No36 「QRP  エスパー400」  kさんありがとうございます。
更新 2001.08.21
 8/21
 8セルニッカドで飛ばしました。

2001.08.21
先の更新からずいぶん経ってしまいましたが、エスパーを飛ばしていなかったわけではありません。
モーター交換後7セルで何回か飛ばしたのですが、やはりパワーが無いかんじでした。
手投げ後1分を越えると上昇パワーが足りないので、周回飛行になってしまいました。
おかげでストレスがたまっていたのです。

ですが、ニッカドのセル数を上げたいのは山々でしたが、
何せ、使用しているメカがMCR4Aなもので、7セルまでしか使用できません。
といって高周波アンプを買うお金も・・・・?
ふと手持ちを見なおしてみると・・・・以前買った低周波アンプがある!
調べて見ると10セルまでOK!・・・ということでこれを使う事にしました。
そうなると受信機も交換。
これまた手持ちの(ちょっとノイズが心配でしたが)GWS6Chを使う事にしました。
こうなるといいことがいっぱいです!!
皆さんは当たり前かもしれませんが、
やっと!送信機のコンピューター機能が使えるんです。
今までのAM送信機ははリバースしか使えなかったのですが、
エクスポは使えるし、ATVもOK!
舵角なんかで悩んでいたのがウソのよう〜〜〜〜ラ・ラ・ラ!!

そんなこんだで、やっとまともなメカになりつつあります。
こうなるとニッカドの組み直しです。
7セルをばらして8セルニッカドを組みました。
昔チャレンジした時はハンダコテが15Wだったので、まったく話になりませんでしたが、
今回は100Wのものを買ったのでバッチリでした。(やはりきちんとした工具は楽ですね・・・・。)
ここで問題が・・・・。
組み直した翌日、出発前にニッカドを見ると、緑青が出ているではないですか!
おかげでテスト飛行中止でした。
その後GP機に浮気していたので、テスト飛行はお預けになっていました。
ところが、ホープ26事件があって、
急遽エスパーを引っ張り出してきました。
ニッカドを再度組み直し、収縮チューブで仕上げしました。
(ニッカドの組みなおしはお仲間のお父さんのラジコン電動飛行機入門 を参考にさせていただきました。
製作記事はここです。トップページはここです。 )

前段が長かったですが、
フライトレポートです。              
 8セルニッカドで飛ばしました。

風が強くちょっと考えましたが、
ガマンできずに飛ばしてしまいました。
ギヤ比は7セルと同じ1:2です。

飛ばした感じは7セルとは比較にならないほど、パワーを感じました。
飛ばしやすいんです。

パワーをかければ大きいループも出来るし、
通常はハーフ以下で飛べるし、安心感が段違いでした。
友人から10セルも借りているのですが、
ギヤ比を変更するのが億劫なので、当分この仕様で飛ばしこもうと思います。
しかし、1セル違うだけであんなに飛びが違うなんてはじめてでした。
10セルはもっと凄いのでしょうね?

でも、1点だけ・・・・ちょっと落ちつきが無いです。
軽いから仕方が無いのでしょうね?
それと飛行可能時間は約5分弱のようなので、4分で降ろしています。
もう2分ほど飛べればいいのですが・・・

今回も、亀嶋さんからアドバイスを頂きました。

8セルで結構いけますよね。
私も8セルからすぐに10セルへ移行したんですが、8セルの時ほどの感動は無かったです。
それに10セルはパワーはありますが離陸が8セルほど軽快ではないですし、
10セルの初期パワーを味わうと後半が実に物足りない。
その点8セルだと最後まで割と楽しめる感じがしたと思います。

(エスパーは)落ち着き無いですよね。私もそう思います。
飛行時間は慣れてくると長くなる・・・なんて事は言えないです。
実は私も初めのうちは600mAhで6分飛ばしていたんですが、
慣れてくるともっとパワーが欲しくなりスロットルをどんどん開けて、
最後は5分ちょっとでバッテリー切れになるようになってしまいました。
500mAhでは4分半です。中スロー主体なら7分ですけど。

TORII
やっぱりパワーが無いとダメなんですね。
10セルの感想は以外でした。
でも8セルだと後半も楽しめるというのは私も実感しました。
ということで、当分8セルで楽しみたいと思います。


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2001.07.30  
やっぱりあれが大ハズレ!   
27日(金)の夜はなんとか熱が出なかったので、モーター交換を行いました。
勿論新品モーターです。

スピコンも交換?とも思っていましたが、一つ一つ原因をつぶすためにも、
今回の交換はやめにしてMCR4Aで行く事にしました。
交換後電流値を測ってみたら、10.3A前後を示しています。
(27日にUPするのを忘れていたのですが、旧モーターの電流は6.2Aと首をかしげる値でした。)
回転数は6850rpmぐらいで、
本家QRPデータでは高周波スピコンで12.5A,7700rpmとなっていますので、
約15〜20%低いことになります。
これがスピコンによるものかはわかりません。
とにもかくにも、モーター交換によってパワーUPしたことは間違いないようです。
手で持って回した感じでも、引きが違いました。
と言うことで、
28日(土)にテスト飛行しました。
この日は風が強く飛行エリアにはお一人しかおらず、その方もエンジン調整のみでした。
とはいっても、折角早起き(AM5時)して来たのですから飛行準備です。
バッテリーをつないでペラの回転を測ると、昨夜同じ6850rpmぐらいです。
「これはいくっきゃ無い!」と風が弱くなるのを見計らって手投げしました。

すると、今回は力強く上昇していきます。
周回飛行で様子を見ましたが、安定性は小型電動機そのものですが、
強風・まき風に負けず何とか飛んでいます。(前回なら確実に墜落でした。)
ループも出来ました。
強風なので無理をしない飛行でしたが、時間には気をつけていました。
4分ほど経った所で着陸としましたが、
思った以上に伸びてしまいやりなおしをしましたが、無事着陸しました。

もう1フライトとも思いましたが、こんなときは必ずと言っていいほど壊しますので、
勇気?を持って終了としました。

飛行時間ですがフルパワー70%、中スロー30%で飛行時間は4分。
その後放電させて見たところ110mA残ってましたので、やはり5分といったところでしょうか。
後は飛ばし方次第ですね。
変わり映えのしない画像でスミマセン。 こんな土手斜面に下ろしてます。
こんな花が咲いています・・・。

亀嶋さん、HILLさん、ねこみんさん、Dragonさんはじめ、いろいろアドバイス頂きましてありがとうございます。
やはり前回の飛行はモーターが原因のようでした。
やっと出発地点に立てましたので、
またよろしくアドバイスお願い致します。

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2001.07.27
夏風邪を引いたらしく、ここのところ毎日夕方から夜にかけて体がだるくなり、
帰宅後は38度の熱が出てどうにもこうにもならない状態が続いています。
(翌朝にはなんとか熱は下がるので、仕事は休めず悪循環となっています。)

おかげで、エスパーのモーター交換・テストもままならないですが、
愛知の亀嶋さんからアドバイスのメールを頂きました。(亀嶋さんのHPは「飛行機を飛ばそう」です。

エスパー400は7セルよりも8セル、8セルよりも10セルが楽しく、
そして楽に飛ばせます。
私も試しましたが7セルは非力感が拭えず、
特に折りペラは推力は大きいのですが速度が出ないため、あまり向いていないようです。

では調子が良い(パワフル)だったセッティングは・・・
 いずれも高周波アンプを使用して、

ニッカド:8セル、500or600mAh
ペラ:E_Prop 8.5*5
ギア比:2:1
 飛行時間は600mAhで5分以上。スポーツマンパターンもOK。でもモーター寿命短い。

ニッカド10セル、600mAh
ペラ:E_Prop 8.5*5
ギア比:2.25:1
 飛行時間は5分以上。全てのパターンが8セルよりも大きくて楽。モーター寿命短い。
ギア比:2.5:1では8セルの上記設定と同等の性能になります。

モーター寿命はいずれも50フライトくらいです。
感覚としては最初の3分はとても元気で、それ以降も充分飛行できますが楽しさ半減。
今度モーターを新品に変えられるそうですが、
その前に試しにモーターそのままで上記の8セル仕様をためされてはどうでしょうか。
10セルよりもリーズナブルでパワフルフライトが楽しめると思いますよ。


TORII)
亀嶋さんアドバイスありがとうございました。
実際に飛ばされている方のお話は大変参考になります。
ニッカド8セルはぜひ試してみたいと思います。
モーターに関しましては中古品で、
どうもこれが今回の問題点のようです。
やはりモーターだけは新品に交換しようと思います。
また、受信機はMCR4AHではなく、MCR4Aだったようで、
MCR4AHより性能が・・・・らしいです。


2001.07.24
重量を測ってみました。
脚無しですが、
ニッカド別で394g、
ニッカド共で530g・・・・・。
どうもいろいろ聞いている中で最軽量の部類のようです。
(しかし、Kさんは素晴らしく軽量に作ったのですね。
これでMCR4AH受信機をやめて、軽量スピコン・受信機にしたら20gぐらい?は軽くなりそうです。
そうなると510g!
7セルでも十分な重量ですね。
他の方の重量を拝見すると、7セルで550〜600gのようです。
そうなると上昇も出来ないような飛行は、どこかおかしいと確信できます。

今度、7セル時の回転数と電流を測ってQRPのデータと比較し、
前回の飛行不調の原因を推測してみたいと思います。

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2001.07.23
どこかで見かけられた方もあるのでは?と思います。
大当たりの・その通りで、RC仲間のKさんから譲っていただいた機体なのです。

事の起こりは6月の末にスポーツ機の位置付けであった、
とりチップEPを着陸で引っ掛け廃棄してしまったことに始まります。
どうもFJZでの着陸は壊す公算が大きく、ちょっと小さ目のEP機が欲しくなってきました。
プレイリーEPも良いのですが540ダイレクトにしたため、元気飛行をさせるには無理があるのでした。
スクラッチも考えたのですが、
・今回はQRPのキットノウハウを見てみようと、
・また、スマイルも考えたのですが、
どうせ飛ばすならスポーツ性の高い方がいいと思いエスパー400にしました。
ところが、同時期に特製ギヤユニットの件でKさんとやり取りしていたら、
「剥製になっているから、あげるよ!」というありがたいお声を頂き、
謹んで頂く事になり7/8の電動機の集いの時に受け取りました。

勿論いつものクセですぐにメカ積みははじめませんでした。
じっくり眺めて悦に入っていました。

そうこうする内についにメカ積みを決意しました。
7月の連休に初飛行を計画しました。

エスパーの諸元は
全 長 690 mm
全 幅 960mm
主 翼 面 積 14.8 dm2
主 翼 翼 型
12% 厚 準対称プログレシップ
全 備 重 量 600g
ギヤダウン・ユニット 400BB ギヤダウン・ユニット(2 : 1)
モーター HYPER 400/35T-RV
プロペラ CAM9×5折リペラ
バッテリー 8.4v-500AR
RC装置 送信機:Futaba AM40Mhz
受信機:FUTABA MCR−4AH
サーボ:371×2
     3103×1

です。
カッコイイカラーリングですね。 裏側はこんな感じです。
機首部UPです。 水上機仕様のため、冷却口は上側です。
パイロットは山口智子? 土手着陸なので、足を外してカバーを取付


<7/22インプレ>
本来は
・モーター新品
・高周波スピコン
・ニッカドは10セル

で行うべきだったのでしょうが、
ケチケチ大作戦で手持ちの
・中古モーター
・低周波アンプ一体型受信機(MCR4AH)
・7セル500mAhニッカド
で行いました。
たぶんこれが大ハズレ!
(自宅でのテストでも「ちょっと引きが弱いかな?」と感じていました。)

初飛行は、7/22(日)いつものFJZです。
風が少し出てきましたが、スポーツ機ということもあって決行です。
自宅で充電してきてあるので、現場で追充電して準備完了。
各舵を確認して、モーターON!
回転が気になりますが、そのまま手投げしました。
機体は降下していくではないですか。
慌てずUPを引きますと、ゆっくり上昇していきます。
しかし、どうにも頼りない感じです。
エルロンを切るとクイッと傾きが変わります。
それと共に高度も下がり、アセアセ・・・。
やはりパワーが足りないようです。
旋回を終えて水平飛行で高度をとろうとしましたが、上昇していきません。
向かい風に乗ってやっと高度が取れる始末です。
また、エルロンも効きすぎのようで、落ちつきがありません。
それでもなんとか3分ほど飛ばしましたが、このままでは壊す公算が大きいと考え、
バッテリーが残っている間に着陸です。

着陸はいつもの土手斜面です。
足を外していたおかげで、まずまずの着陸でした。

5本ニッカドを持っていったのですが、
落してしまっては元も子もないので終了です。

(今後の課題)
イメージしていたパワーが無いにつきます。
原因は一つ一つつぶしていかなくてはなりませんが、
まず
1)新品モーターの交換とならし
2)スピコンの変更(低周波ー>高周波)

これでもパワー感がなかったら、
3)ニッカドの変更(7セルー>10セル)
4)ギヤ比の変更
ですね。

やっぱりケチケチ作戦では無理があったのでしょうか?
EPも金食い虫です。
10セルバッテリーを揃えると・・・・ア〜寂しいです。