに積めない?」っていうじゃない・・・・・
      ↓
      ↓
「やっぱりマイコから離れられないのか!」斬り
      ↓
      ↓
     切腹!!!

なんてね!


2004.08.19  ▼ リンケージロッド・・・ ▲
本当はそろそろ完成のはずなのですが、オリンピックを見ていて進みません・・・・。
それでもなんとか?リンケージロッドを作りました。
ピアノ線を曲げても良かったのですが、ちょっとカーボンロッドを使ったりして。
1mmピアノ線+1.5mmカーボンロッドです。
別に製作ってほどではありません。
2本重ねて2mmの収縮チューブを被せて=>あぶって=>低粘度瞬間を流しました。
もし、調整する必要が出てもチューブ切れば、微調整できます。

一応モーター、ペラを取付けて重量を測って見たところ260gでした。
これにPQ850リポが46gなので、
約310gの仕上がりになりそうです。
atorie_m_mさんのHPでは、220〜260gとなっているので、
20パーセント以上重くなったことになります。

う〜ん、これといった心当たりはないのですが、
ベニア製サーボベッドやスプノリ+PPテープ、FB補強等が積み重なったのでしょうか?
MS−1を製作された方・・・モーター、メカ、重量を教えてくださいませんか?

PS:PQ600、Kokam340なら20gくらいは軽くなるのですが、電流値が気になりますね。


2004.08.18  ■ ふ〜ッ、ゴールが見えてきた! ■
順ぐりに製作しているので、なかなかはかどりません。

で、今回の作業は
1)エルロンサーボの取り付け
 延長ホーンが長すぎたかも・・・?
1mmベニアをサーボベットにしました。
サーボの固定は周囲にグラステープを巻きつけ、弾性接着剤でくっつけました。

2)メインギヤの製作取付け
 こんな感じです。
基本的にサザンタイプのとしています。
ホイールはGWS25mm、ギヤは1.6mmピアノ線です。
このGWSのホイールは華奢で嫌いだったのですが、
飛行中は目立たなくて”なんちゃって引き込み脚”?に見えなくもありません。

3)尾そりの製作取付け
1mmベニアを台座に使っています。
マイコでは1.6.mmピアノ線を直接機体に貼り付けましたが、グラグラして気持ち悪かったです。
そんなわけMs−1では1mmベニアで台座を作ってグラステープで止めました。

で、いつも通りの全体画像ですが、
 構図はかわり映えしませんが、
 脚がついてちょっといいかも!?

脚も出来たし、サーボもついたし、あっ・・・とは、
リンケージロッドと、モーターユニットの取り付け、受信機の搭載、バッテリーの搭載・・・
なんとか、ゴールが見えてきました!
さあ、もう一息です!


2004.08.09  ▼ オイオイ、まだ完成しないんかい! ▲
う〜何だか夏ばてで、全然完成しませんでした・・・トホホ
しっかり残作業は紙に書き出して、その順番に作業すればいいだけだったのですが、
結局、エレベータ、ラダーサーボの取り付け(差込ともいう)と
結局延長エルロンホーンの製作だけ・・・
サーボはWAYPOINT

延長ホーンは0.8mmFRP板です。
エルロンホーンですが、
・1mmベニア=>墜落したときに衝撃で割れる?
・PP版2枚重ね=>マイコのホーンでも剛性が不足したときがあったのでボツ!
ということで、わざわざ0.8mmのFRP板を買って作りました。
たったこれダメ使うために、・・・もったいないです。

さあ、がんばろうっと!
カプ3とSM−CDBも待っている!


2004.08.06  ▼ ほぼ機体は完成しました! ▲
あれこれ考えながらノロノロと製作が進んできましたが、
ようやく機体は完成になりました。
さて、今回の作業ですが、
1)動翼の取り付け
エレベータについてはヒンジテープのみですが、
ラダーについては、胴体後部の厚みとラダー厚が異なるため、
グラステープの交差ヒンジで取り付けました。
この際には極力隙間があかないように気をつけました。
その上にヒンジテープをおまじないとして貼ってます。

2)ラダーのお化粧
白一色では寂しいと思い、ミラクルシートにチェッカー模様を印刷して貼り付けました。
これは簡単で感激しました!
ぜひ、使ってみてください。

3)サーボマウントの取り付け
これはエルロンサーボと同じように1mmベニアから切り出しました。
このまままっすぐにリンケージすると、
エレベータと干渉します。
ここで問題発生!
それはサーボとホーン位置の関係です。
サーボは逃げが少ないように、胴体リブの上下どちらとする事にしました。
エレベータはいいのですが、
ラダーホーンの予定位置でリンケージを行おうとすると、
エレベータに干渉します(当たります)。
これを回避するにはラダーの上下端近くにホーンを持ってくるしかありません。
今回、ラダーの力点にFBを仕込んだのが、無駄になってしまいました・・・トホホです。
他の方の取付を拝見しますと、サーボ位置を下げたり、もっと動翼近くに取付けているようです。

4)モーターマウントの取付け
吉と出るか凶となるか?
モーターが上側に付きます!
これも結構悩みました。
EPPk機の制作上仕方がないのですが、センターを出すのが面倒くさかったです。
目視でやりましたが、
本来はキッチリ胴体側板内側や、モーターマウント基準線を描いておくべきでした。
それと、
通常はギヤボックスのモーター側を下側にすると思いますが、
今回はあえて上側にしました。
といいますのも、
受信機バッテリーを胴体内部の上側に搭載する予定なので、
ケーブルの取り回しがやり易いように考えました。

で、今回はここまでです。
 主翼はもう少しお化粧したいですね。

日曜には初飛行したいのですが、
まだまだ作業が残っていますね。
メカ積み、リンケージ、それと脚の製作も残っていますね・・・ウ〜ン


2004.08.04  ▼ 動翼取付けましたが・・・・ ▲
マイコーCDBもそうでしたが、
一般にEPP機の動翼は堰合さん行っているグラステープを裂いたものを、
昔のUコンのように交差させる方法が多く採用されているようです。
この方法は手軽で素晴らしいと思いますが、今回はあえて別の方法を行う事にしました。

MS−1では一般的なテープヒンジです。
ヒンジテープを使うと、
・主翼後縁の補強にもなりそうなのと、
・動翼間の隙間がなくなり動きがカッチリする?
と思ったためです。

実はマイコでもヒンジテープを考えたのですが、
熱線カットのEPPに直に貼り付けても剥れてきてしまい用を成しませんでした。
(グラステープヒンジも剥がれてしまいましたので、スコッチ接着剤を塗ってから貼付けました)
そこでMS−1では最初からヒンジテープの使用を前提としていたため、
・動翼をスチ糊+PPテープ貼り
・主翼後縁はスコッチ接着剤塗布+グラステープ
等の仕上げをしてあります。
そのためテープの貼り付きはバッチリでした。
使用したヒンジテープはKenさんお薦めのテープの伸縮があるOK模型のヒンジテープ(防水テープ)です。
人によってはこの伸縮が気になると思いますが、
逆に「動翼に無理な力がかかった時の逃げになるのでは?」と思います。
しかもグラステープヒンジより目立たないので、グラステープラインが気になる方にはお薦めです。
 んんんん・・・なんか変!

上記画像がヒンジテープ作業後なのですが、何かへんですよね。
そうです!
なんとヒンジテープが足りなくなってしまったのです!
確かにマイコなどにも使っていましたが、「まだまだある!」と思っていました。
ところがどっこいです。
おかげで右エレベータとラダー(は他に理由があるのですが・・・)は、次回に持越しです。

この防水テープヒンジの欠点は、テープが高いということになりそうですね。
このままでは、またまた今週末初飛行が怪しいです。

▼ お知らせ ▲
製作時にちょっと疑問がありましたので、atorie_m_mさんにお聞きしました。

Q1)バッテリーの搭載位置はどこを設定していますか?
A1)バッテリーは普通飛行の時は主翼の前縁部分あたり、トルクロール等の時はスパーの上くらいです。

Q2)機首マウントにスラストがついていますが、これでOkですか?
A2)ダウンとサイドを2°ほど付けていました。SXは0°なので、0でもいいかなと最近思います。

 Q3)推力中心?は主翼の中心でいいですか?
A3)OKです!

細かいところなのですが、ちょっと考えてしまうところですよね。
MS−1を作られる方は参考にしてください。


2004.07.30  ▼ え〜い、一気に公開! ▲
本当は2回に分けようかと思いましたが、一気に公開することにします!

また、atorie_m_mさんよりご連絡をいただきましたのでご紹介します。
 Q、  TORII 「MS−1ですが、個人的には高性能?ファンフライ専用機ではなく、
 ファンフライ入門機といった位置づけと思っているのですが・・・」
 A、  atorie_m_m 3D練習、初心者向けのお手軽なEPP機という位置づけで考えています。
また、電動入門機としても、前重心としたり舵角を減らしておけば十分可能かと思いますので、
「初心者用の壊れにくい手頃な入門機」とも思っています。



■ 第1部 パーツ仕上げ編 ■
昨日予告通り、今回はエルロン、水平安定板と塗装を行いました。
マイコと同じようなカラーリング・・・
と思っていましたが、
尾翼関係はすでにPPテープを貼ってしまいました。

何か、ちがう手を考えなければ!
エルロンのフィッシュボーンはも基本的にエレベータと同じですが、
ホーン予定部分に一本追加してあります。

水平安定板部は上下面に1本づつと後部ヒンジ面、両サイドです。
また、上面のみ塗装を掛けました。

もちろんPPテープ貼りを行っています。
これで各舵はカッチリ、バッチリです。

胴体部はマイコと同じような塗り分けで、タミヤスプレーのライトブルー?です。
カラーリングの自由はありますが、マスキング等がかなり面倒です。
MS−1には塗装済みのキットもありますので
塗装の時間が取れない人はそちらを選ぶのも良いでしょうね。

主翼は完成していますので、グラステープによる主翼周りの補強です。
必要ないような感じもしましたが、一応行うことにしました。

また、マイコでは時間がたつとテープがはがれてきたこともあって、
グラステープ貼りの前に下準備として、スコッチ接着剤を薄く塗布しておきました。
一応外周に流布しましたが、本当は無駄かも知れませんね。
手間がかかった割りに効果が???なので、皆さんは見習わないほうがいいかもしれません。


ここでいやなことに気がつきました。

「主翼の塗装をしてなかった・・・・・・」

いやはや、おかげで下地接着剤が乾いてから、塗装スプレーを吹くことに成りました。、
接着剤の効果は全くの無駄?・気休めになりました。
仕方がないので、そのままグラステープを貼りました。
ちなみに主翼外周はタミヤのグラステープ幅を使い、スパー周りは半分に裂いたものを使っています。


■ 第2部 機体組み上げ編 ■
さて、上記で機体の各部は出来上がったので、組み上げることにします。

組み上げる順番は人それぞれでしょうが、今回は水平尾翼から行きます。
胴体にはすでに取付用の穴が開いていますので、差し込めばいいのですが、
そうは問屋がおろしません。

まず、エレベータの連結用ピアノ線を確認してください。
机の上で仮に組んでみて、水平尾翼とエレベータが一直線になるかみて、
ピアノ線の角度が合わないときは、連結用ピアノ線の角度を調整してください。
また、幅もチェックするといいでしょう。

確認できましたら、胴体に連結用ピアノ線を通しておきます。
あたりまえですが、
水平尾翼を接着してからでは通りませんので、気をつけてください。

水平尾翼の取り付けですが、
お恥ずかしい話ですがで”しっかり垂直が出るように!”とよく言われますが、
私なんぞはいくら気を使っても、ジグを使っても思ったとおりになったことは非常に少ないです。
したがって今回も90パーセントOKで行きました。

当たり前ですがチェックする点は2つ
・直角を出す。
・左右の長さを等しくする。
ことですが
左右の長さを揃えてから直角を見たほうがいいでしょう(・・・当たり前だって!)
長さは実際に定規で測ればOKですね。

で、直角ですが、
素材がEPPということもあって、「オイオイ!!」といわれそうですが、
<自分の目>を信じていくことにしました。

瞬間接着剤で仮止めしてから、隙間にスコッチ接着剤を詰め込みました。

ただ、ちょっと気になることがあります。
接着するのはいいのですが、水平尾翼はPPテープを貼っていますよね。
この上からの接着剤の耐久性がどこまであるのかが疑問です。
気になる方は接着部分はかわしてPPテープを貼ったほうがいいかもしれません。
もっとも今回はPPテープ+77糊なのでOKかもしれません。

さて、次は主翼の取り付けですね。
基本的には水平尾翼と同じで、
・左右の長さをチェック
・水平尾翼との平行を見る
わけですが、
その前に1サーボ時はエルロンサーボ取付の下準備をしておきましょう。
サーボに合わせて1mmベニアでサーボベットを作りました。
エルロンサーボベッドです。
エレベータ、ラダー用も製作する予定です。

主翼組み上げの準備が出来ましたら、
ここで重要なことを一つ。
胴体幅をは基本的に主翼のセンターリブ?にあわせることになると思いますが、
搭載予定のバッテリーの幅も考慮したほうがいいです。
パワーユニット、メカが搭載されなければ重心位置の関係でバッテリー位置が決まりませんが、
少なくともバッテリーが入る幅は確保したほうがいいです。
マイコでもそうでしたが、無理に幅の広いバッテリーを使うと、
落としたときにバッテリーに押されて胴体EPPが裂けます。
胴体上下部のどちらかでいいでしょう。
私は胴体上部に積みますので、上部を広めに取りました。


で、主翼と胴体の接着ですが、尾翼と同じで瞬間仮止め=>スコッチ埋めです。
やっとここまで来ました。
胴体デカイです!
垂直尾翼は仮置きです。

これにエルロン、エレベータがつきます。
マイコを飛ばしていたこともあって、かなりのボリュームを感じます。

まだまだ完成までに道のりは遠いですね。
・・・・これから一番苦手なメカ積みがまってます。



2004.07.29 動翼補強しました。
今回のコンセプトは”重量の増加は目をつぶり、カッチリした仕上げにする”としました。
といいますのも、先日拝見したMS−1の動翼が柔らかかったのと、
カッチリした動翼の効きを試してみたかったからです。

したがって、フィッシュボーンのみはボツ!
結局標準のPPテープ貼りで行くことにしました。

PPテープと言えば、ニットーやダイソーテープは持っているのですが、
皆さんのHPで一番と推薦されているオフィスデポは持っていません・・・。
RC屋の性(サガ)と言いましょうか、”少しでも良い物を!”の一念で、
30度を超える中、会社からの帰りに、ワザワザ往復30分歩いて買ってきました。(あ〜疲れたっと)

前置きはいいとして、
まず、PPテープ+スチのり77で貼ってみました。
面倒くさいことは嫌いなのですが、動翼端面にもしっかり”スコッチのり”塗布しました。
出来上がってみると、どうもピンときません。
マイコで行ったフィッシュ・ボーン(FB)のようにカッチリ・しっくりきませんでした。
そこで、EPPの端材があったので、今度はテストも兼ねてFBでやってみました。
すると、今度は(当たり前ですが)芯が通っていいのですが、
動翼全体はペラペラで舵が効くのか心配です。
となると、自分を納得させる方法はただ一つ!
そう、FB+PPテープです!
で、やってみました。
オオッ〜〜! やっぱりこれならいいかも!!
で・す・が
  ・
  ・
  ・
重量が
  ・
  ・
  ・
”エレベータ”
部材だけ 1g
FB+PPテープ    4g

う〜ん、4倍(+3g)になってます。
なんと言っていいか・・・
しかし!!コンセプトにしたがってOKとします。
(小さい機体を作るときは、そのとき考えます)

で、こんな感じになりました。
左:ラダー
右上:エレベータ加工前
右下:エレベータ加工後

PPテープを貼るならこれくらいでいいようです(?)

今回FBを入れた位置は
ラダー)
・上下部分(後部は行っていません)
・ヒンジ面後部
・ホーン予定部=>後部
・ホーン予定部=>端に向かって斜め位置

エレベータ)
・ヒンジ面の斜めカット部分
・斜め位置

PPテープは動翼面にスチのり77を吹いてから全面に行いました。
また、前述しましたが、はがれ防止に端面には”スコッチのり”塗布してから巻き込んで貼りました。
テープ貼りはラダーエレベータとも上記画像の横方向に貼っています。

で、出来上がった動翼ですが、
非常にカッチリした仕上がりで満足がいくものになりました!(・・・重量増を除けばですが)

作業時はPPテープ貼りでの動翼のゆがみが気になりましたが、
特に歪んではいないようです。
ですが、保険の意味で雑誌を重石にして一晩(1日?)置くことにしました。

あとは、水平安定板とエルロン加工、塗装(?)です。


ここで今回行ったフィッシュボーン(FB)の入れ方ですが、
以前はEPPを完全に切り離してから、間に挟んで接着していました。
今回はPPテープ全面貼りを行うことにしていましたので、もっと簡単にいきました。
その方法ですが、エレベータを例にしますと
1)FBを入れる部材の厚みより0.5〜1mm薄い幅でカーボンを切り出す。
  (4mmのエレベータでは3〜3.5mm幅)
2)エレベータにFBを入れたい位置にカッターで<切り込み>を入れる
 完全に切り離さないようにすることがコツです。
 (切り離れてれてしまったら、サンドイッチにすればいいだけです)
3)その切り込みに、FB材を<埋め込む>
4)埋め込んだらその上から瞬間接着剤を流して、歪まないように抑える。
5)瞬間促進剤(プライマー)を使うと、作業がはかどります。
といった具合です。
その後にPPテープの全面貼りがありますから、キレイに行かなくても気にしないで行きましょう!

た・だ・し

あくまでも「こんな感じでやった奴がいるんだ・・・」って程度に参考にしてくださいね。


2004.07.28 MS−1 製作開始!
実は正直に言いますと、
マイコが壊れる事を見越してMS−1は1ヶ月ぐらい前に入手していたのです。
しかし、マイコのセッティングが出始めて調子が良くなってきたので、そのままになっていました。
ではなぜ・・・・と言いますと、
以前横浜某所にお邪魔してマイコを飛ばしたのですが、
その時に知り合った方にEPP機ファンフライをきかれ、”まだ自分でも作っていないMS−1”を推薦してしまったのです。
翌週には仕上げて初飛行・お披露目をするつもりでしたのでそういってしまいましたが、
それが・・・・もちろん出来ませんでした。
そんな7/25に某所に行きますと、
なんと!その方がすでに飛ばされているではありませんか!
先に作って試乗していただくはずが、
逆に私が飛ばさせていただくことに・・・トホホ
情けない話ですが、ちょっとお借りして飛ばさせていただきました。
この機体のパワーユニットは、私が考えていたものと同じ仕様はGWSユニットを積んでいましたので参考になりましたた。
かなりの強風でしたがマイコ-CDBより大きいこともあって、さすがに安定しています。
GWSギヤダウンユニット特有の静止推力重視設定なので、ちょっと”かったるい”のですが、
機体を持ち上げる力は十分です。
音はちょっと気になりますが、コストパフォーマンスから言えばかなりいい線です。

で、遅ればせながら製作開始です!(週末の飛行会に間に合えば・・・)

それでは最初にキット内容の紹介です。
梱包はキチンとされていて、
 胴体・主翼のゆがみもありませんでした。
生地完成とはいえ、素材キットに近いものがありますので、
自分の好みで少しづつ変更しておきたいと思います。

ですが、ここでいつものように悩みました。
1)カラーリングはどうしようか?
2)動翼補強はどれで行くか?

製作は動翼からと決めていましたが、上記を決めないと進めません。
特に動翼の補強は
A)フィッシュボーン(by Kenさん
B)梱包テープによるカバーリング補強
C)OK E−ライトによるカバーリング補強(じんちゃん、nafさん情報)
が候補で、
A)はマイコでも行って実績は十分なのですが、細かい貼り合わせが性格的に・・・
B)は簡単なのですが、長期間だとはがれてきそう(マイコで手を抜いて貼ったら、すぐにはがれました)
C)もいい感じなのですが、アイロンを使うのが苦手・・・。
で、結局どれも決め手にならず製作中断!!

こんなことで、週末までに完成=>お披露目できるか・・・かなり、怪しい・・・・!?